新刊も刊行されたので改めてパク・ミンギュ推し!

先週の関西ツアーの最終日のいでたちです。

ブラウスに埋もれるようなネクタイ、って感じですね。

 

晶文社からパク・ミンギュの新刊『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』が刊行されたので、パク・ミンギュを中心に韓国文学を盛り上げようと思ってのチョイスです。

えっ、パク・ミンギュといったら『カステラ』じゃないの? というのが世間一般の意見でしょうか? 確かに、日本翻訳大賞を受賞した『カステラ』はよく売れたようですし、日本でパク・ミンギュの名前が一気に知れ渡ったきっかけになった作品です。

でも『ピンポン』だってよく売れたんですよ、いや、今もまだ売れています。

というわけで、上の写真のネクタイなわけです。

ちなみに、京都の四条河原町にあるブックファースト京都店では文芸書コーナーで韓国文学フェアが開催中でした。担当者さん曰く、アジア文学フェアをやろうと思ったら韓国文学だけで本が集まりすぎたので、とりあえず韓国だけでやることにした、とのこと。この後、はじめての海外文学フェアを挟んで、台湾・中国文学のフェアもやりたいとのことでした。

幻の銘酒ということはないと思いますが……

関西ツアーの最終日。もう夕方。あとは新幹線に乗って帰京するだけ。

ということで、夕食を食べるには早いし、かといって帰宅してからだと遅くなるので、新幹線車内での夕餉になります。金曜の上り新幹線は間違いなく混んでていて、ほぼ満席になるので、隣に他人がいる席で食事をするのは、気まずいとは思いませんが、なんとなくイヤなものです。別に臭いの強いものを食べるわけではありませんが、落ち着かないものです。この気持ち、わかっていただけますでしょうか?

で、時間的には、新幹線に乗ってすぐに食べるというよりも、恐らく京都、名古屋を過ぎてから食べるくらいがちょうどよい時間帯なので、冷めても美味しくいただけるものを梅田の百貨店の地下、惣菜コーナーで物色しました。ホテルに泊まっているときは阪急百貨店で買うことが多いので、たまには趣向を変えて、まずは大丸を見てました。

京都四条の大丸は、美味しそうなお弁当がたくさん並んでいて、何年も前に京都から帰京するとき、そこで和風弁当を買って新幹線車内で食べたのですが、とても美味しかった記憶があります。同じ大丸なら、よさげな惣菜弁当があるのでは、と期待したのですが、その前に、「そうだ、お酒、買って行こう」と思い立ちました。

京都ならまた違った選択肢も考えられますが、大阪へ来たらあたしはこれです、天野酒。ネットでも買えますし、買ったことありますが、せっかく大阪へ来たのだから、大阪の百貨店で買っていこうと思ったわけです。

しかし、この天野酒、大丸では取り扱っていないようです。というよりも、大丸の日本酒売り場は広くなく、品数も少なくて、大阪の酒と言うよりは全国の銘酒を取り揃えている売り場でした。これでは仕方ありません。弁当も選ばずに、阪神百貨店へ向かいました。

天野酒、梅田では阪神百貨店で売っているのを知っていました。と言うよりも、大丸と阪急百貨店では取り扱っていなくて、梅田では阪神百貨店でしか買えないのです。なんども梅田に来ていて、百貨店の酒コーナーを見ているので知ったのですが、この天野酒って、大阪へ来たからといってどこででも気軽に買えるわけではないようですね。もちろん東京で常時扱っているところは知りません。

なんだかんだありましたが、阪神百貨店には天野酒がありまして、「吟醸 吉祥」と「大吟醸 天野酒」が置いてありました。前者はこれまでも関西ツアーで買って帰ったことがありましたので、今回はちょっと奮発して後者、大吟醸を買いました。ご覧のように函もちょっとお高そうな雰囲気です。

取り出してみますと、函と同じようなデザインのラベル。こちらもゴージャスな雰囲気を醸しだしています。口あたりはとてもよいです。さすが、天野酒です。