信長と欅坂46

欅坂46の不動のセンター、平手友梨奈。デビュー当時まだ中学3年生で、グループの最年少。憑依型とも呼ばれるパフォーマンスはなかなかの衝撃でした。

その「てち」こと平手友梨奈が愛知県出身だと聞いたとき、あたしが真っ先に思い浮かべたのは織田信長の家老の子孫かなあ、ということです。信長の家老に平手中務という人物がいたのは歴史好きであれば周知の事実。スケートの織田信成が信長の子孫だということで話題になりましたから、名古屋の平手と聞いたら、それしか思い浮かびませんでした。

実際のところ、どうなのでしょうね?

そしてグループ内には織田という名のメンバーもいます。「小田」ではなく「織田」というところがミソです。彼女は静岡県出身だそうですが、三ヶ日のあたりですから、県内ではやや愛知よりと言えますかね。まさか信長の子孫の遠い親戚とか?

まさか?

しかし、デビュー曲「サイレントマジョリティー」の衝撃は、戦国の世の桶狭間の戦いを彷彿とさせるものがありましたから、欅坂46を信長と重ねて見るのもあながち間違いとは言えない気もするのですが……

国際的に活躍?

今朝の朝日新聞です。「国際協力」という文字が躍っています。

となると、こんな本が参考図書になるのではないでしょうか?

  

国際協力師になるために』『ユニセフの現場から』『ユニセフではたらこう』です。決して難しい内容の本ではありませんし、価格もそれほど高くはないものですから、高校生でも十二分に読めるはずです。

今日のネクタイ~昨日はホワイトデーではなくて……

昨日は3月14日。世間ではホワイトデーで盛り上がっていたようですが、実は、とあたしが言うまでもないことですが、円周率の日でもあったのです。

3.14、覚えましたよね? 一部世代はゆとり教育で、3.14ではなく「3」で覚えているようですが、やはり円周率と言ったら3.14だと思います。だからこその3月14日。

というわけで、本日のいでたちはこちら。

はい、円周率ネクタイです。昨年、既に登場しているネクタイです。

ちょっと待って、なんで14日ではなく、15日に締めてるの?

もっともなご意見です。理由を申しますと、朝の占いで、あたしのラッキーカラーが、このネクタイをするにはちょっとふさわしくない色だったので、別なネクタイを締めておりました。なので、改めて本日、このネクタイを締めたという次第です。

でもですね、今日締めているのには意味があるんです。

多くの人は「3.14」で覚えていると思いますが、その続きって言えますか?

途方もない桁数を暗記している人だとか、スーパーコンピューターを使って天文学的な桁まで円周率を出した、というニュースが時々流れるように、円周率は終わりなく永遠に続くわけですが、まあ、フツーの方であれば「3.14」の先、もう数桁くらいは覚えていてもよいのでは?

で、「3.14」の次は「15」なんです。「3.1415」と続きます。ということから、あたしはあえて今日15日にこのネクタイを締めたというわけです。「14」で終わるのではなく、その後に「15」が続くということを知って欲しい、ただそれだけです。

で、ブラウスは、ブーブーブー、ブタさんです! 今日はカツ丼が食べたい気分です(笑)。

アラビア語への誘い

サウジアラビア国王ご一行様の来日、その豪勢な様子がテレビの画面を賑わせていますね。家電量販店でもアラビア語の看板などを掲示して特需を期待しているのだとか……

ということで、テレビのニュース映像でアラビア文字を目にした方も多いのでは? アルファベットには慣れていても、アラビア文字はどこから読んでよいのかわからない、そもそもどこからどこまでで一文字なのか、という方がほとんどではないでしょうか。

そんな方には『アラビア語のかたち』がお薦めなのですが、残念ながら現在品切れ。古本屋で見かけることがあったら手に取ってみてください。

なので、次のお薦めは『ニューエクスプレス アラビア語』です。文字も会話も文法も、一通り学ぶことができます。

蔵出し@ブックファースト新宿店

既に始まって時間がたっておりますが……(汗)

ブックファースト新宿店の「蔵出し本」フェアです。つまりは各社の在僅本ということです。もう毎年恒例のフェアですよね?

ただ、在庫管理も緻密になってきているので、年を追うごとに出せる在僅本が少なくなってきているなあ、と個人的には思っていたりします。で、今年はちょっと文庫クセジュを加えてみました。

いかがでしょうか? 会期は4月の初めまでですので、半ばを過ぎ、3分の2くらいのところでしょうか? 掘り出し本は早い者勝ちですので!

百年前の三国志?

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

2017年3月12日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

英雄か梟雄か凡将か

張作霖』が面白いです。タイトルどおり、奉天郊外で日本軍によって爆殺された中国の軍閥・張作霖の評伝です。

 

張作霖、恐らく日本ではいま述べたように「日本軍に殺された」という印象しかない人がほとんどでしょう。そして張作霖爆殺を意味する「満州某重大事件」という歴史ワードも「知らない」「聞いたことない」という人が増えているのではないかと思います。そんな張作霖、あたしも中国史を専攻していたとはいえ、それほど詳しく知っていたわけではありません。が、本書を読んで目から鱗でした。

日本軍の満洲侵略、共産化したソ連の南下という外患、国内に目を転じれば軍閥間の飽くことなき権力争い、そして南からは蒋介石率いる北伐軍が迫り、そんな情勢下、東北三省をまとめ上げ、勢力を維持していくのは至難の業だったはず。それを見事にやってのけた張作霖はやはり稀代の英雄だったのでしょうか? あるいは梟雄と読んだ方がふさわしいのでしょうか?

本書ではそんな張作霖と家族たち(ファミリー)について、冒険活劇のように描き出しています。まるで『三国志』や『史記』『水滸伝』を読んでいるかのような錯覚に捕らわれますし、あたしは読んだことありませんが北方謙三の中国ものに通じる痛快さがあるのではないでしょうか?

それにしても、張作霖も含め、時代の流れ、外敵の侵略という時勢を考えれば、お互いに争っているのではなく一致協力して日本に立ち向かうべきだったのではないでしょうか? どうしてそれが出来なかったのか。そのあたりの軍閥群像劇は同著者による『覇王と革命』に譲るとして、これだけの統率力を持ちながらも、結局は並居る軍閥とさほど変わらない行動しか取れなかった張作霖が残念でありません。

2017年3月12日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

1917年という年

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。