カテゴリーアーカイブ: 営業部だより
今月のおすすめ本[2020年3月]
今日はアブサン・デー
本日は、アブサン・デーなのだそうです。
アブサンと言えば、水島新司の野球漫画を思い浮かべる人もいるでしょうが、ここは正真正銘、西洋史にもしばしば登場するお酒、アブサンのことです。
というわけで『アブサンの文化史 禁断の酒の二百年』のご案内です。ただし、本書は現在在庫僅少です。ご注文はお早めにどうぞ!
ドラマ化進行中
台湾文学のベストセラー、呉明益『歩道橋の魔術師』のドラマ化が進んでいるという記事です。楽しみですね。
なんとか日本でも放送してもらえないものでしょうか? BS放送の深夜枠でもいいですから、なんとかお願いしたいものです。
それにしても、かつて台北駅のすぐ近くにあった中華商場をセットで再現するなんて驚きです。どんな感じになっているのでしょう? ドラマ撮影終了後に、このセットをそのままテーマパーク的に公開してもよいのではないでしょうか?
朝日新聞にUブックスが!
見覚えのある本の書影が載っていると思ったら、なんとUブックスの『ほとんど記憶のない女』でした。長島有里枝さんの紹介です。
紙幅の関係で書影が載っているのはそれだけですが、文章中では『ミラノ霧の風景』も紹介してくれています。ありがたいことです。
紹介されている本も、なんとなく共通性を感じる、相通じるなあという気がしますが、それはあたしの気のせいでしょうか?
北マケドニアフェア
神奈川県の茅ヶ崎市は北マケドニアのホストタウンなのだそうです。
ということで、昨年末から市内各所にて北マケドニアのフェアが開催されています。
でも、北マケドニアってどこだかわかりますか? マケドニアと聞けば世界史のアレクサンダー大王くらいを思い出すことができますが、その北なんですよね。ギリシャとかバルカン半島のあたりかしら、というところまで想起できれば御の字でしょうか?
で、あたしが時々営業に伺っている茅ヶ崎駅前の長谷川書店でも北マケドニアのフェアをやっています。『比較で読みとく スラヴ語のしくみ』『古代スラヴ語の世界史』『アルシノエ二世』を並べていただいています。
今日の配本(20/03/04)
こちらもよい動きなんです!
新型コロナウイルスの流行を受け、新潮文庫の『ペスト』が売り上げを伸ばしているようです。「新型」と言うくらいですから、このウイルスに関する書籍は皆無でしょう。何かしら情報を得たいという人が買っているのでしょう。
そうなると、感染症とかウイルスとかそういったテーマの本も売れてもよさそうですが、理系の専門的な本になると一般の方にはちょっと難しいのかも。
そういうわけで、あたしの勤務先の『ゾンビ襲来 国際政治理論で、その日に備える』の引きも悪くないです。こういった状況になった時どう対処すればよいの火の処方箋です。
三変化
新刊『アウステルリッツ』が好調です。既に都内の書店からは次々に追加注文が入っています。
ただ、既に品切れ重版中で、今月半ばまでお待ちください。
その『アウステルリッツ』ですが、これまでに二回刊行されていまして、今回が三回目になります。写真は一番左が最初に刊行された時のもの、真ん中は《ゼーバルト・コレクション》のもの、一番右が今回のものになります。