朝日新聞は自宅で講読しているので簡単に写真が撮れますが、それ以外の新聞は会社に行かないと見られません。が、今日は別件があって会社にちょっと行って来たので、他紙の状況を確認してみました。
まずは日本経済新聞。夕刊一面にカラー写真入りです。
続いて読売新聞。こちらも夕刊の一面、カラー写真も。
毎日新聞は一面ではなく、中面で伝えていますが、写真はモノクロでした。
昨日、台湾の新総統就任式が行なわれ、夕刊にも大きく記事が載っていました。
上の写真は昨日朝日新聞です。夕刊のトップニュースですね。何を語るのか、そして中国共産党がどう反応するのか、興味深いところです。
そんな就任式を受け、今朝の朝刊では紙面の複数箇所で台湾新総統就任のニュースが取り上げられています。
そんな今朝の朝日新聞に、しっかり広告が!
記事と連動する広告、他社の事例を見ていて「こういう広告は効果的だろうなあ」と常々思っていたのですが、少なくとも今朝の朝日新聞を読んでいる読者にはバッチリだったのではないでしょうか?
広告自体はずいぶん前から決まっていましたが、果たして記事の方で蔡英文就任のニュースがどれくらいの大きさで扱われるのかはわかりません。小さなベタ記事ではせっかく出した広告の効果もあるのかないのか。できるだけ大きな記事が出ることを内心期待していたわけですが、これだけ扱ってもらえると、広告も大きさ以上の効果を上げられたのではないでしょうか?
さあ、週明けからの注文殺到(?)に期待です。
いよいよ初来日が迫ったスティーヴン・ミルハウザー。それに間に合うように新刊の『魔法の夜』が明日、配本になります。都内の書店なら明日の夕方、あるいは土曜日には並び始めるところもあると思います。地方の書店だと週明けになってしまうでしょうか。全国一斉発売ではないので、タイムラグはご寛恕ください。
さてその新刊、なにせ、上のようなカワイイ装丁。あたしは既に読みましたが、非常に読みやすい作品であり、ストーリーも面白いです。特に大きな事件が起きるわけではないのですが、なんとも言えない時間の流れ方を感じました。
さて、作家の来日というのはノーベル賞作家でもなければ、それほどニュースになることはありません。せいぜい来日後一週間か二週間くらいのうちに新聞の文化欄や文芸欄で記事が出るくらいでしょうか。出ないかもしれません。
とはいえ、海外文学好きにとっては大きなニュースですし、なかなか著者に接する機会というのはないわけですから、大きな話題ではあります。
で、せっかく来日もする、新刊も出るということで、「ミルハウザー」フェアをやります、という書店がチラホラとあります。ありがたいことです。というわけで、「じゃあ、うちも」と思ってくださった書店の方のために、ミルハウザーの翻訳されている作品を紹介いたします。
まずは単行本から。
続いて新書、白水Uブックスでは以下の4点です。
『イン・ザ・ペニー・アーケード』『バーナム博物館』『マーティン・ドレスラーの夢』『ナイフ投げ師』となります。本当ならあともう一点、『三つの小さな王国』があったのですが、これは現在品切れとなっています。あしからず。
ただ、少し前までは在庫があったので、書店によっては店頭に残っているところがあるかもしれません。探してみてください。
って、これはお客さん向けのセリフですね。「フェアをしませんか?」というのはあくまで書店の方に対するセリフですから、すみません、文章の対象がゴッチャになってしまいました(汗)。
ちなみにフェアを提案するくらいですから、上に挙げた書籍は在庫はしっかりありますし、各取次の倉庫にも揃えてもらっているはずです。「はずです」という書き方なのは、取次倉庫の担当があたしではないので、確実なことが言えないからです。ただ取次の倉庫になくても、出版社在庫はあるのでドシドシ注文をお出しください!
さて、最後にもう一つ。
以前は単行本で『エドウィン・マルハウス』という作品も出していたのですが、これはしばらく前から品切れでした。しかし、6月上旬に河出文庫で復活します。お楽しみに!
今日の朝日新聞は、なんだか、あたしの勤務先の本を宣伝してくれているように感じました。その本というのは、『中国 消し去られた記録』と『蔡英文 新時代の台湾へ』。
もちろん、それは我田引水と言うのか、牽強附会と呼ぶのか、あたしの勝手な思い違い、否、思い込みなのですが、まずは下の写真をご覧ください。
今朝の一面です。アメリカの人権団体が中国の人権運動を支援しているという記事。ただし、この数年中国国内の締め付けが厳しくなり、思うような支援ができなくなりつつあるということを伝えています。
そして中面で、その追加記事。そのあたりのこと、『中国 消し去られた記録』に詳しいです。この数年、本当にひどいです。暴力的なものから、やんわりとしたものまで、実に巧妙です。
さらにこんな記事も。文革に対する論評です。「人民日報」の記事ですから、中国共産党の公式なものですが、この公式見解をはみ出るようなものは一切許さない、ということであり、こうして公式見解を出したのだから、これ以上もう議論するな、という態度表明なのでしょう。文革ですらこうなのですから、六四天安門事件の再評価など夢のまた夢なのでしょう。
そして社説。20日の総統就任式を前に中国共産党がなんやかやとうるさくなってきていることへの朝日新聞なりの論評なのでしょう。とにもかくにも、まずは新総統・蔡英文の演説を聞かないと話になりませんが、『蔡英文 新時代の台湾へ』を読めば、彼女の考え方、何を目指そうとしているのかはわかるはずです。
昨日は午後から早退しました。
体調を崩したわけではなく、実は、伯父さんが亡くなり、その通夜へ出席するためです。今日は告別式なのですが、そちらはパスさせてもらいました。
伯父さんは、母の姉の旦那。十数年ぶり、いや数十年ぶりの再会が棺の中。子供のころの印象では大きな、実際にもやや太った感じの人だったので、顔も体も大きな印象を持っていましたが、棺の中に寝ている伯父さんはかなり痩せていて、そんな記憶と比べると別人のようにも感じられます。
それにしても、久々の親戚との邂逅。いや、邂逅と言うほど話をしていませんが、いとこなんだろうけど誰だかわからない、そんな人が何人も。そのいとこたちが結婚していて子供を連れて来ているわけで、そうなると、もう誰が誰の子供なのか、誰が誰と夫婦なのか、通夜の席ですから、そんなことを根掘り葉掘り聞くのもなんですし、なんとなく昔の面影を思い出しながら、たぶん誰々だろうなあと思うだけでした。たぶん、向こうもあたしのことを見て、たぶん親戚の人なんだろうけど誰だろう、という感想を抱いていたでしょう。
まあ、人によって異なるでしょうけど、いとこも結婚してそれぞれの家庭を持つようになると、だんだんと疎遠になるものです。昨夜会ったいとこたち、たぶん今日、町で会ったとしても、あたしはもう思い出せなくなっていること必定です(汗)。そして、たぶん、また十数年顔を合わせることはないのだろうと思います。
が、そんなことにはならないかもしれません。なにせ、母の姉の旦那が83歳で亡くなったわけですが、その連れ合い、つまり母の姉だってもういい歳です。旦那を亡くして気落ちしているでしょうから、この先が心配です。
男は奥さんを亡くすとすぐに後を追うように亡くなってしまうけど女は旦那を亡くしても長生きする、とは巷間よく言われることで、うちの母がそれを見事に証明していますが、伯母さんはどうでしょう?
それに、伯父さんがそんな歳だったわけなので、母の兄弟、意外と人数が多いのですが、みな70から80絡みの年齢。ここ数年で次々に逝ってしまう可能性だって少なくありません。
うちの母も73です。今のところは元気ですが、いつどうなるか……
いや、ポックリと逝ってくれるならよいのですが(←不謹慎?)、もしボケて寝込むようなことになって要介護となったら、今のあたしでは手に負えないです。
厄介な、そして深刻な問題です。