今朝の朝日新聞の内田樹の記事。
彼が天皇主義者になったという宣言です。そこで思い出したのが、つい最近読んだ『天皇125代と日本の歴史』です。
同書の中で、幕末の時期、徳川慶喜ら幕閣の方が天皇を崇敬していたのであり、維新を主導した薩長の下級武士たちは天皇を駒くらいにしか考えていなかった、とありました。
ほんの150年くらい前のことですが、いまも変わっていないのではないかと感じます。
今朝の朝日新聞の内田樹の記事。
彼が天皇主義者になったという宣言です。そこで思い出したのが、つい最近読んだ『天皇125代と日本の歴史』です。
同書の中で、幕末の時期、徳川慶喜ら幕閣の方が天皇を崇敬していたのであり、維新を主導した薩長の下級武士たちは天皇を駒くらいにしか考えていなかった、とありました。
ほんの150年くらい前のことですが、いまも変わっていないのではないかと感じます。
今朝の朝日新聞で芥川賞と直木賞の候補作品が発表されていました。
そんな中、芥川賞の候補の中に温又柔さんの名前があるではないですか!
温又柔さんと言えば、『台湾生まれ 日本語育ち』でしょう。受賞されたら更に売り上げが伸びそうです。って、取らぬ狸の皮算用は慎まないといけませんね。
そして同じく、朝日新聞のテレビ欄。
なんとそこに「中村屋のボース」の文字が! たぶんこの番組を見た方はボースに興味を持つこと必死、きっともっと知りたくなるでしょう。
朝日新聞にアイヌに関する記事が載っていました。
アイヌに関する本はそれなりに刊行されていますが、やはりまずは言葉ではないでしょうか? なので、まずはこちら、『ニューエクスプレス アイヌ語』がお薦めです。
言葉にはそれを使う人たちの考え方とか文化とか、社会の有り様が反映されているものだと思うので、やはりその文化や社会に対する理解を深めようと思ったら言葉の勉強は疎かにはできないでしょう。
そして、アイヌだけではありません。
乃木坂46がタイ観光をPRです。こちらもやはり、言葉が肝心です。
ならば『ニューエクスプレス タイ語』や『今日からタイ語!』がお薦めです。
やはり、言葉と言ったら白水社でしょう!
今朝の朝日新聞に筑摩書房の大きな広告が載っていました。
その中の一冊に目が留まりました。筑摩プリマー新書の一冊『高校図書館デイズ 生徒と司書の本をめぐる語らい』です。
タイトルにも惹かれましたが、その著者名に見覚えがあるなあと思ったら、そうでした、少し前の『人文会ニュース』に寄稿していただいた成田さんだったのですね。
筑摩書房も人文会の仲間ですから、この業界は狭いのか広いのか……(笑)
梅雨というのに雨はあまり降らず、いや、先週の東京はかなり天気が悪かったようですね、あたしが関西にいて雨に降られなかったので、なんとなく雨の少ない梅雨という印象が強いのですが、とにかくそのせいで、暑いというよりは寒い休日です。そんな日のホラーはこちらの2本。
まずは清水崇監督の「7500」です。アメリカ映画ですが、清水崇監督なので日本映画と言ってもよいのか、どうなのでしょう?
内容は東京へ向かう旅客機7500便の中で起こるホラーです。
若干閉所恐怖症、それとも飛行機が苦手なのでしょうか、そんな胡散臭い男性が発作を起こして機内で死んでしまいます。その後、乱気流に巻き込まれた飛行機は酸素マスクが下りてくるほどのパニック状態。辛うじて乱気流をやり過ごし、機内の気圧も安定したところへ、おかしな現象が続くようになります。怪現象というやつですね。
最後はネタばらしになりますが、事実は最初の乱気流で気圧の低下、酸素の不足により、機内の人は乗務員も含め全員死亡、機体は自動操縦でとりあえず飛び続けているという状態。主人公らは自分が死んだことに気づかずに浮遊している霊だったというオチです。だから、この世(未来)への未練がなくなった者から消えていくわけです。
たぶん、作品中にもありましたが、このまま燃料がなくなって太平洋かどこかへドボン、乗員乗客全員既に死亡していたという事項調査補酷が出されるのでしょう。オチとしてはありがちで、ホラーと言うよりはミステリーという作品でした。
続いては「ミラーズ 呪怨鏡」、ロシアのホラーです。
子供たちが鏡から悪霊を呼び出すという、コックリさんのような遊びをしたのですが、そこから恐怖が始まります。くだらない都市伝説の類かと思っていたら、本当に鏡の中には悪霊がいたのだということで、子供たちが次々に殺されます。
そして主人公の12歳の少女の番。今は離婚した母と暮らしていますが、娘の様子がおかしいと元妻からの連絡を受け、最初は思春期特有の症状ではないかと疑っていたものの、次第に悪霊の存在を信じるようになり、遂には娘を助けようと懸命に奮闘します。
この問題にくわしい男と連絡を取り、後半は協力して娘を助けようとするのですが、そもそも悪霊の正体というのが、自分の利益のために孤児院を開いた女性(手当か補助金だかをもらったら孤児たちを殺していた)の犯行が見つかり生き埋めにして殺された、という事件があり、その女の怨念だというのです。
いや、待ってください。怨念って、世の不条理に恨みを抱いて死んだ者の専売特許では? このような自分が悪いことをした人間が恨みを抱くと言われても逆恨みなんではないか、と言いたくもなります。それに、その女の怨霊がどうして鏡の中に潜んでいるのか? 細かな部分では納得できなところもあります。
最後、娘を臨死状態にして悪霊を追い出し、その後娘を再び蘇生させるという方法を採るのですが、悪霊が娘からなかなか出て来ないのに業を煮やした父親が自分に乗り移させます(最初はそばに置いておいたネズミに乗り移させる予定だった)。が、乗り移ったはいいものの肉体を乗っ取られそうになった父親を見て、協力者の男が更に自分に乗り移させます。この男も主人公の少女と同じような状況で息子を亡くしていたのです。
自分に悪霊を乗り移させた男は、自分に毒を注射して自殺、それによって悪霊を滅ぼそうとしてジ・エンド、となるところ、そばにはネズミがちゃっかりいて、なんとなく悪霊はネズミに乗り移って次のターゲットを探しているのではないかという予感を与えます。エンディングでも悪霊は滅びていないような謎を含んだシーンを残して終わります。
うーん、怖いと言えば怖いし、怖くないと言えば怖くない、なんか見たことあるような作品です。親子の状態で悪霊を退治、離婚中の両親もこの騒動で復縁、よくあるホラーの構図ですね。上にも書いたように、鏡と悪霊との接点がわからないのと、仮にそれがあるとしたら、どの鏡にも悪霊がいるというよりは、悪霊が取り憑いている鏡という設定の方が怖かったのではないか、という気もします。まあ、それだとその鏡さえ壊せば一件落着というストーリーが見えてしまいますが。
さて、この手の映画ですと主人公の少女が美少女というのが定番だと思いますが、この作品の場合、ブスではないですけど、それほど美少女とも言えない感じでした。むしろ主人公の母親が、旦那にはもったいないくらいきれいな人でした。
昨夜の、異例の開催方法となったAKB48の選抜総選挙。
あたしは乃木坂46のファンですが、決してアンチAKBではなく、乃木坂46が出来る前はAKB48のファンでしたから(今もファンか?)、やはり興味はあります。ただ、このところの指原一強時代は、今年も暗に指摘(批判?)しているメンバーがいましたが、アイドルではなくバラドル、タレント的な臭いがして、如何なものかと思ってはいました。
だから、今回こそはまゆゆのリベンジ、有終の美を飾って欲しかったと期待していたのですが、やはり指原の壁は厚かった。票数もかなりの隔たりがありますね。乃木坂派、アンチAKBの中には、指原を象徴とするAKBが下品な路線に向かえば向かうほど清純路線の乃木坂の人気が上がるからこの総選挙の結果はよいこと、と見做す人もいるようです。でも、世間一般からすれば所詮は同じ秋元グループ。アイドルがそういうものだと見られるのはどうなのでしょう?
NMB48のりりぽんの結婚発表が衝撃でしたが、批判も相当渦巻いていますね。運営側がどうしてあそこでの発表を許可したのか? たぶん須藤個人は素直なよい子なのではないかと思います。自分の気持ちに正直に、だから生放送・生中継の場を借りて、一切の編集もされずに自分の気持ちをファンに伝えようとしたのだと思います(←あたしって性善説すぎます?)。とはいえ、スキャンダルならいくらでも言い訳のしようがあるでしょうが、自分から結婚すると言ってしまっては、これまで応援してきたファンの気持ちはどうなるのでしょう。特に、総選挙というファンの気持ちを表わ巣セレモニーの場なのですから。ネットの意見にもありましたが、結婚(そして卒業でしょうね?)がとっくに決まっていたことなら総選挙は辞退するのが妥当だったのではないかと思います。
それにしても、まゆゆ、残念。
投票もしてなければ投票資格もないあたしには、まゆゆに一位を「取らせる」という言い方はできませんが、指原的な流れに対するアンチテーゼとして、今年こそ一矢報いて欲しかったと思っていたファンは多いでしょうね。それにまゆゆは乃木坂46ファンの間でも指示されている稀有な存在ですから。いくちゃんのピアノ伴奏で歌った「君の名は希望@AKB紅白」は圧巻でしたね。
で、思うことは、国政にせよ、AKBにせよ、どうして日本の選挙は一強を生みだしてしまうのか?
長いものに巻かれる日本人の心性、この数年窮まれり、というところでしょうか?
京都大学生協ブックセンタールネにこんな棚がありました。
大学問題を大学生協で考えるのですね。もちろん、こういうフェアなら、あたしの勤務先の『消えゆく「限界大学」』は外せないでしょう。ちゃんと並んでいます。ありがたいことです。
さて、今回の関西ツアーの中では、京都でやっている謝恩フェアの書店を激励訪問するというイベントもありました。そして晩には書店の方と訪問ツアーに参加した出版社のものとでちょっとした懇親の会が行なわれました。
会場は「祗をん八咫」というお店。
メニューは上記の通り。とても美味しく、そして楽しいひとときでした。
関西ツアーの疲れを癒すにはホラー映画でしょうか?
というわけで、録っておいた「のぞきめ」を視聴。主演は元AKB48の板野友美です。別に彼女のことは好きではありませんが、とりあえずホラーということで……
ホラーとして怖かったかと問われると、それほど怖くはありません。ショッキングな描写はほぼ皆無、グロテスクな描写も目を背けたくなるほどのものではありません。
ホラーと言いつつ、むしろ惨殺された親子の悲しい物語と言った方が正しいのでしょうか?
テレビ局スタッフである主人公が謎の死亡事件を追ううちに呪われてしまうというのは、「リング」の松嶋菜々子、「呪怨」の酒井法子もそんな感じだった様な気がしますが、ホラーの定番ですね。結局、板野は自分を犠牲にして(というほど積極的なものではなかったけど)恋人を救ったことになるのか、それとも恋人もまだ呪われたままなのか、エンディングは微妙な余韻を残しています。
吉田剛太郎も助っ人になりきっていないし、母娘の悲しみと恨みは解けないままですから、もうひとひねりが欲しいところです。そんな中、ホリプロの映画ですから同事務所のタレントばかりがでているのでしょうが、入来茉里という女優さん、かわいかったです。武田玲奈も出ていたようですが、本当にチョイ役、セリフがあったのかどうかすら覚えていませんし、言われなかったらわからない、ファンでなかったら見つけられない程度でしたね。
一度ご紹介した、丸善&ジュンク堂書店梅田店のNMB48フェア。確か公式サイトの情報によると今日までですね。
あたしも写真を撮ってきました。
上の写真が1階エスカレーター脇の展示の様子です。ご覧の様に、写真だけでなく、NMB48がフィーチャーされた雑誌のバックナンバーなども並んでいます。圧巻です。
そして、上の棚の裏側、ちょうど外からだとガラス越しにこちら側が見えるわけですが、メンバー一人一人の紹介カードになっています。チームごとに分かれています。こちらもイラストまで付いていて、力の入れ具合がすごいです。この愛情、ナニワならではなのでしょうか? それとも担当者の個人的なものでしょうか?
東京で、ここまでAKB48を推している書店は、寡聞にして知りませんが、あるのでしょうか? もちろんアイドル専門店ではなく、一般の書店で、です。東京の書店員はそこまで入れ込まないですかね?
ただ、もっと希望は小さいものの、かつて乃木坂46を推している棚は見たことがあります。乃木坂は、いまやAKBグループを抜く人気です関西でも、あえてNMBではなく乃木坂を推す書店を見てみたいものです。
ただ、そうは言っても、アイドル写真集の棚を眺めれば、どこの書店も並んでいるのは乃木坂ばかり、すでにコーナーが出来ていると言ってもおかしくない状況なんですが(汗)。そういえば、あべのハルカスの中のジュンク堂書店でも、雑誌UTBのバックナンバーと乃木坂46、欅坂46のミニフェアをやっていましたね。あたしはだいたい持っていましたけど(爆)。