こんなところに紹介が!

これまでも時々ですが、あたしの勤務先の刊行物が紹介されることがあった、UCカードの会員誌『てんとう虫』。その最新号が届きました。

「国語辞典を読もう」という特集ですね。ちょっと興味深いです。

毎号ある、書籍の紹介ページがこちら。映画紹介などと共に読者プレゼントもあったりしますが、上のような感じで毎号書籍が紹介されています。

その中に見覚えのある書籍が! 『続・寂聴伝 拈華微笑』です。

 

同書に興味を持たれた方なら、前著『寂聴伝 良夜玲瓏』も是非どうぞ。

選択肢

昨日の朝日新聞読書欄で『社会契約論』が紹介されました。社会の授業でたいていの日本人が習う、あのルソーの著作です。そして書影で取り上げられたのが、なんと「Uブックス版」でした。なので、今朝からファクスや電話で同書の注文が引っ切りなしです。

ただ、『社会契約論』って真っ先に思い出すのは「Uブックス版」でしょうか? いや、それはそれでとてもありがたいことなのですが、普通は「岩波文庫版」だと思うのです。あるいは昨今なら「光文社古典新訳文庫版」ではないかなあ、と思うのですが、如何でしょう?

 

あえて「Uブックス版」なのは、文庫よりも判型が大きいので読みやすいということでしょうか? だとしたら「中公クラシックス」も新書サイズです。

ということは、やはり翻訳が優れているということなのでしょう。あと『社会契約論』のみであるというのもアドバンテージなっているのでしょうか?

4Kをどうするか

先日、自宅のスカパー!光のチューナーを変更しました。レンタルしている機器なので機種変更といった感じです。

こんどのチューナーは4K対応モデルです。ただし、わが家には4Kテレビなどありませんので、4Kの番組が見られるわけではありません。4K番組は通常のテレビでは視聴不可なんですね。4Kでないだけで、見ることはできるのかと思っていましたが、視聴すら不可能のようです。

4Kの番組は増えてきているので、4Kテレビも購入検討の余地はあると思います。これからの時代、4Kが主流になっていくのは理解できますから。ただ、果たして買い時はいつなのか、というのが気になります。

ドンキの4Kテレビがバカ売れしたというニュースも少し前に流れていましたが、テレビを買い換える人であれば、迷うことなく今なら4Kなのでしょうか? 値段もかなり安くなってきているようですし……

ただ4Kに飛びついたと思ったら時代はあっという間に8Kになっているのではないかという不安もありますし、上に「安くなってきている」とは書いたものの、それでも数十万円の出費は大きなものです。

そもそも4Kの特性を活かすのであれば、50型以上、60型クラスを買わないと意味ないのかも知れませんが、そんな大きなテレビが置けるようなスペースはありません。現在のわが家のハイビジョンテレビは47型ですから、50型はともかく、60型クラスとなると相当な違いになることはわかっています。

第一、いま見ているテレビは、特に壊れているわけでもなければ不満があるわけでもありません。映画やドキュメンタリーもしばしば見ますが、昔の映画やドラマを見たときでもなければ、現在の画質が見づらいという感じは受けませんので、ハイビジョンで十分だとも思います。

と、こうして悩んでいるうちに次から次へと新製品が発売され、「思い立ったときが買い時」という法則が永遠に続くのではないかと思います。とりあえず、4チューナーKは将来への備えとして、懐具合も考えると当面は見送りの公算が大です。

共通するところはあるけれど

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2017年8月19日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

「明」的なもの、あります

習近平と永楽帝』を読み始めたので、自宅にある「明」的なものを捜してみました。

まずは基本中の基本図書『明史』です。

写真は中華書局の評点本二十四史シリーズの『明史』です。『史記』から『清史稿』まで揃っています。『明史人名索引(上・下)』もちゃんと揃えています。他には、いわゆる影印本ですが、『武英殿本二十四史』も所持しております。

続きましては永楽帝の事績の一つ、『永楽大典』です。これは北京の瑠璃廠の中国書店(だったかな?)で買いました。この両隣にチラリと見えるのは左が『図説中国の歴史』(講談社)という日本の本ですが、右側は『説郛三種』という中文書(中国で発行された書籍)です。「上海古籍出版社」と書いてありますよね? 中華書局と並ぶ出版社の一つで、その名の通り、古典籍などを主に刊行している出版社です。

というわkで、タイトルの「明」は「メイ」ではなく「ミン」とお読みください。

2017年8月17日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

一緒に並べていただけますか?

書店店頭で、短歌研究社から最近刊行された『塚本邦雄全歌集』第八巻を見かけました。帯には全八巻とありましたので、これで完結なのでしょうか?

たぶん、この全歌集を購入していらっしゃる方なら『わが父塚本邦雄』は既にご存じのはずでしょう。が、歌には興味あるけれど、作家個人には特に興味を抱いてこなかった方にも、息子の目から見た父の評伝は一読の価値ありではないでしょうか?

また『文豪と暮らし〜彼らが愛した物・食・場所〜』という本を見かけました。この中で特に「食」に興味を持たれた方なら、『文豪の食卓』にも興味を持たれるはずだと思います。

 

あるいはちょっと視点を変えて『日記で読む文豪の部屋』などはいかがでしょうか?

なんとなく気になるイベント

紀伊國屋書店新宿本店の壁に貼ってありました。

あたしもちょっと気になっている新刊『ナチスの「手口」と緊急事態条項』の刊行記念トークイベントですね。石田勇治さんは『過去の克服』をはじめ、あたしの勤務先でもたいへんお世話になっています。

 

こんどの新刊同様、このトークイベントもとても興味深いですね。

お次はフクロウのフェアのようです。いや、写真撮影会でしょうか?

あたしの勤務先とフクロウって、一見すると何の関係もないようですが実は『フクロウ その歴史・文化・生態』なんていう本を出しているのです。著者はあのデズモンド・モリスです。

このイベントに来るような方は、言わずもがな、既にこの本は持っていますよね?