オビは少し煽りすぎ?

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下半期は4点

ブックファースト新宿店で始まった「2016年下半期 読む!書評欄に紹介された本」フェア。

2016年下半期に、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞の書評欄で紹介された書籍のうち、2紙以上に紹介された書籍を中心に集め、展開

というハードルがあるのですが、なんと、あたしの勤務先の刊行物が4点も!

 

 

その4点とは『魔法の夜』『古代ローマの女性たち』『オはオオタカのオ』『鉱山のビッグバンド』です。確かに、よく売れた書籍たちですね。

電波時計の電波力

最近はGPSソーラーとか、どんどん性能がよくなっているようですが、電波時計というのもいつのまにか一般的なものになりましたね。で、下の写真はわが家の一角。

何が言いたいのかと言いますと、ここに写っている時計のことです。

まずは画面の奥の方、テレビの右上にある、小さな丸いのが掛け時計です。その右はエアコン、時計の下は外(庭)へ出るサッシで、この時計はもちろん電波時計で、毎日正確な時を刻んでいます。

そして、写真の中ではその時計の真上に見える、手前の部屋の壁の掛け時計。これも電波時計で。最初の時計よりは部屋一つ分中に置いてあるものですが電波は届いています。

その掛け時計の左側にカレンダーが掛かっているのが見えると思いますが、その下に見える黒っぽくて細長いもの、これも掛け時計です。ただし、アナログ時計ではなく、デジタル、それも日めくりタイプの電波時計です。最近買いました。掛け時計とほぼ同じ位置にあるので、こちらももちろん電波の受信は良好で、これは更に温度と湿度も表示されるタイプの時計です。

そして最後、写真の左上に見える扇風機の下に見える置き時計。これはデジタル式で、やはり温度と湿度が表示されるタイプです。で、問題なのはこの時計です。電波が受信できないのです。

上記三つの時計と、それほど置く場所に違いはないのに、何故かこの時計だけ電波受信OKの表示が出ません。もっと窓辺に半日くらい置いておくと受信のマークが表示されるので、受信機能に故障があるわけではなさそうです。ということは、単純に家の奥の方、窓から遠いから電波が届かないだけなのでしょうか?

ただ、インターネットなどを見ると、商品によって(メーカーによって?)受信感度に相当な差があるようなことも書いてあります。そのせいなのでしょうか?

なおかつ、この時計と、上の三番目の時計はどちらも温度、湿度が表示されると書きましたが、微妙に部屋の温度が異なるのでしょうか? 温度2度くらい違います。温度が違うからでしょう、湿度も異なります。いや、湿度が異なるから温度に差ができるのでしょうか?

とにかく、そんな差があります。家の中で台所と物置なら室温がかなり異なることもあるでしょうが、写真に写っているとおり、この距離でそこまで変わるものなのでしょうか?

個人的には、最後の時計の受信感度が悪いのは写真にも写っていますが、下に電子レンジがあるからではないかと予想しています。ただ、電子レンジって常に使っているわけではなく、むしろ一日の中では使っていない時間の方がほとんどなので(常に電磁波を発しているのでしょうか?)、このあたしの予想はきわめて頼りないのですが……

やはり単純に、商品の性能なのでしょうか?

ループする三部作 or 四部作?

年末年始は閻連科を読んでいて、ようやく『炸裂志』がみ終わりました。

 

このところの読書録は閻連科が続いていて、『父を想う』『年月日』も読み、少し前には『愉楽』も読破していますが、これらを読んでみて感じたことが……

 

当初、『年月日』を読んだとき、この作品は『愉楽』の後日談のような気がすると思いました。が『炸裂志』も一連の作品ではないかと思えました。では、既にこれらの作品を読んでいるという前提で以下は書いてしまいますので……

『愉楽』は山西省の田舎の村の障害者たちがサーカス団を結成し、ソ連(ロシア)からレーニンの遺体を買い取って村の観光の目玉に使用と奮闘するお話です。共産主義が打ち倒されたとはいえ、「もう不要でしょうからレーニンの遺体を譲ってください」と外国から言われて、ロシア側が「いいですよ」と承知するわけがありません。ですから、ストーリーの結末は見えているようなものです。そして、このサーカス団が人気を博し、貧乏な農村の障害者たちは一躍大金持ちになるわけです。しかし、そこは愚かな農民のこと、最後には騙されてほとんどスッカラカンになってしまいます。

もとの農村生活に戻り、少し時は流れ、いつもどおりの素朴な暮らしをしていた村を日照りが襲い、やむにやまれず村を挙げて町へ移るというのが『年月日』です。そして先じいさんとメナシの末路はおくとして、町へ行っていた村人たちが日照りの村に戻ってきて、また昔ながらの貧乏暮らしが続くのだろうと予想されます。

そして『炸裂志』は、そんな貧乏な寒村が、どういった天のいたずらなのか、あれよあれよという間に発展し、ついには中央直轄都市にまで登りつめるというストーリーです。『炸裂志』中の閻連科が描く炸裂市では、最後に市民挙げて闘いへと繰り出していきます。たぶん結末は悲惨なものでしょう。作品中、女子供や障害者は戦争へ行かず、炸裂市に残ることになっています。

戦争で健康な大人たちはみな戻ってこず、障害者だけが残され、発展の夢が破れた炸裂市、ここで物語は『愉楽』の寒村へとループするわけです。

もちろん『炸裂志』の中で市民挙げて戦争へ向かうのは閻連科の創作で、炸裂市は発展し続けているということらしいのですが、ループが続くのか、一直線の道を進むのか、歴史は繰り返すなどと言いますから、実際の中国の発展、そしてそのひずみ、光と影を考えながら、この作品を読むと面白いと思います。

で『炸裂志』の訳者あとがきにもありますが、主人公は四兄弟なのですが、この男兄弟の描き方に『父を想う』の兄弟の姿が重なるのは、両者を読んだ方なら誰でも想像できることでしょう。閻連科さんはまったく別の作品だとおっしゃるでしょうし、たまたま作品の舞台がどれも同じ地区というだけの共通項ですが、やはりこの四作品は四部作として読まれるべきではないかと、思うのです。

現代の地方誌

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2017年1月4日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

負け惜しみです

毎年恒例の箱根駅伝。母校(東洋大学)が活躍していないと、ほとんど見ることもないので、この数年は全然と言ってよいくらい視聴していないのですが、これだけテレビやスポーツ新聞が取り上げていると、嫌でも目や耳には入ってきます。

それはそれでよいのですが、ここまで取り上げるのはやりすぎではないか、という気もします。確かに人気のコンテンツなのはわかりますが、日本って高校野球や大相撲、あるいはかつての巨人偏重のプロ野球中継というように、あまりにも偏ったスポーツ中継が多いなあと感じます。大学スポーツって箱根駅伝以外にもたくさんあるのに、なんでもっと取り上げてあげないのだろう、と。ラグビーやアメフトなどはまだマシな方ですかね?

しかし、そんなことよりも、大学なんだから、もっと学術的なことでニュースに取り上げられることはないのでしょうか? そりゃ、ニュースを細かく見ていれば、いろいろな大学で画期的な取り組みや研究が行なわれていることが報じられているのがわかりますが、箱根駅伝に比べてあまりにも扱いが小さすぎます。

スポーツだって知育、体育、徳育の一つなのでしょうけど、やはり最高学府である大学は、学術的な研究でこそ取り上げられて欲しいと思います。スポーツ以外では、アホサークルの連中によるセクハラ事件とか入試などの不正が多く、学術的なことはノーベル賞クラスの賞でも取らないと滅多に脚光を浴びませんね。哀しいことです。

ちなみに、出版業界には東洋大学出身者が多い気がします。

めでたいのか、めでたくないのか?

正月も三が日を過ぎ、今日で年末年始休暇も終わり、明日からは仕事です。

という本日1月の4日は、乃木坂46のみさ先輩、欅坂46のうえむー、二人の誕生日です。

 

左がみさ先輩、右がうえむーです。姉妹グループで誕生日が同じ日って珍しいのか、ありがちなのか……

それはともかく、こういう休み中に誕生を迎える人ってままいますよね? 誕生日がクリスマスの近くなので誕生祝いやプレゼントは一つで済まされる、4月の初めなので学校が始まったときには誕生日が終わっていて級友に祝ってもらえない、8月の誕生日なので、友達と誕生会が開けない、などなど。

こういうのってめでたいのか、めでたくないのか、本人でないとわかりませんが、悔しい思いも多々あったのではないでしょうか?

ノロ続報的な?

昨日のダイアリーに書いたノロウィルスの件。妹家族はなんとか無事に帰ったようで、今日の午前中に電話もあり、姪っ子たちの症状もだいぶ軽くなったとのこと。ひとまずは安心です。

さて、取り残された(?)母とあたしですが、妹家族の襲来という喧噪も一過、家の中の掃除と片づけに追われた一日でしたが、とくに体調を崩すこともなく、至って健康な三が日です。

が、ノロウィルスの潜伏期間ってどれくらいなのでしょう? もし罹っているのであれば今日と明日で終わらせて欲しいものです。なにせ明後日からは仕事ですから。でも、たぶん大丈夫だろうと高を括っているのが今日のあたしです。

ところで、このノロウィルスって罹っていたら必ず発症するものでしょうか? 例えば、甥っ子か姪っ子にうつされていたとして、それが発症せずに仕事始めとなり、あたしは至って健康なのに、あたしのノロウィルスを仕事先で他の第三者にうつしてしまうことってあるのでしょうか?

そうだとすると、うつしてしまった人には申し訳ないですが、ただ自分が発症していないと、果たして自分がうつしたのか否かもわかりませんし、その人が誰からウィルスをうつされたかなんて特定できませんよね? まあ、もちろん周囲の人を片っ端から検査すれば、しかるべき機関であれば感染経路を割り出せるのでしょうけど。

と、そんな心配をしていると、もしかすると甥っ子や姪っ子からは感染していなかったのに、仕事が始まった途端、あたしが誰かからうつされて感染するということもありますね。インフルエンザも、人の動きが少ない休み中は少し収まり、仕事や学校が始まるとまた猛威を振るうなんて言われますから。

わが家はとりあえず、今日はファブリーズを撒いたりしましたけど、それで効くのでしょうか? やはりアルコール消毒、酒を飲むのが一番なのでしょうか?