揃えて欲しいです

ユルスナールが没後30年ということを書店営業でアピールしているのは、たぶんあたしの勤務先くらいでしょう。翻訳もほとんど他社からは出ていないし……

明日が命日なんですね。で、それを記念して復刊した『アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃』も間もなく配本です。既刊と並べるとこんな感じになります。

ここに写っていないユルスナール作品はUブックス版の『東方綺譚』だけですね。6点、いえ、7点揃えて店頭に並べていただけると幸いです。ちなみに、22日ごろ店頭に並ぶ予定の雑誌『ふらんす』の1月号もユルスナール特集です。

揃える、と言えば、このたび4冊目が刊行になるのが、Uブックスのサキです。ご覧のように、『四角い卵』で4点目です。これで一応とりあえずは打ち止めですかね。こちらはUブックスなので判型もお値段も手頃ですので、是非4点まとめてお買い求めいただきたいものです。

で、下の写真です。なんだかわかりますか? はい、ブックカバーです。

よーく見ると、わかるでしょうか? サキの作品です。1900年代の新聞に発表されたものだそうで、単行本未収録の作品だそうです。その紙面をブックカバーに仕立てたものです。

このブックカバー、明日の「はじめての海外文学スペシャル」の開催に合わせ、会場直下の書店、青山ブックセンター本店で、同書の先行販売を行ない、同店でお買い求めいただいたお客様に先着でプレゼントいたします。是非とも手に入れたい、という方は明日17日、青山ブックセンター本店へ!

昨日は長い一日で、今日は朝から筋肉痛

昨日のことを書きます。

朝は、いつもはだいたい4時前に起きます。3時半すぎ、45分とか50分あたりで布団から起き出します。しかし、昨日は3時ころに目が覚めてしまい、結局布団から起き出したのは20分ころでした。

そこからの朝の身支度はいつもどおり、6時ちょっと前に家を出ました。バスでJRの国分寺駅へ向かいます。バスを降りると、近くにタクシー乗り場があるのですが、これがいつになく人の列が長かったです。ふだんは朝の6時すぐにタクシーを待つ列などできていたことがありませんから、あたしは「忘年会帰り、始発で駅に着いてこれから帰宅かな?」と最初は思ったのですが、列に並ぶ人たちは、酔っ払っているようには見えません。

そして駅構内へ入っていくと、改札の前にもいつもより多くの人がいます。なぜか改札から中へ入ろうとしていないような雰囲気が伝わってきます。なんか、イヤな予感……

その改札の脇に、運行状況の知らせるモニターがあるのですが、そこに運転見合わせ路線の図が示されるのですが、見事に中央線が表示されています。しかし、さすがにこの時間ではホームが人で溢れるということもなく、とりあえずあたしはホームへ下りました。

毎朝、だいたいホームへ着くと同時に出発する電車が発車していくところでした。「なんだ、動いているじゃない」と思いつつ、いつも乗る電車(特別快速)を待っていると、構内放送で少し前に荻窪で人身事故があったという情報が……

それでも特別快速はちょっと遅れただけで到着しました。車内もそれほど混んでいるわけではありません。乗り込むと車内放送が、国分寺でしばらく停車するということを伝えました。それから待つこと30分。ようやく発車しましたが、その時点で車内はかなりの混雑になっていました。そしてダイヤが大幅に乱れているので特別快速ではなく、ただの快速としての運転に種別も変更となりました。

各駅もホームは入場制限をしているのか、人が溢れるというほどではありませんでしたが、乗り切れないほどの人がいたことは確かです。しかし、遅れ気味ではありましたが、途中でまた何十分も停まってしまうこともなく、およそ50分遅れで御茶の水へ到着しました。

普段であれば、国分寺出来で「人身事故、運転見合わせ中」という情報がわかった時点で即帰宅、今日はお休み、という判断をするのですが、昨日は朝から見本出し、午後からは書店二軒に行かなければならない約束があり、そして晩は勤務先の忘年会。休みわけにはいかない日でした。

朝からこんな状態でしたので、一日中体がだるく、既に疲労困憊でした。ふだんはもう少し空いた電車でスムーズに通勤しているのに、昨日は押しくら饅頭のような大混雑に、通勤時間も倍以上かかってしまい、物の見事に体力を奪われました。

満員電車の中の無理な姿勢が祟ったのでしょうか、今日は起きてから体中が痛みます。筋肉痛のようです。ふだん使わない筋肉を使ってしまったからでしょうか? 日頃の運動不足のせいもありますが、昨日とは違ったタイプの体のだるさを感じます。

さあ、今日もこれから午前、午後とイベントのダブルヘッダーです。

 

年末年始用だけど……

720mlの日本酒が4本。

左から二つ目「ぶなの露」以外は、飲んだことのないお酒です。いまから楽しみなのですが、下手をすると、年内で飲みきってしまう、かもしれません(汗)。

「ぶなの露」以外の酒はどんな味なのでしょう?

一つ足りない! いや、一応、三か国語揃ってます!

TBS系のクイズ番組でミスがあったようですね。番組の公式サイトでも訂正とお詫びが掲載されています。

バルト三国ですか。もちろんクイズ番組で間違えてはいけませんが、そもそも日本人のどれくらいがその三か国の名前を言えるのでしょう? いや、それ以前に、バルト三国がどこにあるのか、白地図上で示せる人がどれだけいるのか……

で、とにもかくにも正解はラトビア、エストニア、リトアニアの三国なのですが、あたしの勤務先から出している諸外国語のシリーズ《ニューエクスプレス》はそのうちの二つを出しているんです。

 

ニューエクスプレス ラトヴィア語』と『ニューエクスプレス リトアニア語』です。惜しいですね、あとエストニア語があれば揃ったのですが……

ただし、《ニューエクスプレス》の特別編、『ニューエクスプレス・スペシャル ヨーロッパのおもしろ言語』にはエストニア語も収録されていますので、一応は諸外国語の出版社としてのメンツは保てたと思います。

今年は、こういう本が売れたのね!

今年も残すところわずか、といったセリフがあちこちで聞こえてくる今日この頃。「今年の年間○○○」といったランキングがいろいろと発表されています。

本来、今年のランキングを出すのであれば、年が明け、12月末までの成績がはっきりしたところで発表すべきではないかと思うのですが、なぜか年内に発表されるのが通例ですね。

というわけで、あたしも作ってみました。2017年のベスト30です。11月までの成績ですので、12月で更に変動が起きるのか、ちょっと楽しみではありますが……

一般書篇と語学書篇とに分けてあります。正確に書店での売れ数を把握するのは不可能なので、「出品-返品」で順位を付けています。ですので、やはり新刊が強いですね。語学書は、定番商品が安定して売れているのがわかります。

自分の印象よりも実際には売れている商品、思ったほど順位が上ではなかった商品などが散見されますが、こういうのを眺めているのも楽しいものです。

今日の配本(17/12/14)

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英語ができるわけでもないのに、大谷選手の「二刀流」を「Two Way」と英訳されていることが腑に落ちないあたしって……

大谷翔平がLAエンジェルスに入団したというニュースで、現地の記者会見などを見ていると、大谷の代名詞である「二刀流」を「Two Way」と訳しているのが気になります。

確かにそれで合っているのでしょうが、「二刀流」という言葉から感じる雰囲気と言いますか、真剣さと言いますか、何かが抜け落ちてしまっているような気がします。

「Two Way」と聞くと、何やら日用品がこれとあれ、二通りの使い方ができますよ、というようなときに使われるイメージがあって、確かに球団や監督からすれば「投手とバッター」という二通りの使い方ができる選手、ってことなんでしょうけど、何か腑に落ちません。

だからといって、映画を使いこなせるわけでもないので、「二刀流」の訳にふさわしい英語を思いつけるわけでもないし……

これって、英語のできる日本人の方、違和感をお持ちではないのでしょうか?

今日のネクタイ~壹佰叄拾陸本目~緑と呼ぶか、グリーンと呼ぶか?

今朝の星占い、あたしのかに座はラッキーカラーが緑でした。ちなみに、ラッキーアイテムはリストバンドとありましたが、手首は特に痛くもないので、色だけで運気を上げようと思います(汗)。

というわけで、本日のいでたち。

ブラウスも緑を基調としたペイズリー、そして緑色のネクタイ。バックも、緑色な本が並んでいるわが家の書架の前。

ちなみに、緑色の本は中華書局の「評点本二十四史」です。左側に写っている黄色い本は、同じく中華書局の『資治通鑑』です。

ネクタイは、サンタクロースです。ちょっと早いですが、街中がクリスマスな雰囲気に溢れていますので、あたしがネクタイでサンタをまとっても別に構わないでしょう。

毎年、この時季にしか締められないネクタイなので、たまには日の目を見せてあげたいものです。

で、今日は更に念を入れて(?)、靴下まで緑にしてしまいました!

あっ、イマドキの若い人は「靴下」なんて言わずに「ソックス」と言うのかしら? そういえば、ここまでずーっと「緑」って言ってきましたけど、これも「グリーン」って言う方がよいのかしら?

とうとうNHKに!

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今日の配本(17/12/12)

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