やはりみすず書房とは縁が深い?

みすず書房のこんな本。

 

夢遊病者たち 1』『夢遊病者たち 2』です。「1」「2」とあってまだ続くのかと思いきや、どうやらこれで完結しているようです。

この本で注目したいのは訳者です。小原淳さん。あたしの勤務先でも何冊か翻訳書を出されている方です。

そしてもう一つ、『土方巽』です。

 

当然、『病める舞姫』が思い出されるのではないでしょうか?

まだまだ続くわけですが……

紀伊國屋書店新宿本店のTwitterより。

まいやんななみんの写真集が並んでる……。オタ的にはこれだけでも泣ける情景。

 

 

それにしても、こういうところに並ぶと、更に一般の方の認知も高まるのでは? それにこの後は真夏玲香の写真集も続きますし。

学ぶと言うよりは、読む語学書

紀伊國屋書店新宿本店で『寝るまえ5分の外国語』を中心にしたフェアが始まりました。

同書で取り上げられている語学書を集めたフェアです。

語学書というと語学を学ぶための本ですが、この『寝るまえ5分』はそんな語学書に対する熱い思いを著者の黒田さんが語り尽くした一書になっています。

優れた語学書は文学作品であるということがわかっていただけるのではないでしょうか?

難しそうだけど、ちょっと気になるビブリオバトル

新宿の紀伊國屋書店でこんなポスターを見かけました。

ハンセン病文学をテーマにしたビブリオバトルが行なわれるようです。

ビブリオバトル、あたしは参加したこともなければ見学したこともなく、ただ噂に聞くだけですが、とても興味深いイベントだと思っています。しかし、このテーマはとても重そうで、だからといって目を背けてはいけないテーマだと思うし、このテーマでバトルって、どんな風になるのでしょう?

 

ハンセン病については、ほとんど何も知らないと言ってよいあたしですが、勤務先から『知の巨人 評伝・生田長江』『幾世の底より 評伝・明石海人』といった本を刊行しているからでしょうか、なんとなく気になります。

このバトルに、同書の著者、荒波力さんが参加されたとしたら、どんなことを述べられるのでしょうか?

いよいよ刊行スタートです

いよいよ始まります。

何がって? こちらの刊行が、です。

はい、お待ちかね、『メルロ=ポンティ哲学者事典』の第三巻です。

目次はこんな感じです。まあ、哲学者事典ですから、それほど変わっているところはありませんよね。

ちなみに、ニーチェの部分はこんな感じです。

本書は第三巻です。最初に第三巻を出し、その次に第二巻、そして第三巻。原書刊行以降の哲学者たちについては別巻として最後に刊行予定です。

薄汚いパリ?

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愚の骨頂?

明日の卒業コンサートで乃木坂46を卒業するななみんの写真集が届きました。

  

えっ、三冊も発売されたの? と言われそうな写真ですが、そうではありません。左から「通常版」「楽天限定表紙版」「セブンネット限定表紙版」というように、表紙(カバー)だけが異なるのです。ちなみに裏表紙は同じデザイン・図柄ですから、違うのは本当に表紙のみです。中味はまるっきり一緒なのに三冊も買わせるとは、出版社の思惑にまんまと載せられてしまいました(汗)。

こういうファンは多いでしょうし、熱狂的なファンは保存用と観賞用と二冊ずつ買うでしょう。となると、売り上げランキングってこれらの累積になりますよね。なんか、CDもType-AからType-Dと通常盤など複数発売されますが、それと同じ構図を感じます。ただ、CDの場合は収録曲がタイプによって異なっていたりするので、全タイプを購入する意味もありますが、この写真集の場合はどうなのでしょう?

とはいえ、あたしみたいな愚か者がたくさんいることでしょう。

ちなみに付録として写真が4種類、そのうちの一種類がランダムで封入されているのですが、見てください、三冊とも全部同じ写真が入っていました。これもこれでものすごくレアな確率だと思うのですが(汗)。

写真集を三冊買っちゃうし、ランダムのはずの写真は全部同じだし、あたしって、こういうところに運の悪さ、ツキのなさを感じます。

地味に二つほど……

今朝の朝日新聞の読書欄。あたしの勤務先の本が二点ほど紹介されていました。

 

まずは文庫クセジュの『レジリエンス』です。恥ずかしながら、本書を刊行するまで「レジリエンス」という言葉、知りませんでした。もともとは物理など科学用語だったようですね。それが心理学などに使われるようになったようです。

「折れない心」とか、そういう意味のようです。まあ、あたしには関係ない言葉ですね(笑)。それにしても、科学用語としてはわかりませんが、自己啓発とか心理学などのコーナーへ行くと、この「レジリエンス」を冠した本がずいぶんとたくさん出ているのに驚きます。いま流行りの言葉なのでしょう。

 

続きましては『アブサンの文化史』です。決して水島新司のコミックの関連書ではありません。飲み物としてのアブサンの本です。名前は聞くけどどんなものかよく知らない、という人は多いと思います。そして実はアブサンに関する本って日本ではほぼ皆無な状態。本書は図版も豊富ですので、そんなアブサンに興味をお持ちの方にピッタリですし、西洋文化史に関心をお持ちの方にもお薦めです。

 

最後に、同じ紙面で、これは他社のものですが、『洞窟ばか』という本が紹介されていました。洞窟探検って欧米ではケービングとしてかなりメジャーなスポーツのようです(スポーツと呼んでよいのかわかりませんが)。欧米の映画などでは、仲間どうして洞窟探検に出かけ、そこで閉じ込められて恐怖の体験をするとか、決死の脱出劇を試みるとか、そういった設定のものがしばしば見られますが、それはケービングが一般的であるという背景があるからのようです。

そんな洞窟探検、文庫クセジュに『洞窟探検入門』という一冊がありますので、是非ご一緒に! ちなみに「洞窟探検」は「探険」がよいのか、「探検」の方がよいのか……