「悪魔のいけにえ」を見ていて思いました、もし……

先日WOWOWで放送されていましたね、「悪魔のいけにえ」の公開40周年記念版。ついつい見ちゃいました。

それにしても、たぶんこれが最初、あるいは最初期の作品なのだと思いますが、登場人物(たいていはバカな若者)が数名で旅行をしていて、いつのまにか殺人鬼のテリトリーに入ってしまい、一人また一人と殺されていくというストーリーは、この手のホラーの定番ではないでしょうか。

こういう作品を見たときに必ず思うのは、「もし狙われたのがこんなバカな若者ではなくて、ブルース・リーとか、ジャッキー・チェンとか、あるいはジョン・マクレーンだったらどうなっているんだろう?」ということです。少なくともあんな簡単に殺されるということはないでしょうね。

 

たぶん展開としてはシュワちゃんが主演した「プレデター」のような感じになるのかしら、とも思います。そうなると、結局は殺人鬼も倒されないのでしょうかね?

ただ、こうした殺人鬼、全くの人間である場合と、ジェイソンやフレディのように人間ではなくゾンビ化している場合とがあり、さすがにジャッキー・チェンでもゾンビとは戦えないのではないかと思います。ジェット・リーなら勝てるかしら?

と、わかりやすい(?)ように洋画などの俳優を並べてみましたが、実はあたしが本当にイメージしているのは別な人物です。最初に挙げた「悪魔のいけにえ」でもそうですが、だいたい殺される側のグループというのは6人から8人くらいです。その他にも行きがかりで殺されてしまう人もいますが、とりあえず旅行をしている仲間としてはそんな人数が相場です。

で、思い出すのが水戸黄門主従です。ジェイソンが襲ってこようが、レザーフェイスが襲ってこようが、助さんと格さんがいれば問題ないでしょう。いざとなったら弥七もいますし。八兵衛だけが不安要素ですが、たいていはご老公か由美かおる(お銀)のそばにいて助けてもらえるので、なんとか生き延びるのではないかと予想します。

とまあ、あたしはホラー映画を見ていると、たいていはそんなことを考えながら鑑賞しています。

展覧会が始まります

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これも人気がある証拠?

百合坂46というグループがあるそうな……

既に乃木坂、欅坂の一部ファンの間では有名なんだとか。

それにしても、なかなかのクオリティーのウェブサイトまで作っちゃって! 「Youtube」でもそれなりの人気のようですね。この子たち乃木坂と欅坂専門で、AKBグループは踊らないようです。

ちなみに、上のTwitterで引用されている出演メンバーの名前、「若月佑美」が「若月佑実」になっていますね。どこから引用してきた画像なのでしょう? どちらかというと「佑」の方が書き間違えやすいと思うのですが……

乃木坂ちゃんが2つも!

先程アクセスしたインフォシークのトップ画面です。

なんら面白味のない芸能ニュースが並んでいるようですが、この中の「絶対にイケメンだろ」嫉妬の嵐」と「アイドルらしからぬ衝撃的な姿」の二項目は乃木坂46の話題です。こういうネットのトピックスに乃木坂46が頻繁に載るようになりましたね。ファンとしては嬉しい限りです。

ちなみに最初のは、橋本奈々未がブログにアップした男性とのツーショット写真の件。その男性、顔はモザイク処理されていますが、彼女の弟。仲睦まじい食事の図です。

二つ目は、秋元真夏がダウンタウンDXに出演し、いびきがうるさいというアイドルらしからぬ事実を暴露されるというもの。とはいえ、これも既に乃木坂46の冠番組「NOGIBINGO」で放送された、ファンにとっては既知の話題。

いずれにせよ、乃木坂46、まだまだ坂道を上っていますね!

今年が生誕70年

10月ミッドタウン写真歴史博物館で始まる牛腸茂雄展

 新しい写真表現の豊穣期であった1970年代、その一翼を担う写真家として注目を浴びながら、36歳という若さでこの世を去った牛腸茂雄という写真家がいました。
1946年、新潟県に生まれた牛腸茂雄は3歳で胸椎カリエスを患い、長期間にわたって下半身をギプスで固定される生活を余儀なくされたことから成長が止まり、生涯、身体的ハンディとともに生きていくことになりました。10代からデザインの分野で非凡な才能を見せた牛腸の大きな転機となったのが、高校卒業後、デザイナーを志し進学した桑沢デザイン研究所での大辻清司との出会いでした。戦後美術史に重要な足跡を残した写真家・大辻は、新しい世代の礎となる才能を数多く見出した優れた教育者でもありました。「もしこれを育てないで放って置くならば、教師の犯罪である、とさえ思った」。その回想にある言葉通りの大辻の熱心な説得は、牛腸の心を動かし本格的に写真の道を歩む決意を固めます。
レンズを通して見つめる新たな世界を獲得した牛腸茂雄は、憑かれるように創造の世界に没頭し、カメラ雑誌などに発表した作品が次第に評判を呼び、若い世代の写真家として注目されるようになっていきました。何気ない日常で出会った子どもたち、家族、友人… 静逸で淡々とした作品の奥からこちらを見つめる被写体のまなざしは、写真を通して「自分と世界との関わり」を探求し続けた牛腸茂雄のポートレイトでもあります。その身体的ハンディゆえに「見ること」と「見られること」、「自己」と「他者」との関係性を意識することを強いられていた牛腸が世界を見るまなざしには、常に初めて世界をみたような初々しさと深い洞察が共存しています。(同展ウェブサイトから)

あたしの勤務先から『牛腸茂雄写真 こども』を出しているので、ご挨拶かたがたちょっと寄ってきました。

ところで、牛腸茂雄の作品、現在はどのくらい手に入るのでしょうか? ということで検索してみますと『SELF AND OTHERS』(これは映像作品)、その元になった『SELF AND OTHERS』が見つかりました。

 

夭逝した写真家なので、刊行された写真集もそれほど多くはないようですね。そもそもどれくらいの作品を残していたのでしょうか? あたしはそのあたりに疎いのでよくわかりませんが……

ちなみに、牛腸茂雄の生まれは1946年11月2日、つまり今年がちょうど生誕70年、そして会期中に誕生日である11月2日が含まれているのですね。メディアでも何かと話題になりそうな気がします。

翻訳が先か? 対訳が先か?

書店店頭で、見慣れたタイトルを見かけました。光文社古典新訳文庫の『ゴリオ爺さん』です。今月の新刊ですね。

 

ゴリオ爺さんと言えば、『対訳 フランス語で読む「ゴリオ爺さん」』を少し前に出したばかりです。こちらはフランス語の学習書として出した対訳ものです。全編が載っているわけではありませんが、『ゴリオ爺さん』のエッセンスは十分に読み取れるような構成になっています。

対訳を読んで興味を持たれたら、翻訳で全編を読み通すのもよし、あるいは翻訳で全編を読んで面白いと思ったら、フランス語で味わうために対訳を手に取るのもよし。こういうふうに楽しみ方が複数あるというのはよいことだと思います。

もちろん光文社版ではなく新潮文庫版の『ゴリオ爺さん』を手に取って、翻訳を読み比べるというのも楽しみ方の一つだと思います。いかがでしょうか?