新刊が肝心?

先週の山陽ツアーについて少々まとめを。

行程は既にこのダイアリーでも書きましたが、広島、福山、倉敷、岡山を二泊三日です。世間では大雨のニュースが盛んに報じられていましたが、確かに強い雨に降られもしましたが、交通上の障害はなく、比較的スムーズな研修旅行でした。

さて研修旅行と言いますと、人文書をはじめとした専門書を置いている書店が中心になりますので、どうしても大型店ばかりを回ることになりがちです。そういう書店を回っていて感じるのは、「新刊が入荷していない」ということです。

それなりの大型店ですと地域の人も「あそこの本屋なら、この前書評に載っていた、あるいは広告が出ていた本だって置いてあるだろう」と予想して来店すると思われます。そんなとき肝心の本が置いてなければ、「なんだ、この本屋、使えないなあ」と思われてしまいます。書評や広告に載る本は多くの場合、各社の新刊ですから、まずは新刊の刊行情報にどれだけアンテナを張れているか、それが肝心だと思います。

かつて少年ジャンプがものすごく売れていたころ、都会の大型店には何十冊も配本されるのに地方の小さい書店には一冊来ればよい方ということが話題になったことがあります。必要な本を確実に入手するということが大事なわけで、特に専門書の出版社の場合、何もしなくても入ってくるということはまずないので、書店の方から積極的、能動的に動かないと入手できません。

うちは専門書は扱わない、というのであれば、それも一つの考え方であり、出版社がとやかく言うことではありませんが、もし専門書も扱いたいというのであれば、まずは新刊に目を光らせえることが鍵だと思います。そんなことを、今回の山陽ツアーでは思いました。

決して、今回訪問した書店に対して「新刊、全然置いてないじゃないか」と不満を言いたいのではありません。むしろ、この点を徹底すればもっと売り上げを伸ばせるのではないかなと感じたからの感想です。

ドイツは強い

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スイーツ★パラダイス、アルコールも少々?

今回のツアーは22日から24日までが山陽、そしてそれに続いて25日から29日まで関西を回ってきたわけですが、関西は一人でのツアーなので、晩はホテルの部屋でスイーツをいただいたりしておりました(笑)。

まずは一日遅れで自分の誕生日を祝うために! 「FRUITS-J」の果物をふんだんに使ったケーキです。阪急百貨店の梅田本店で買いました。

ドリンクはお紅茶といきたいところですが、今回は上の写真のように、岡山で買ってきた地ビールです。

ちなみに、上の写真のように、岡山では4本のビールを買ってきましたが、すべて関西ツアー中にホテルの部屋で飲み干しました。

さらにスイーツは続きます。「コカルド」のスイーツです。これは天満橋の京阪モールで買いました。このお店の商品はフランスを意識した名前が付いていまして、あたしが購入した上の写真は「ベルサイユ」という名前でした。

上の写真は日本酒の箱ではありません。書いてありますように、五層もなかと言って姫路のお菓子です。姫路の書店員さんからいただきました。姫路城を意識した商品なのは一目瞭然。まあ、姫路といったら姫路城ですからね。

箱を開けるとこんな感じ。個包装のもなかが並んでいます。

で、中身はこんな感じ。味はフツーのもなかですが、大きさと甘さのバランスはちょうどよいです。なによりも見た目を楽しむものでしょうね。なかなかよく姫路城が再現されていると思います。

城白もなか

ちなみに、これをくれた書店員さんは本当は上の写真の「城白もなか」にしたかったそうですが、季節限定で売っていなかったとのこと。コラボ商品のようですね。姫路城が真っ白く生まれ変わったから作られた商品のようです。「しろしろ」と読むみたいです。機会があったら賞味してみます。

旅行の楽しみは食事!

旅行中の楽しみはなんといっても食事ではないでしょうか?

今回の山陽ツアー、初日の晩は広島の書店の方を招いての懇親会。広島市の中心部にある「炭火焼 右近」というお店でした。あいにくの土砂降りの中、集まっていただいた書店の方々と楽しいひとときでした。

料理は、店名どおり、焼き物が中心でしたが、魚あり肉ありで、とても美味しかったです。広島の地ビールもいただきましたが、飲みやすい喉ごしでした。

初日と二日目の昼食はいずれもお好み焼き。前のダイアリーに写真はアップしてありますので、そちらをご参照ください。

そして二日目の夕食。既に書いたように倉敷泊まりでしたので、行ったメンバーだけでの食事となりました。場所は美観地区にある「八重」。瀬戸内海の魚介を中心とした料理、そして地酒。とても美味しかったです。東京では味わえない魚もあり、さすが地元、という感じでした。

 

お店の佇まいは上の写真のように、なかなか古風です。われわれは四名だったので奥の座敷へ通されましたが、カウンター席も賑わっていました。オススメです。

上の写真はホテルと八重との間、美観地区にあった、ちょっと構えの素敵なカフェ。時間的に既に営業していないようでしたが、この美観地区、古風でありモダンでありレトロなところがよいのでしょうね。

今日のネクタイ~壹佰貳拾陸本目&壹佰貳拾柒本目~ちょっぴりレトロ?[2016.7]

こん**は、染井吉野ナンシーです。

一週間ほどツアーに出ておりました。世間では出張と呼ぶのかもしれませんが……(汗)。そのツアー中にお目見えしたおニューのネクタイを今回はご紹介します。

まずは上のいでたち。猫が描かれたマッチ箱に招き猫のネクタイ。どうです? レトロでしょ? そもそも最近はマッチなんて見かけませんよね。となると、名作「マッチ売りの少女」は子供には理解不能の作品になってしまうのでしょうか? まさか「チャッカマン売りの少女」なんて、とても名作とは呼べませんよね。

そして拡大すると上の写真。猫と猫で猫づくしなわけですが、マッチといったら火、そして招き猫ですから、火事を誘発しそうな組み合わせですね。

いやいや、そうではなく勤務先で出している本に火が付く(ブームになる)ことを招く、そんなつもりなのですが……(いま考えた?)

そしてツアーが長かったので今回はもう一着。

30度を超える日があるような、初夏と言うより夏本番のこの時季に、あえて桜の柄。まさに染井吉野ナンシーの真骨頂。書店では「季節感が……」と非難囂々(?)でした。

ネクタイはだるまさん。「だるまさんが転んだ」なんて商売上は縁起が悪いでしょうか? でも、だるま自体は決して縁起の悪いものではありませんよね? 転んでも起き上がる、それがだるまの本領。あたしの勤務先の出版物もそうであってほしいものです。

いや、そもそも転んじゃいけませんか?

お次は倉敷美観地区

二泊三日の研修旅行。初日は広島泊まりでしたが、二日目は倉敷に泊まりました。二日目の行程は、広島を発って福山、倉敷でしたので、翌日の岡山を考えると二日目は岡山まで行ってしまって宿泊というのも考えられますが、ここは折角なので倉敷で泊まろうと、参加メンバーで相談して決めました。

ということで、夕食を予約してあるお店まで、ホテルから美観地区を散策しながら向かいました。

 

まずはこんな感じ(↑)。夕暮れ時で、そこそこ観光客は歩いていましたが、それほど多くはなく、ほとんど人が写っていない写真が撮れました。たぶん、夕食時間帯だったので、歩いている人はまばらだったのでしょう。

 

最初の二枚の写真を撮った場所から少し歩いたところが、この二枚です。左側は大原美術館のはず。と言っても、既に美術館は閉館時間でしたので見学はせず、こうして外から眺めただけです。それに、こちらが裏手だったはずです。

 

そんな大原美術館の前(裏?)を過ぎ、さらに行ったところが上の2枚。洋風レトロな建物もありました。

さて、動画も撮ってみたのでアップします。手ブレがひどいかもしれませんが、ご寛恕ください。