ご興味を持たれた方へ

一昨日と昨日の朝日新聞夕刊の社会面に、二回にわたって載っていました。夕刊の記事なので、もしかすると東京版(首都圏版?)のみの掲載かも知れませんが……

記事では、石田波郷について、ちょこっとだけ触れています。

「石田波郷って誰?」という方も多いかと思いますし、そもそも波郷と聞いて人の名前だとわからない方がほとんどかも知れません。そういう人がいたんだと、この帰化に覚えていただければ幸いです。

そんな波郷ですが、あたしの勤務先からは波郷に関する書籍が出ています。

わが父 波郷』と『波郷の肖像』です。

どちらも波郷の息子さんによるものです。波郷ってどんな人だったのか、どういう人生を送った人なのか、朝日新聞の記事から興味を持たれた方は是非読んでみてください。

スラヴ語って?

売れ行き絶好調の『古代スラヴ語の世界史』ですが、スラヴ語ってそもそも何でしょう? どこで話されている言葉なのでしょうか?

そう思った方も多いのではないでしょうか?

そもそも言語名としてスラヴ語というのはないみたいで、ウィキペディアでも立項されているのは「スラヴ語派」になります。そのスラヴ語派に属するのが一緒に並べてみた言葉たちです。

他にもありますが、ひとまず《ニューエクスプレスプラス》で刊行されているものだけを並べてみました。やはりイメージ通り、東欧からロシアにかけて話されている言葉ですね。

というわけで、『古代スラヴ語の世界史』で扱っているのは、タイトルに「古代」とあるように現代の言葉ではありません。書店でも語学書売り場ではなく、人文の世界史や言語学、あるいはキリスト教の棚に置かれていることが多いようですし、またそこで売れています。

が、あえてここでは現代のスラヴ語とはどんなものかに注目してみました。

なお「キリスト教の棚」でもと書きましたが、『古代教会スラブ語入門』なんていう本も出しています。興味のある方はこちらも是非どうぞ!

第3刷です

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重版が決まりました

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没後50年

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言葉から歴史へ

今朝の朝日新聞読書欄です。

古代スラヴ語の世界史』が載っています。評者は出口治明さんです。

出口さんの評でもわかるように、本書は「スラヴ語」というタイトルではありますが、語学書の棚よりも人文書の棚で売れています。世界史(文化史や東ヨーロッパ史)だったり言語学だったりのコーナーに置いてあることが多いです。

もちろん語学書の棚に置かれている書店もありますが、もし語学書の棚では埋もれてしまっていたり、いまひとつ動きがよくないと感じるようであれば、この機会に人文書コーナーでの展開は如何でしょうか?