コラボフェアが花盛り?

最近は、書店店頭で数社合同のフェアというのが目に付きます。2社での対抗フェアのようなものもあれば、4社か5社くらいで一つのテーマの本を集めたフェアなど、やはり一社は単独のフェアよりも読者の目を惹くし、売り上げも上がるのでしょう。

ただ、フェアと銘打つからには、そこそこの規模、アイテム数が揃わないと難しいものです。「これとこれならコラボできるけど、それだけだとフェアにならないよね」と、もどかしい思いをすることもあります。なので、たまたま思いついた東京大学出版会とのコラボです。

 

まずは『国宝の政治史 「中国」の故宮とパンダ』と『パンダが来た道 人と歩んだ150年』です。中国外交とパンダという切り口です。

 

もう一つが『ケインズとその時代を読む 危機の時代の経済学ブックガイド』と『ケインズを読み直す 入門現代経済思想』です。こちらはタイトルからして似ていますので、説明の必要はないと思いますが……

たまるばかりで観る時間が……(^_^;)

スカパー!の中国語放送「CCTV大富」はいろいろな番組を放送していますが、現在は「康熙王朝」という歴史ドラマを放送しています。言うまでもなく、清朝の最盛期の皇帝・康煕帝のドラマです。

このドラマが10月に放送終了になるようですが、その後は清朝の皇位そのままに雍正帝のドラマが始まるようです。これはこれはまた楽しみなドラマですが、サイトには情報が載っていません。残念。

その一方、「東方-毛沢東と新中国-」なんていうドラマも、10月にはスタートします。

このように「CCTV大富」は中国語の勉強だけでなく、歴史好きにも興味深い番組を放送しているのですが、スカパー!の番組ガイドでもあまり大きく取り上げられていませんし、頼みの綱のウェブサイトもやや貧弱です。

日本人の好みを反映してか、地上波にせよBSニセよ、そしてスカパー!にせよ、韓流はかなり放送されていますし、取り上げ方も大きいですが、華流については、台湾も含め(台流と言うのでしょうか?)、取り上げられ方にかなりの開きがあります。

 

せっかく『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 最新版』『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2018年版』なんて本(ムック?)も出ているのですから、もう少し取り上げ方とか、ウェブサイトも充実させて欲しいものです。

で、こういった中国ドラマをHDDに録りだめてあるのですが、まるで観る時間がありません。中国ドラマって、日本の10回くらいで終わるドラマと違って、数十回放送されるのがザラです。まさしく大河ドラマです。見始めたら一つの度ドラマだけでも一日や二日では終わらないでしょう。

さて、そうしたものか? 老後の楽しみでしょうか?

テレビはどれだけ操作をしているのでしょうか?

安室奈美恵の引退のニュース。

あたしは、別に安室奈美恵が好きでも嫌いでもないので、「ああ、そうなの?」というくらいの感想しか持ちませんし、「とかなんとか言って、一年か二年したら復活なんてことになったりして」と意地悪く思っている人間です。が、テレビの街頭インタビューを見ていると、「悲しい」とか「残念」とか、そういった声が多いのに驚きます。

が、この街頭インタビューって、どれくらいの人に聞いた結果なのでしょうか? そりゃまあ、たいていの人はあたしみたいに天の邪鬼ではないでしょうから「残念ですね」「ちょっと悲しいです」といったコメントをくれるのでしょうけど、放送で使えそうな熱いコメントをしてくれる人が果たして何人いたのか……

テレビで使われているのは、せいぜい数名、4名から5名ですよね。それだけのコメントを取るのに何人にインタビューをしたのでしょう? 何十人にも聞いて、ようやく使えそうなのが数名では「街には悲しみの声があふれている」とは言えませんよね。そうすると、テレビ番組はかなりの操作をしているということになります。

そんなことを思っていたら、そういえばかつて自民党がテレビ朝日やTBSは偏向報道をしていると噛みついたことがあったのを思い出しました。あれも、街頭インタビューでは自民党に大反対しているようなものばかりを放送しているが、自民党支持派だってインタビューをした中には相当数いたはずだ、という理屈だったと思います。

安室奈美恵の場合のあたしの印象というか予想が当たっているなら、自民党の場合だって同じようなことが行なわれている可能性があります。ただ、あえて言うなら、マスコミというのは政府批判が役割の一つでもあると思うので、ある程度政権与党に厳しい意見に偏って報道するのは仕方ないのではないかと思いますが……

で、実際のところはどうなのでしょう? 使えないインタビューが大多数なのではないでしょうか?