滅多に刊行されることのない国のものだと、とりあえず買ってしまいます(汗)

岩波文庫からこんな新刊が出ました。

 

世界イディッシュ短篇選』です。欧米やフランス、イタリアなど翻訳が多く出版されている国の文学作品はそこまで追いませんが、こういう滅多に紹介されることのない国のものですと、何はともあれ買っておこうと思ってしまいます(汗)。イディッシュなんて、そうそう出されることはないでしょうし、品切れになったらしばらくは復刊もされないでしょうから、これは買っておかなければと思います。

イディッシュというと、以前、こんな本を買って読みました。

 

不浄の血』です。これは河出書房新社から出されたもので、イディッシュ語からの翻訳というオビの文章に惹かれて買ったのを覚えています。どちらも訳者は西成彦さんですね。

これら以外に、イディッシュの翻訳文学ってありますでしょうか? 新潮社の《クレスト・ブックス》や白水社の《エクス・リブリス》にもイディッシュの作品は収録されていなかったのではないでしょうか? だから、こういう機会に買っておかなければと思うのです。

いつもの場所にクセジュが!

今朝の朝日新聞読書欄です。

これまでもしばしば文庫クセジュを取り上げてくれている新書紹介コーナーに、今回も『100語でわかる色彩』が載っています。

 

著者は、エルメスなどのカラーアドバイザーを務めた方だそうです。エルメスと言えば、同じく文庫クセジュの『香水』もエルメスの調香師の方の著作です。こういった世界に興味のある方は二冊揃えてどうぞ!

そしてもう一つ、トクヴィルが取り上げられています。もちろん『アメリカのデモクラシー』がお薦めの本なのですが、いきなりではハードルが高い、という方も多いでしょう、そういう方には、こちらの二冊がお薦めです。

 

トクヴィルが見たアメリカ』と『トクヴィルの憂鬱』です。

わが家のシャンシャン、ではなかったけど……

昨日のテレビ「王様のブランチ」でも紹介され、新刊『読むパンダ』がよい出足のようです。是非書店店頭でお手に取ってご覧ください。

さて、本書が出来上がってきたとき、あたしが最初に開いたページは、末政ひかるさんの「『たれぱんだ』誕生秘話」の部分でした。「なぜ?」と聞かれたら「たれぱんだが好きだから」としか答えようがないのですが、たぶんたれぱんだが流行したのはあたしが高校や大学のころだったと思います。グッズを集めまくるようなことまではしませんでしたが、身近で使う文具などで、たれぱんだのものを持っていました。

上の写真は、もう20年以上使っているたれぱんだのキーホルダー型ライトです。キーケースに付けているのでケースの革の色が付いてしまって、かなり汚れていますが、20年以上このケースにくっついています。

 

そして上の2枚は下敷きです。裏にたれぱんだの特徴などが説明書風に書かれています。他にも、たれぱんだグッズを持っていたような気もするのですが、いまも手元に残っているのはこれくらいです。

似てる?

これは近刊『コンドルセと〈光〉の世紀』のカバーにも使っている、コンドルセの肖像です。フランスのウィキペディアに載っています。

で、この出来上がってきた本を見た同僚が一言、「ムロツヨシに似てない?」と。

確かに、似ていると言えば似ている、似ていないと言えば似ていない。でも見ているとだんだんとムロツヨシさんに見えてきます。

ちなみに、上の写真が、ムロツヨシさんの公式サイトに載っているモロさんの写真。この写真ですとそれほど似ているように感じないかも知れませんが、ムロさんの画像をググってみれば、かなり似ている写真も見つかるのではないでしょうか? くりっとしたつぶらな眼、それにちょっとぽっちゃり気味の輪郭、そんなところが共通点でしょうか?