「もんじゅ」の廃炉と満洲国

高速増殖炉の「もんじゅ」が廃炉になるというニュース

ニュースで伝えられている程度の知識しか持ち合わせておりませんが、あれだけのお金を費やして何の成果も挙げられず見事な失敗に終わる。いや、あれだけやってきたんだから、多少は何らかの得るものがあってもよさそうなものですが、そのあたりどうなんでしょう? 専門家のご意見をぜひ聞いてみたいところです。

とはいえ、結局プルトニウムにせよ、核燃料サイクルにせよ、あまりにも杜撰な計画、そして動き出したら止まらないぜ(←昔ヒットした曲の歌詞みたい?)という体質の組織。本当に見事な失敗、まさしく失敗の本質という感じ。

ところで「もんじゅ」って「文殊菩薩」から命名されているんですよね? ウィキペディアではもう一つ「ふげん」というのもあるらしいですから、これは当然「普賢菩薩」のことでしょう。

で、文殊菩薩と言えば、あたしなどは反射的に満洲族を思い出してしまいます。そして、そこからの連想で、満洲国へと飛躍していくわけですが、いみじくも満洲国も見事な失敗に終わってしまったわけですよね。

満洲国も五族共和、王道楽土の理想を掲げていたわけですが、確かにそういう面があったかもしれませんし、それによる成果も上がっているところがあったのでしょう。でもその代償はあまりにも大きいと言わざるを得ないと思います。あれだけの犠牲を払って得たものはこれだけ、という気がしてなりません。

まさしく今回の「もんじゅ」と一緒。否、「もんじゅ」が「満洲国」と一緒と言うべきでしょうか? 日本にとって、「もんじゅ」を冠した事業は失敗に終わるという法則が成り立つのではないでしょうか? 歴史は繰り返すと言いますが、見事としか言いようがないです。

年に一度の……

明日から東京国際ブックフェア。

うーん、イベント的には祝日である今日からスタートすべきではないのか、と思ったりもしますが、あいにくの雨でした。それに出展する方からすれば、会期が4日というのは、やはり披露もたまるし……

ということで、明日からの3日間。

昨年までの木金が業者・関係者のみ、土日が一般日という区分けをなくし、3日間すべてが開放日となるわけですが、どういう人の流れになるのか、まるで予想できません。

例年、初日は来場者も多く、土日はやはり一番売り上げも上がる、という感じだったのですが、今年の場合、初日から一般客も来場するわけで、ただし平日、でも世間的には飛び石連休でお休みという人も意外と多いのかもしれないし……

まったくわかりません。

ともかく、本日午後から、あたしの勤務先は会場設営を行ないました。何とか無事に終了。先程帰宅。

さて、明日からが本番。あたしは明日と土曜日と、二日間会場に詰める予定です。

乃木坂ちゃんには逢えそうにないですね……(涙)