ららぽーとの浜辺美波

昨日は、あたしの誕生日だったのですが、午前中は鬱陶しくなった髪を切りに行き、その後は夕方になってから立川立飛のららぽーとへ買い物へ行きました。年に数回わが家へ遊びに来る妹家族ですが、姪っ子甥っ子たちのパジャマはわが家にも置いてあるのですが、一番下の姪っ子のパジャマがないので、またこの夏も来るだろうから買っておこうと出かけて行ったのです。ちなみに、本日はその甥っ子の誕生日でもあります。今日は亡父の誕生日でもありますし、欅坂46不動のセンター、平手友梨奈の誕生日でもあります。

閑話休題。

そのららぽーと、ちょうどバーゲンセール中で館内にはポスターがたくさん貼ってありました。たぶん世間の人は木村佳乃に目が行くと思いますが、あたしはその娘役の方に目が行ってしまいます(爆)。このところCMも流れているので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

この子の名前を知っている方、まだまだ世間では少ないでしょうね。この髪型から広瀬すずと勘違いしている人もいるのではないでしょうか? 正解は浜辺美波です。このところちょこちょことドラマにも出ているので、気にしてみていれば気づくはずです。たぶん、一番反響が大きかったのはアニメを実写化したドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」でのヒロイン、めんま役だったのではないでしょうか?

あたし、アニメの方は見たことありませんが、このドラマは泣きました。美波ちゃん、とてもかわいくて、儚げで、本当に涙なしでは見られない結末でした。

いま振り返ってみると、あのドラマ、高畑裕太も出ていたのですね。女優陣は松井愛莉や飯豊まりえといった、その後活躍している面々も出ていたし、それなりに興味深い作品だったわけですが、とにかくあのドラマはめんま役の浜辺美波に尽きます。

ららぽーとのCMではまたがらりとイメージが変わっていましたが。このCMだけ見ると、ちょっと小芝風花に似ているようにも見えますね。

書店員発!

まずは昨日の朝日新聞夕刊。

各地の書店員が創意工夫を凝らして売り上げを伸ばしているという記事。夕刊とはいえ、なんと一面に大きく載っていました。

出版社の人間として、こういう動きは応援したくなりますし、「へえ、こんな本があったんだ」と気づかせてもらえるのでありがたい活動だと思います。あたしの勤務先の書籍ですとなかなかこういった仕掛けには合わないものが多いですが、それでも売り伸ばしのヒントを与えてくれます。

その一方、あたし個人としては、こんな風にお薦めしてもらえないと、多くの人は本を選べないのか、という思いもあります。あたし自身、人から薦められて読む本も多いので、こういう動きを一概に否定するつもりはありません。ただ、その前に自分で本を選べる能力を養うにはどうしたらよいのか、そこが気になります。これは書店とか出版社とか、そういったレベルで解決できる問題ではないことはわかっていますが、やはり考えてしまいます。職業病でしょうかね?

続いては今朝の朝日新聞の天声人語。

亡くなった小林麻央さんに導く枕として河野裕子さんのことに触れています。河野裕子さんに関する本、実はあたしの勤務先も何点か出していまして、天声人語では出典を明記していませんし、あたしも自社の刊行物を手元で確認できないので断定的なことは言えませんが、まずは『評伝・河野裕子』『もうすぐ夏至だ』がよいのではないかと思います。後者は河野さんの夫・永田和宏さんのエッセイですが、書名が真央さんの亡くなった日付とほぼ一致しているので胸に迫るのではないでしょうか。

 

その他に河野さんのものとしては『わたしはここよ』『うたの歳時記』などを出しています。

 

河野裕子さんの本、出版社として言わせてもらいますと、衰えぬ人気があります。年を追うごとに新しい読者を書くとしているのでしょう。須賀敦子さんに通じるものがありますね。

人生五十年夢幻の如し

嗚呼、とうとう半世紀を生きてしまった。

とはいえ、昔から早死にするとは露ほども思ってなくて、ノストラダムスの予言に怯えはしたものの、21世紀まで生きられるのは確実なので、できれば22世紀も体験してみたいなあ、などと夢想していた幼少期でした。

なんで22世紀まで、と問われると、その少し前になりますが、2199年に宇宙戦艦ヤマトが放射能除去装置を受け取りに、星の彼方イスカンダルへと旅立っていくのをこの目で見てみたいと幼心に思ったからでした。ヤマトが無事に戻ってきて放射能で汚れた地球を元に戻したのを見届けてから安心して死にたい、なんて考えていました。おまえは沖田十三か、という突っ込みが入りそうですが……

さて、その道のりは大和の旅よりも長いですね。

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情熱が冷めたと言うべきか?

本屋で見つけたこんな本。

 

研文出版の『中国古典学への招待 目録学入門』と『目録学に親しむ 漢籍を知る手引き』です。

昔だったら即決で買ったのだろうなあと、ふと思いました。

今は、目睹しただけで買おうか買うまいか躊躇している自分がいます。中国学に対する情熱が冷めてしまったのでしょうか? それとも単に不景気で先立つものがないからなのか……

2017年6月23日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

「売れぬ」と、そんなにはっきり言わなくたって……

今朝の朝日新聞の記事です。

漢和辞典が売れていないそうです。

そうか、そうなのか、と口では理解しつつも心の中にはモヤモヤとしたものが残ります。

確かに、国語辞典や英和辞典は小学校から高校まで、それぞれの時期に合わせて買い換えるのでしょうし、高校ともなれば大人になってからも使えるものを買っている人も多いでしょう。そういう辞典類に比べ漢和辞典は確かに必要性において見劣りするのはわかります。

小学校や中学校なら漢字辞典で済みますよね? 大人になってからは、ちゃんとした国語辞典があれば事足りるし、あえて持つなら用字用語辞典とか、漢字使い分け辞典のようなものでしょうか? じゃあ、漢和辞典って誰が使うの、買うの?

結局、中国古典や東洋史などを学んでいる学生くらいでしょうか。それだけとは言えないでしょうけど、そこがコア層でしょうね。あたしも自宅には『大漢和辞典』を筆頭に、大辞典、中辞典など、たぶん片手以上の数の漢和辞典を持っています。中国で出ている『漢語大辞典』『漢語大詞典』まで所持しています。もちろん紙の、です。

辞書というのは引き比べるのが面白いのであって、専攻生であれば辞書を複数持つのが当たり前だと思うのですが、それはあくまで狭い専門家の話であって、一般には一冊あれば十分でしょう。あたしなどは引き比べだけではなく、付録が面白いからというだけの理由で辞書を買ってしまいますが……

それにしても今日の新聞の見出し、「不人気」と言わず「売れぬ」と書いてあるところに出版界の現状が表わされていると思います。考えてみれば、あの『広辞苑』ですら、紙ベースではもう何年も新しい版が刊行されていませんよね(注:第6版が2008年刊行)。となると、その他の辞書など推して知るべし、です。

漢和辞典に限らず、英語以外の各国語辞典も改版されているものは極端に少ない、否、ほとんどない、という状況ではないでしょうか? 確かに、いまやネットの時代。訂正も追加もネットであれば即座にできますから、紙では太刀打ちできないのも理解できますが、やはり寂しいです。

そっちだったのね

昨晩のテレビ朝日系「コレ誰?!偉人伝 ナニした!?大調査団」に中村屋のボースが登場した件。

 

『中村屋のボース』がちょこっとは紹介されるかなと思って、眠い目をこすりつつ見ていたのですが、結局画面には登場しませんでした。

 

が、最後のところで『父ボース』が画面に映ったではないですか! 書影と、ちゃんと出版社名もはっきりと! まさかこちらが登場するとは思いませんでした。

しかし、なかなかよい番組でしたね。