いま岐阜が熱い……らしい

映画「君の名は。」のおかげで岐阜が賑わっているそうですね。いわゆる映画の舞台になった「聖地巡り」ってやつでしょうか、そんなことで観光客が激増しているそうです。まあ、それでなくとも白川郷といった世界遺産がある地域ですから、もともと人気があったと言えばあったわけですが、地味な印象はぬぐえませんよね。それが一気に若者にまでブレイクしているようです。少し前に朝日新聞にもそんな記事が載っていました。

ただネットを検索してみますと、ギフトアニメのつながりは数年前からのようで、一部のアニメファンには岐阜はそれなりの知名度を誇っていたようです。そして岐阜と言えばもう一つ、ノーベル賞で一躍脚光を浴びたスーパーカミオカンデ、そしてノーベル国道

スーパーカミオカンデは施設ですからわかりますが、ノーベル国道なんて、よくもまあ気づいたものですね。

そして岐阜と言えばもう一つ。

今日の朝日新聞の読書欄です。『鉱山のビッグバンド』の紹介記事が載っています。

タイトルにもある「鉱山」とは、旧神岡鉱山のこと。スーパーカミオカンデのあるところです。そして「君の名は。」の聖地の一つ、飛驒古川駅もそこからほど近い場所にあるJRの駅です。ということで、アニメだけでなく、岐阜県にはこういうのも少しプッシュしていただけると嬉しいのですが……(汗)

 

ちなみに、本日の朝日新聞の読書欄前の広告ページには上のような広告を載せています。決して『鉱山のビッグバンド』が紹介されるから、というので掲載した広告ではありません。何が載るかは直前までわかりませんので。

一緒に広告に載せた『帝都東京を中国革命で歩く』も順調です。先週重版も出来てきたところです。引き続きよろしくお願いします。

ちなみに、あたしにとって岐阜と言えば堀未央奈ですね(^_^;)。

制服と言えば

松田聖子です。

ある年代の方には名曲「制服」が蘇ってくるはず!

閑話休題。

朝日新聞に載っていた中学の制服についてです。

「制服は高い」「私服よりも安上がり」「個性を尊重して欲しい」「一体感がある」などなど、記事で紹介されている意見はどれももっともです。

で、今朝の記事の中にあった杉並区の向陽中学。制服が1994年に制服を廃止したとありました。確かに、あたしが杉並に住んでいたころ、向陽中学は制服があったと記憶していましたから、その後なくなったのでしょう。

ちなみに、あたしは同じ杉並区でも宮前中学でした。この宮前中学、現在はどんな制服なのか、あるいは制服などないのか、卒業後はまったく関わりがないので知りませんが、あたしが通っていたころは実に面白い状況でした。

過去に書いたことがあるかもしれませんが、当時の宮前中学、基本は私服だったのです。でも、男子だけは学ラン着用という不文律があって、男子生徒はみな学生服を着ていました。いわゆる詰め襟です。そして女子はまるっきりの私服です。ブレザーとかセーラーとかそんなのではなく、本当に私服でした。

なので、ちょっとした集合写真を撮ると、男子はみんな詰め襟なのに女子はバラバラ、という実に奇妙な写真が撮れたのです。もちろん遠足とか、そういう時は男子も私服でしたので、男子と女子の違和感はありませんでしたが、日常の学校生活ではものの見事な違和感、珍景が出現していたのです。

なんでそんなことになったのか、あたしは知りません。ただ、特に男子から「自分たちも私服にして欲しい」とか、女子から「制服が欲しい」といった大きな声が起きたという記憶もありませんので、なんとなくそれに従っていて疑問も感じていなかったのでしょう。今風に悪く言えば「大人にスポイルされていた」とでも表現するのでしょうか? ただ、そんな意識すらなかった中学時代でした。

ラーメン専門店でもなく、中国料理屋でもなく……

いま、「町中華」がブームなのでしょうか?

いや、ブームというわけではなく、一部でちょっと注目されているというだけなのでしょうか?

と言いつつ、あたしもつい先日『町中華とはなんだ』を読んだところです。少し前に町のラーメン屋の主人が高齢化で中華鍋を扱えなくなり、店をたたんでいるところが多くなっている、ということをテーマにした本を書店で見かけ(タイトル失念!)、個人的にも少し気になっていたのですが、こんな専著が出ることになろうとは!

と思っていたら、今朝の朝日新聞の一面下に『BRUTUS 10/15号』の広告が! 特集は「町の中華」。

うーん、やはり、いま要注目なんでしょうか?