今日の朝日新聞の夕刊です。気になる記事はブータンの記事ではありません。その上です。
アネロのリュックのことです。似たようなものも含め、本当によく見かけます。
って、あたしも持っています。使っています。で、妹や義弟(妹の旦那)にも買ってあげました。
あたしってやさしい?
今日の午前中は健康診断でした。
毎年この時季に受けていますが、前の晩は軽めに済ませ、午後9時以降は飲食禁止。今朝も飲食禁止でしたけど、空腹感は別に問題ないです。あえて言えば、お茶が飲めないのがツラいです。昨晩に関しては、たいてい9時には寝てますので、9時以降の飲食禁止も別に苦ではありませんでした。
さて、健康診断で最大の敵(?)はバリウムです。あれ、毎回全部は飲めません。ゆっくり飲んでるんですが、いい加減、技師がしびれを切らして「カップを置いてください」というので、実際には3分の1くらいは飲み残しています。
ただ、昨年あたりから気になるのはバリウムではなく問診の方です。一通り検診を受けた後に診察があるのですが、あらかじめ書いておく問診票に「体調が悪い」とか、「立ちくらみがある」とかチェックを入れておくのですが、医者から一切聞かれません。すべてスルーされます。そんなんで、よいのでしょうか?
さて、午後はどうしましょう? バリウムを流すための下剤を飲んでいるので、あまり外出はしたくないのですが……
書店店頭に並んでいました。
「週刊 東洋経済」の増刊『本当に強い大学2017』です。やはり2018年問題を控え、大学の生き残りは深刻なようです。
また安倍首相が経団連創立70周年記念パーティーでしたあいさつの中で、やはり地方大学の許可について触れていたそうです。国を挙げて大学問題に取り組むつもりなのでしょうか?
でしたら、手始めに首相みずからが『消えゆく「限界大学」』などを読んだら如何でしょう? あたしはそう思います。
中公新書の『応仁の乱』が人気です。いまだに売れ続けているようです。本屋へ行くとたくさん並んでいます。
ところが、そのすぐそばに『マンガで読む応仁の乱』という文庫本が並んでいるのを見つけました。「応仁の乱が人気なので、すぐにこういう二匹目のドジョウ狙いの本が出てきたか」と思ってよく見ると、作者はなんと石ノ森章太郎です。
いや、石ノ森章太郎はとっくの昔に亡くなっているはず、今回のブームに乗って新作なんて書けるわけがありません。と思って手に取って見ると、なんとそれは中公文庫版の「マンガ日本の歴史」の第22巻、『王法・仏法の破滅-応仁の乱』でした。もちろん作画は石ノ森章太郎です。なんのことはない、もともとあった文庫に、ほぼカバーと同じ大きさの帯を掛けただけなのです。
ズルい、と言うよりは、ウマい、という感じですね。でも、パッと見たお客様がその場では買わずに他のお店に行って買おうと思い、「文庫サイズで、マンガで読む応仁の乱ってありますか?」と聞いても、そんな本ありません。検索しても出て来ないのではないでしょうか?
しかし、面白いもので、中央公論新社のウェブサイトで同書を検索すると、上のような画像が現われますが、アマゾンで検索すると上のようにほぼカバーと同じ大きさの「オビ」が掛かった画像が表示されます。