たまっていたのは……

久しぶりの会社。

先週の水曜日からツアーに出ていたので、丸一週間は空けていたわけですが、思ったほど返品依頼のファクスがなくてホッとしました。

注文書は、他の人が処理してくれているので、控えやコピーが机の上に置いてあることはあっても、処理しなければならないものがたまってはいませんでした。

むしろ、大変なのはメールです。

もちろんツアー中もメールチェックはしていましたし、最低限必要なものには返信もしていましたが、やはり職場のパソコンに入っている資料などを見ないと答えようのないものもあるので、今日はそんなこんなで一日が過ぎ去っていきました。

明日からは、なんとか平常勤務、日常業務に戻らないと!

キタか、ミナミか?

素朴な疑問として書いておきます。

タイトルにあるキタとか、ミナミって、このようにカタカナで書くと大阪の地域、街(?)を指すというのは、なんとなく暗黙の了解だと思います。キタとは梅田から北新地界隈、ミナミとは心斎橋から難波界隈を指すと理解していますが、それでまずはあっているのでしょうか? 東京生まれ東京育ちのあたしにはわかりません。

ところで大阪の繁華街とかターミナルと言えば、梅田や難波の他にも天王寺という街があります。

さて、この天王寺はミナミなのでしょうか? 素朴な疑問とはこのことです。

いや、そもそも天王寺とは駅の名前であって、あのあたりは阿倍野だ、というご意見もありましょう。では、その阿倍野はミナミなんでしょうか?

阿倍野は阿倍野、ミナミではない、のでしょうか、それともミナミに含まれるのでしょうか?

かれこれ大阪を担当して十年近くになりますが、まだまだわからないことだらけです。

ちょっと寒くて、でも暑くて、そして蒸す!

今日は京都を回っていました。

雨にも降られず、曇りがちの天気。営業回りには最適です。

曇っていたので気温もそれほど上がらなかったのでしょうね。人によっては肌寒く感じたのではないでしょうか? 特に電車の中やバスの中はクーラーを付けると寒いし、付けないと暑いという、乗務員泣かせの気温でした。それに雨が降りそうなので湿度は高め。やはり蒸し暑いと感じた人も多かったと思います。

あたしはと言うと、クーラーの効きの悪いバスでは、社内混雑もあって少し暑く感じましたが、それ以外は快適な営業回りが出来ました。

が、京都から大阪に戻ると、大阪は雨が降っていました。明日は雨でしょうか?

こんな書店は愉しい?

ジュンク堂書店の千日前店がこの春、閉店しました。もともとは難波店と言い、現在の難波店が開店したため、もともとの難波店は千日前店に名前を変えて営業していましたが、この春にとうとう閉店となりました。

そのため難波店も千日前店の閉店を承け、棚構成の見直しと棚配置の変更など、新規大々的なリニューアルが行なわれ、あたしは今回の関西ツアーで、リニューアル後の難波店を初めて訪問しました。

「どんな風に変わっていた?」と聞かれたら、「これまでの難波店に千日前店が覆い被さった感じ」と答えるしかないです。「なに、それ?」と言われそうですが、両店をご存じの方にはこの表現もあながち荒唐無稽とは言えない、むしろ「確かにそんな感じ」と思っていただけるのではないでしょうか?

もう少し具体的にと言いますか、わかりやすく言うならば、棚が高くなり、少しだけ棚の間の通路も狭くなったので、ものすごく圧倒されます。ものすごい蔵書量、圧倒的な品揃え、という感じです。しかしこの圧倒感も悪く言えば息苦しさと言えなくもないでしょう。だから、ちょっと遊び心を加えてみたいと思いました。

「どうやって?」と聞かれそうですね。あたしなりの答えは、「床を(床で?)もっと遊ぼうよ」というものです。具体的にどうするのかと言いますと、棚が高くて通路も狭く感じられるわけですから、少し広く見えるように床のデザインを変えるのです。たとえば、トリックアート美術館にあるようなこんな図柄を床に描くのです。

空中神殿

一本橋

これだけでもずいぶん広く感じられると思います。あるいは街中に出現した作品ですが、下の写真のようなものとかでも面白いと思います。

トリックアート

こんな感じで、書棚が下へ下へどこまでも伸びているような絵を床に描いたら面白いと思うのですが、どうでしょう? ものすごく書店内が広々と感じられるのではないでしょうか?

その他、壁や書棚にもいろいろとトリックアートを描いて、本当に「本屋に来ること自体がアミューズメント」にしてしまうという趣向なんですが……

猫の次は? 三すくみ?

丸善&ジュンク堂書店の梅田店1階で「猫フェア」をやっていました。猫まみれ、猫づくし、猫三昧として猫に関する写真集や小説などを、それこそ集められるだけ集めたフェアです。「こんなにあるんだ」というのがお店の方の感想だそうです。

そして、すぐ近くの紀伊國屋書店の梅田本店でも「猫フェア」をやっていました。こちらは猫に関する本は写真集などに絞って、その代わり猫グッズなどを一緒に並べていました。とはいえ、キティちゃんとかいわゆる猫のキャラクター商品ではなく、ごくごく一般的な猫がデザインされたものばかりです。こちらもやはりなかなかの人気だそうです。

それにしても猫の快進撃、いつまで続くのでしょう。既に数年は続いていますよね?

が、だからといって、どちらの店舗も半永久的に猫フェアをやり続けるわけにはいきません。次のフェアを考えないとならないでしょう。ということで、お店の方との雑談で挙がったネタを……

とりあえず、子供と動物はテッパンというのが業界(←出版ではなくテレビ業界?)の常識らしいので、その線で考えてみますと、犬はありきたりですから外すとして他に何が候補になるでしょうか?

で、あたしが思いついたのが、猛禽と爬虫類、そして昆虫です。たぶん猫ほどは書籍もグッズも集まらないでしょうから、猫フェアのスペースを三つに分け、そこでこれら三つの動物フェアを同時開催です。如何でしょうか? フクロウカフェや爬虫類カフェがあるのは知っていますから、それなりに人気が出来るのではないでしょうか? ちなみに乃木坂46の西野七瀬は爬虫類好きで有名です。だから思いのほか女子にもウケるのではないかと思います。

あと、もう一つ考えました。ヘビ、ナメクジ、カエルの「三すくみフェア」です。これも、例えば紀伊国屋書店なら梅田本店、グランフロント大阪店、グランドビル店の三店舗で同時開催、それぞれのお店が三すくみの一つを担当するというわけです。あるいはジュンク堂書店の梅田店、大坂本店、梅田ヒルトンプラザ店の三つでもよいでしょう。三店舗のフェアを回ると「ああ、三すくみになってるのか」とわかるという趣向です。

こんなフェア、どうでしょうか?

行きたかったな!

今回の関西ツアーで、あたしの兵庫地区担当は終了です。

北海道・東北担当から京都・大阪(滋賀・奈良・和歌山も)の担当になって、たぶん10余年。その数年後、たぶん5年か6年前からは兵庫県も担当になったのですが、やはり京阪神は書店も多く、なかなか短い時間では回りきれないことも多く、兵庫は再び別な人間が担当することになりました。次のルーチンのツアーは10月だと思いますので、そこでバトンタッチです。

ところで兵庫県というと姫路もその中に含まれるわけで、姫路にはジュンク堂書店があるので出向きますが、その姫路には国宝、そして世界遺産の姫路城があります。城好きのあたしとしては行ってみたいところだったのですが、結局一度も行けませんでした。

残念。

いつかまた。

京都は雨?

広島・岡山の出張(研修旅行)を終え、そのまま一度東京へ戻ってもよいのですが、ほぼ毎回そうしているように、そのままルーチンの関西ツアーへなだれ込みました。今日から5日間、大阪をベースに京都、神戸を回ります。

第一日目の今日は京都へ。大雨を予想していましたが、夕方になって雨が降ってきたので傘を使いましたが、午前中は曇り空だったので傘の出番はなしでした。暑いのと雨降りとであれば、まだ暑い方がましでしょうか? これは外回り営業の永遠の課題。人によって答えは異なるでしょうね。

ところで、今日と明日はいわずもがなの土日です。土日だからといって書店が休みになることはありません。営業回りはできます。ただ、あたしの勤務先の場合、大学生協も大事な訪問先なのですが、日曜日は休み、土曜も午前中や3時くらいまでしか営業していないところがほとんどで、やはり土日の営業回りは行程を組むのがたいへんです。

毎回土日に回るときはそれを感じるのですが、では今回の場合、一度岡山から東京へ戻り、改めて関西ツアーへ出るべきだったのでしょうか? これも何とも言えません。今回の場合、岡山と大阪は比較的近いので続けてしまいましたが、これが九州へ行った後ならどうでしょう? たぶんちょっと悩みます。東京から見てまるっきり逆方向である北海道や東北へ行った後であれば、さすがにそのまま関西へ、ということにはならないでしょう。だから、土日に書店回りということにはならなかったと思います。

もちろん今回も先に関西を回って、そこから広島へ向かうという選択肢もなかったわけではありませんが、それだって、たぶん前の週の金曜から火曜ま5日間ですから、間に土日が挟まってしまいます。となると、結局、悩むだけ意味がないのでしょうか?

とりあえず晴れていますが……

倉敷の朝です。

ホテルの窓から外を見ると雨は降っていませんし、曇りがちの晴れ、と言える空模様。

が、テレビの天気予報を見ると、今日はこれから雨のようで、また被害が出るのでしょうか?

晴れる?

広島での一夜が明けました。

昨夜は広島の書店の方との懇親会。とても美味しく、とても愉しいひとときでした。

が、その時も外は土砂降り。かなりの雨でした。広島で雨といえば、ニュースでも大きく報じられた土砂崩れが思い出されます。昨夜も広島市には警報が出ていました。

恐る恐る書店の方に伺うと、やはりその時の降り方はいつもと違ったようです。なんとも言えぬ、恐ろしい降り方だったとか。

一夜明けた今朝。外は青空が見えていますが、テレビのニュースでは山陽線の脱線のニュースを伝えています。広島では今回もかなりの被害が出ているようです。