是非是非お隣に……

集英社新書から『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』が刊行になります。今日が発売日だったと思います。

で、著者の名前に注目です。

はい、中川裕さんです。『ゴールデンカムイ』の監修もされている斯界の第一人者です。

そんな中川さんの著作が、上の写真の『ニューエクスプレス アイヌ語』です。コミックやTVアニメの影響で「アイヌ語に触れてみたい」という需要が高まっていまして、本書も売れに売れています。

コミックの隣に語学書? 新書と語学書を一緒に並べるの? と疑問に思われる方も多いかと思いますが、騙されたと思って、一冊だけでもよいですから並べてみてもらえませんか?

この春、都会へ上京してくる女性たちへ

 

《エクス・リブリス》シリーズの中に『ブルックリン』という作品があります。映画にもなりました。映画の方は、アカデミー賞にノミネートもされていたはずです。

ストーリーは、アイルランドの片田舎から大都会ニューヨークのブルックリンにやって来た少女が、そこで働き、恋をし、都会に揉まれながら、少しずつ大人へと成長していくという、こんな風にまとめてしまうとありきたりと思われてしまいそうですが、それでもとてもよい作品です。

この時季は田舎から東京や大阪などへ出て来た女性も多いと思いますので、こんな作品は如何でしょうか?

「翻訳」三姉妹?

新刊『翻訳 訳すことのストラテジー』が店頭に並び始めたところだと思います。で、翻訳に関する書籍って他にもあったのでご紹介します。

まずは文庫クセジュの『翻訳 その歴史・理論・展望』、もう一点は単行本ですが、『翻訳のダイナミズム 時代と文化を貫く知の運動』です。

翻訳という仕事に携わる人だけでなく、外国語に興味がある方にもお勧めの三冊です。

代わりにどうぞ!

今朝の朝日新聞「折々のことば」はフェリーニ。

引用元は平凡社の『フェリーニ』のようですが、残念ながら品切れのようです。読みたいなあと思った方は古本屋を探すしかないのかも知れません。

引用された言葉ではなく、フェリーニについて読んでみたいというのであれば、あたしの勤務先から『フェリーニ 映画と人生』という一冊が出ていますので、こちらを是非どうぞ!

新刊が出るので……

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

例文で覚えてください!

例文で覚える フランス基本単語2600』が本日、見本出しです。

既に『例文で覚えるフランス語熟語集』を刊行していますので、これで単語と熟語が揃ったことになります。

別に姉妹篇を意識したわけではありませんので、装丁は揃えたりしていませんが、できることなら2冊セットでご愛顧いただければ幸いです。

関東編3巻、関西編2巻!

本日見本出しの『地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西2』で、このシリーズもひとまず完結です。

関東編が3冊、関西編が2冊です。

読者からは当然のことながら、「他の地域も出して!」という声があるのは承知しています。名古屋の名鉄や福岡の西鉄なども大きな私鉄ですし、地方ごとにそれぞれ特色や風情のある、地元で愛されている鉄道があるのも知っています。

いつかまた、そのあたりをまとめて出せる日が来ることを信じて……