6月 2016のアーカイブ
別に鬱陶しくはない~『爆買い中国人は、なぜうっとうしいのか?』~
皇帝然とする理由は?
今日の配本(16/06/07)
医学の進歩を求む!
本日は年に一度の健康診断でした。若いころは健診項目も少ない午後の部でしたが、いつのころからか午前の部、昨晩は9時以降は飲食禁止、今朝も白湯や水のいっぱいはよいとしても、朝食はおろか、朝のお茶すら飲んではいけないということになっています。
それはすべて、健診項目の一つ、胃の検査でバリウムを飲むからなのでしょう。
このバリウム、毎年のことですから、既に数回飲んでいますが、何度飲んでも慣れませんね。
今回、つまり今日ですが、まずは胃を膨らませるための顆粒状の薬を飲まされます。これを飲むとゲップが出そうになるのですが「我慢してください」と言われます。我慢しつつ、次にバリウムを飲むのですが、こんなもの一度には飲めません。少しずつ、一口ずつ、ちびちびと何回にも分けて飲みます。
その合間に、どうしてもゲップが出そうになるので、見つからないようにゲップを数回。昨年もバリウムを飲みきれずに残しましたが、今年も少し残してしまいました。
「全部飲まなくていいの?」と言われそうですが、あまり時間をかけて飲んでいると、係の人(技師?)が「いい加減、飲みきってくださいよ、いつまでかかってるんですか?」という空気になるので、全部飲みきったフリをして、バリウムのカップを受け皿に置いてしまうのです。
カップを置くと係の人は「飲みきった」と判断するようです。
で、検査が始まったのですが、すぐに「胃の膨らみが足りませんね、もう一回、膨らます薬を飲んでもらいましょう」と言われ、例の顆粒状の薬を再び飲まされました。これで、ますますゲップが出そうになります。
こうなったらこちらも開き直って、検査の間、ゲップが出そうになったら特に我慢もせずにしてました。なにせ、ぐるぐる回ったり、頭を下げられたり、いろいろ回されますので、ゲップよりもバリウム自体を戻しそうになってしまいます。
もし検査台の上で吐瀉したらどうなってしまうのでしょう? などと思いながら、なんとか検査が終わりました。下剤を飲まされ、「今日はいつも以上に水分をとってください」と言われましたが、ふだんからそんなに水分を摂る方ではないので困ります。
そんなことよりも、iPS細胞だとか、これだけ医学がいろいろな方面で発達・進歩しているわけですから、胃の検査にいつまであんなバリウムを飲ませつづけるのでしょう? もっと簡便な、楽な方法なり、バリウムに代わるものって作られないのでしょうか? 胃カメラですらどんどん小型化しているというのに!
そう思います。
言葉をメロディーに乗せて
午後から吉祥寺のパルコブックセンターで温又柔さんと小島ケイタニーラブさんのイベント。
もうすぐだよ。おおきなポスターがうれしい涙 pic.twitter.com/VsuD21qXAr
— 温又柔 (@WenYuju) 2016年6月5日
温又柔さんのイベントは既に何回も見に、聞きに行っているのですが、ケイタニーラブさんとのイベントは初めてでした。いや、正直に白状しますと、ケイタニーラブさん、温さんとのイベントで名前を聞くまで、あたしは全く知りませんでした。「いったい何者?」というのが正直なところでした。
で、この時代ですのでググってみました。まずはYouTubeで以下のような映像を発見。
「lovenight ラブナイト」というのがケイタニーラブさんのYouTube上のオフィシャルサイトのようですね。
で、いろいろ検索していると、「銀河鉄道の夜」にたどりつきました。朗読劇・銀河鉄道の夜も柴田元幸さん経由で知ったのですが、たとえば、下のYouTubeのイベントでは参加しているメンバーが古川日出男さん、管啓次郎さん、小島ケイタニーラブさん、柴田元幸さんと、あたしの勤務先とは縁もゆかりもある方々ばかり。
だからなのでしょうね、今日のイベントもすんなりと世界に入っていけた気がします。
思わず涙が出てきた
今月のおすすめ本[2016年6月]
からあげ怖い
饅頭怖い、という落語のネタがありましたね。「怖い、怖い」と言いながら実は大好きというのが落ちなわけで、そのひそみに倣うわけではありませんが、タイトルのからあげ、怖いわけではなく大好きです。
少し前に、本屋の店頭に『からあげWalker』という本(ムック)が並んでいるのを見かけました。
他にもからあげに関する本はたくさんありましたが、この数年、世間では「からあげブーム」なんだそうです。だから、本の出版も増えているのでしょう。
しかし、からあげというものは昔からありますし、コンパなどではおつまみの定番、大人も子供も大好き、お弁当にもよく入っているおかずです。からあげ人気と言われたって、今に始まったことではないと思いますが、それでもこの数年、からあげを売りにしたお店がたくさんオープンしているようなのです。からあげの進化というところでしょうか?
で、上にも書きましたように、あたしも、からあげは好きです。だから、飲み会などでつまみを頼むときにはからあげは食べたくなりますし、注文したくなります。商店街の揚げ物屋の店先で、コロッケやメンチなどの隣にからあげが並んでいると、ちょっと試食したくなりますし、買って帰りたくなりもします。
が、なかなか行動に移せません。眺めるだけでスルーすることがほとんどです。
別に、あたしが引っ込み思案だから、というわけではありません。そうではなく、タイトルどおり、本当にからあげが怖いからです。
「からあげ」の何が怖いんだ、と言われそうですが、その答えははっきりしています。
生姜です。
前にも書いたかもしれませんが、あたし、生姜が苦手なんです。ですから、からあげに限らず、生姜を効かせた食べ物全般が苦手です。
でも、からあげに生姜はつきものでしょ?
と言われますが、確かにそうなのですが、お店によってはほとんど生姜を感じない味付けのところもあります。そういうのは大丈夫なのです。美味しくいただけます。でも、生姜がものすごく効いている、生姜がものすごく主張してくるタイプのからあげは、一口食べて出してしまいます。
というわけで、「ここのお店のからあげは大丈夫」とわかっているものは遠慮なく注文もできますし買えるのですが、初めてのお店だと、そこのからあげがどのタイプなのかわからないので注文に躊躇いが生じてしまうのです。
まさにからあげ怖いです。
ところで、からあげって、このダイアリーでは「からあげ」と書きましたが、「唐揚げ」と書いた方がわかりやすいでしょうか? それとも「から揚げ」でしょうか? 「空揚げ」という表記もありますよね? どれが一番しっくりくるでしょう?
そう言えば、ケンタッキーのフライドチキンも、からあげの一種と言えば一種ですよね? チキン南蛮だってそうでしょうし。からあげブームというのは、いわゆるからあげだけではなく、いろいろなアレンジ料理も増えているところから来ているのでしょうね。
地図を作った想い出が蘇る
パリが大変なことになっているようですね。
ただし、今回はテロではなく洪水のようなので、ひと安心とはもちろん言えませんが、人が人を殺め、憎悪を生み出すものでないことがなによりだと思います。
とはいえ、死者もたくさん出ているとか。あたしの勤務先のTwitterでも取り上げております。
先のニュースで取り上げられている1910年のパリ大洪水や、美術品保護を含む現在の対策については、『パリが沈んだ日 セーヌ川の洪水史』で詳述されております。災害理解の一助に。 https://t.co/Z0CX9gzMEX
— 白水社 (@hakusuisha) 2016年6月3日
で、ここに載っている『パリが沈んだ日』って、見返しとか本文中に、詳細なパリの市街図が載っているはずです。実はその地図、あたしが作ったんです。イラストレーターで、ちまちまと。
懐かしい想い出です。
それにしても、セーヌ川って定期的に氾濫を起こしているみたいですね。排水施設とかどうなっているのでしょうか?