またしても岩波書店の吸引力にやられてしまいました

昨日のダイアリーで、世田谷の成城堂は岩波文庫や岩波新書の宝の山だと書いたばかりですが、こんどは都心のブックファースト新宿店です。

ご覧のように岩波書店の蔵出し本フェアをやっています。9月上旬までのようです。

蔵出しと言うからには在僅本のフェアかなと思いましたが、意外と最近のものも並んでいました。が、そんな中、ちょっと珍しいものもチラホラ……

というわけで、またしても買ってしまいました(汗)。

もー、岩波書店のバカ、バカ!

フィーバー?

朝日新聞夕刊に、いろいろと載っていました。

 

まずは松尾スズキさんの戯曲『業音』です。書籍も店頭に並び始めたところだと思います。

続いては温又柔さんのインタビュー記事。惜しくも芥川賞は逃しましたが、その立ち位置から紡ぎ出される作品は今後も日本人とは何かについて考えさせるものだと思います。

最後は短大の記事。

一見すると何の関係もなさそうですが、記事中に『消えゆく「限界大学」』という書名が出て来ます。はい、そうです。あたしの勤務先の刊行物です。

それにしても、一度にこれだけ自分の勤務先関係の記事が載るなんて……

まさに、フィーバーです。

って、その表現が古いですか?

地方だけの問題なのでしょうか? 都会だって深刻な地域があるんですよ!

朝日新聞の一面にこんな記事が!

ページをめくると更に関連記事も載っていました。

書店が一つもない自治体という記事、これまでにも何度か載ったことがあるような気きもしますが、改めて一面に出した意味は奈辺になるのでしょう?

それはともかく、自治体で数えるのもいいですが、人口比ではどうなのでしょう? 東京では銀座から新橋にかけて書店がほぼなくなってしまいました。人口比で考えるとかなり深刻な問題です。

それに東京をはじめとした大都市では、駅前再開発などがなされると、もう新しいビルには家賃が高すぎて書店は出店できないという問題もかなり深刻だと思います。書店が減っているというと地方ばかりがクローズアップされますが、都会も実は深刻な地域があるということです。

単純に本に触れる機会ということであれば、図書館の充実度も合わせて考えないと不公平な気もしますし、形としての本ではなく中味としての本について考えるなら電子書籍についても顧慮しないと、やはり中立ではないような気もします。

書店が街にないなんて……

という記事はしばしば目にしますが、結局、本屋に限らず、その商店の商売が立ち行かなくなったのは地元の人が利用しなかったからですよね。冷たく言ってしまえば、自縄自縛なんだとも思います。

だから、書店を復活させたからと言って、結局街の人が利用しなかったら数年後、否、数ヶ月後にはまた閉店するのは目に見えていると思います。となると、地方をどうするか、均衡ある国土の発展とはどうあるべきか、そんなことも考えないとならないのかな、という気がします。

いつの間にか鳥の会社?

今朝の朝日新聞に載っていた小さな記事。

オオタカという文字を見ると、反射的に『オはオオタカのオ』を思い出してしまうのは職業病でしょうか?

それにしても、いつの間にか鳥に関する本が出ていたのですね。しかもすべて猛禽類!

  

勤務先のロゴマークはニワトリなので猛禽ではないですが……(汗)