仕切り直し

月曜からスタートした関西ツアー。

いつもでしたら今ごろは東京へ向かう新幹線の中のはず。そろそろ東京へ着こうかというころだったでしょう。

しかし、今回のツアーでは今もまだ大阪にいます。大阪のホテルの部屋です。

日曜日にイベントが入りまして、そのまま居残りというわけです。日曜の晩に帰京予定です。

つまり土日がプラスされたわけですが、最初の予定でホテルを予約していたので、もう二泊分を追加で予約しましたが、今回到着してみると、ホテルの部屋は昨晩までで一度チェックアウト、今夜から二泊改めての予約扱いなので部屋が変わることになりました。

うーん、面倒臭い。

まあ、それはよいとしても、月曜から木曜までの四泊と、今宵と明日の二泊の宿泊料がほぼ同じって、いくら週末とはいえ、あまりにも値段の差がありすぎるのではないでしょうか?

と思いきや、今宵からの部屋はツインルームです。ツインのシングルユースなんです。

だから高くなっても当たり前? いや、別にあたしがお願いしたわけではないし、あたしとしてはシングルルームで構わなかったんですけど。

それに、このツインルーム、シングルの部屋に無理矢理ベッドを二つ入れただけ。昨日までのシングルルームに比べて決して部屋が広くなっているわけではありません。なので、部屋に備え付けの机も小さく、とても机と呼べるような広さはありません。これだったらシングルルームの方がはるかにマシです。

まあ、あと一晩だから我慢しますけど。

大阪にて思ふ、再び

大阪の電車内で感じました。

東京でも最近は少し気になると書いたことがありますが、大阪ではもっと感じたのです。

それはリュックです。

東京では電車に乗り込むときに背中に背負ったリュックをお腹側に背負い直す人がそれなりにいるのですが、大阪ではほとんど見かけません。皆、背中に大きなリュックを背負ったまま電車に乗っています。

公共心? 道徳心? 民度?

いや、東京の場合、駅のアナウンスで「背中に背負ったリュックは……」という放送がしばしば流れているんですよね。そのアナウンスに促されて背負い直す人が多いのかも知れません。

大阪の電車内や駅のホームでアナウンスがあれば、皆さん背負い直しますよね?

大阪にて思ふ

月曜から関西ツアーに来ています。乃木坂46のいくちゃんも舞台「ロミオとジュリエット」の大阪公演で大阪にいるんだと思うと、ちょっとワクワクする関西ツアーです(爆)。

ところで、大阪のホテル住まいも今宵が三日目です。昨日、今日とホテルの部屋に戻ってきてシャワーを浴びたときに気づいたのですが、シャワー温度の設定が最高になっているんです。最高って、つまり最熱のことです。

さすがに、風呂の掃除をこの温度でやったらスタッフの方だって熱いと思うので、掃除が終わった後に、わざとダイヤルを最高のところに合わせているのではないかと思うのですが、それって何故でしょう? もしかしてホテル側の嫌がらせ? 別にあたし、ホテルに対してクレームを付けたり、無理な要求をしたりしていませんから、嫌がらせを受けるような覚えがないのですが……

まあ、まだ日曜のチェックアウトまで泊まり続けるので経過を観察してみます。

さて書店を回っていますと、店頭にしばしば売れ行きランキングの棚があったりします。村上春樹の新刊がワンツーフィニッシュなのは仕方ないとしても、それ以外の本を見ていて面白いことに気づきました。『上西恵写真集』が結構上位にランクしているんです。東京なら『橋本奈々未写真集』や『白石麻衣写真集』が上位にいて、こう言ってはファンの方に怒られますが、上西恵の写真集がランキングに入っているとは思えません。

 

やはり関西。NMB強し、ですね。

行楽よりも通勤?

小田急沿線の営業をしているときに駅でロマンスカーの時刻表を見つけました。3月にダイヤ改正があるようですね。

小田急ロマンスカーと言えば、展望席のある車輌というのが子供のころからのイメージで、箱根の温泉に行くときに乗る特急と思い込んでいました。その後、箱根湯本行きの「はこね号」よりもちょっとダサい車輌を使っている片瀬江ノ島行きの「えのしま号」とか、「はこね号」よりも停車駅の多い「さがみ号」というのを知りましたが、ロマンスカーと言えばあくまで箱根へ向かう「はこね号」であって、それ以外はロマンスカートは呼べない、そんな風に思っていました。まあ、あくまで子供のころ印象です。

 

最近では、大島優子主演の映画「ロマンス」がロマンスカーを舞台にした作品であったということを思い出すのはアイドル好きやAKBオタくらいでしょう(笑)。一般の方なら箱根と言えば、箱根山の噴火と周囲の立ち入り制限のニュースが比較的最近の記憶ではないでしょうか?

その噴火のころ、小田急線を営業で回っていると駅のホームでしばしばロマンスカーを見かけましたが、車内はガラガラでした。箱根に行っても、もちろん箱根湯本駅付近や多くの地域で危険はないはずなのに、やはり風評被害というのでしょうか、箱根観光が敬遠されている感じでした。確かに、あのロープウェイに乗れないのであれば箱根周遊もほとんどできないに等しく、それでは行っても意味ないやと考える観光客が多いのも理解できます。

しかし、その後、箱根の立ち入り制限が徐々に緩和されるとロマンスカーの乗客がみるみる増えていくのを目睹しました。箱根に人は戻ってきている、そのことをロマンスカーの混み具合で実感したものです。というわけで、あたしにとってロマンスカートは、やはり今でも箱根に行楽に行く特急という先入観が抜けておりません。

そんな幼い記憶を胸にこのたびの時刻表を見ると、そもそもロマンスカーってこんなに多くの本数が走っていたっけ、というくらい多く走っているのですが、それだけでなく、ずいぶんとたくさんの駅に停車するようになったなあ、と感じました。上述の「えのしま号」や「さがみ号」は、あたしの子供のころの記憶でも町田には停車していたと思いますが、「はこね号」は新宿と箱根湯本の間の停車駅は小田原だけだったと記憶しています。それが、この時刻表を見ますと、途中停車駅が小田原だけというロマンスカーは数えるほどしかありません。一本か二本だけではないでしょうか?

これでロマンスカート言えるのか!

そんな怒りにも似た気持ちがフツフツとわき上がってきます。確かに、営業していてロマンスカーが思いも寄らない駅に停車しているのを見る機会が増えました。「なんで、こんな駅に?」というのが素朴な疑問です。「快速急行があるからいいじゃない」と思います。しかし、これほど停車するというのは、ロマンスカーが行楽特急ではなく、日常の通勤特急へと性格を変えたからなのではないでしょうか?

確かに、定期券で乗れる快速特急に比べ、ロマンスカーは余分な料金がかかりますが、ゆったり座って通勤できます。特に帰りなどは疲れた体をシートに預けてリラックスして帰りたいという気持ちも理解できます。だから、それなりに通勤客、乗降客の多い駅に停車せざるを得ないのはわかりますが、こうなると純粋に行楽で箱根に行くに人にとっては「どっちらけ」です。特に休暇を取って平日に箱根に行こうという人の近くに通勤客が乗っているなんて……。行楽とは日常を離れるからこその楽しみなのに、すぐそばに日常が垣間見えてしまっては行楽気分も半減です。

まあ、小田急にとってはロマンスカーの稼働率、満席率を上げるための策なのでしょうが……

初乗り

筑波エクスプレス、通称TXに、たぶん初めて乗りました。ちょっとワクワクです。

叔父さん(母の弟)が亡くなり、その通夜が今宵ありまして、秋葉原から三郷中央まで乗ったのです。

意外と早い、近い!

三郷と聞くと火なり遠いイメージだったのですが、秋葉原からほぼ20分。あっという間ですね。暗い時間だったので、それと思いのほか地下を走ることが多かったので、車窓からの風景を堪能するには至りませんでしたが、駅間が長いということだけは実感できました。

また乗ってみたいものです。

野田阪神

野田阪神、というところへ行ってきました。

いや、野田でいいじゃない、阪神って何よ?

というのが、東京人としての素朴な感想です。阪神電鉄の野田駅は野田駅としてあるわけですよね。で、野田阪神駅は大阪の地下鉄・千日前線の駅の名前。東京だったら、東武の下赤塚駅に対して、営団赤塚駅があるように、ここは大阪の地下鉄はどういう略称を使うのかわかりませんが、○○野田駅と付ければよいのではないでしょうか? そう思います。

関西ではこの他にも三条京阪という駅が、京阪線ではなく京都の地下鉄の駅名としてあったはず。こちらも他者の名をくっつけていて、自社のプライドはないのでしょうか? と感じます。

なんか、モヤモヤした感じを覚えるのは、あたしが東京人だからでしょうか? だからなのでしょうか、帰りの新幹線の切符、どこかに落としてしまいました(涙)。痛い出費です。

ロマンスなクルマ?

これは東京の大手私鉄、小田急の駅に置いてあるフリーペーパー「ODAKYU VOICE」です。小田急電鉄のことや沿線のイベントや見どころなどを紹介する小冊子で、暇つぶしにももってこいです。

で、上の表紙にもあるように、今号のテーマ、特集は2018年にデビュー予定の新型ロマンスカーの紹介。いまが2016年ですから、ずいぶんと気の早い話です。が、こういったものの設計は数年がかりでしょうから、ようやくデビューのタイムテーブルが整ったというところなのでしょう。

とはいえ、まだ実際のデザインはわかりません。載っているイラストでは、どんな感じになるのかほとんどわかりません。いろいろ書いてありますが、もう少し具体的な情報というか、写真が欲しいところです。まあ、デビューが近くなれば試験運行するでしょうから、営業回りの時に偶然目睹できるかも知れませんね。

って、そのころまで小田急沿線を担当しているかわかりませんが……(汗)

 

ところで、ロマンスカーと言えば元AKBの大島優子主演の映画「ロマンス」が思い出されます。といっても、映画は見ていませんが(爆)。

それにしても、ロマンスカーなんて、よくもまあ命名したものですよね。空想的なクルマ? 恋愛的なクルマ? どんな意味がこめられているのでしょう? たぶんググってみればネットのどこかには書いてあるのでしょう(笑)。

 

でも「ロマンス」と言えば岩崎宏美を思い出してしまうのは、あたしの年齢のせいでしょうね。いやいや、乃木坂46の「あらロマ」でしょう!

ところで話は戻って小田急の小冊子。歴代ロマンスカー紹介のページもありました。鉄ヲタ的には、このページはなかなか興味深いのではないでしょうか? このページだけのために、この小冊子が欲しい、という人もいるのでは?

関西ツアーみやげ

先週の関西ツアーでゲットしました。

ジュンク堂書店大阪本店の「文芸書通信」です。お店に行ったときに置いてあれば毎回もらって帰ってきますが、今回も新しいのが置いてありました。

藤井光さんの『ターミナルから荒れ地へ』がフィーチャーされていました。

 

同書では藤井さんがいろいろなアメリカ文学を紹介していますが、中でも藤井さん翻訳の『紙の民』を読みたくなること必至です。

そして『文芸書通信』の最期のページでは『年月日』も取り上げていただいております。

『年月日』にも批判精神が感じられるかは是非お読みいただいてご判断ください。

北陸の国際化

あたしの勤務先が語学書を柱の一つとしているからでしょう、観光地へ行くといろいろな国の言葉の観光案内、パンフレットに目がいってしまいます。ただし、パンフレットはどこへ行っても用意されているとは限りません。そこで今回訪問した、書店以外のスポットのウェブサイトがどれくらい多言語化しているか、調べてみました。

まずは初日の昼食、富山の五万石。ウェブサイトはメニューだけは英語も併記されていますが、英語ページは用意されていないようです。初日の夕食、金沢のあまつぼもウェブサイトは日本語のみでした。

続いて金沢マンテンホテル。一通り見た限りでは、日本語版ページのみのようです。さらに二日目の昼食、招龍亭。ここは中国からの団体さんなんかも利用しているのではないかと思ったのですが、ウェブサイトはやはり日本語のみのようです。

二日目に立ち寄った金沢海みらい図書館。こちらも日本語のみ。まあ金沢市民相手の施設ですから仕方ないかもしれませんが、世界の素晴らしい図書館にも選ばれたくらいですから、せめて英語ページはあってもよいのではと思います。もちろん金沢市内に住む外国の方も多いでしょうし……

そして西田幾多郎記念哲学館。サイトは日本語のみですが、英語ドイツ語のパンフレット(PDF)が用意されています。

二日目の宿泊先、山代温泉の葉渡莉英語中国語(繁体字)のページが用意されています。ロビーには下の写真のように、パンフレット、韓国語版と中国語(簡体字)がありました。たぶん中国語(繁体字)のパンフレットもあったはずなのですが、あたしがもらい損ねてしまったようです。

ちなみに、この金沢市、観光協会のサイトは英語フランス語スペイン語繁体中国語簡体中国語韓国語タイ語のページがあります。これについては昨年もこのダイアリーに書きました。福井と富山の観光協会の多言語状況に変わりはないようです。

上の写真はその金沢市の観光パンフレット各国語版です。入手できたのはご覧のように英語、フランス語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語です。その他、一枚モノの市街図も各言語取り揃えていて観光案内所などでも入手できますが、ウェブサイトからPDFをダウンロードすることが可能です。地図以外もいくつかダウンロードできるものがあるので、是非ご覧になってみてください。

 

 

 

最終日に参観した永平寺。曹洞宗のサイトは日本語のみのようですが、永平寺町のサイトはGoogle翻訳の選択メニューが設置されていて、メニューにはイタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、英語、韓国語、中国語(簡体字&繁体字)が用意されています。

そして最終日の昼食、越前そば・佐佳枝亭のウェブサイトは日本語のみでした。

美のまち福井でモテ祈願?

先週後半の研修旅行最終日、福井でほんのちょっと自由時間があったので一人でふらふらとこんなところを見学しておりました。

場所で言いますと、紀伊國屋書店が入っている西武のすぐそば、裏手という言い方をすると怒る人がいるかも知れませんが、路面電車の走っている通りを表と呼ぶなら、西武の裏手にあたります。

って、場所の説明ばかりで何なのかを書いていませんでしたね(笑)。北之庄城跡です。福井市内には、県庁などが建っている福井城もありますが、そちらは福井藩以降のもので、それ以前、柴田勝家時代の城がこちらになるというわけです。

ということで、柴田勝家像が睨みを利かせています、福井城に背を向けて。これはこの城跡の立地上この方角を向かざるを得ないのか、それともこの視線の先に何かあるのか? ちょっとよくわかりませんが……

そして、柴田勝家と言えば、秀吉とお市の方の再婚相手の座を争った人物。お市の方は百姓からの成り上がりの秀吉を嫌って勝家に嫁いだと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうね? まあ、肖像画を見る限り、秀吉は風采も挙がらない人物だったようですし、われわれはこの後に秀吉が天下を取ったことを知っているので先入観を抱きがちですが、男性に頼らなければ女性が生きていけなかった戦国時代、あの時点で普通に考えれば、お市の方が百人いたとしたら百人全員が勝家を選んだのではないでしょうか?

上の写真はそんなお市の方と娘三人の像です。手前のちょっと色の濃い三人が三姉妹、奥が三姉妹の母、お市の方です。

そのお市の方の像のところには、お市の方にあやかった福井の取り組み、モテ祈願の案内看板がありました。「美のまち」福井なんだそうです。まあ、お市の方は戦国市の美女と言われていますから、それにあやかるのはよいとして、でもお市の方って尾張(名古屋)出身ですよね? 福井が美の街って言ってよいのでしょうか、という素朴な疑問(汗)。ちなみに、やはり肖像画で見る限り、お市の方のお兄さん、織田信長もキリッとした美男子ですよね。あの兄弟(兄妹)は揃って容姿に恵まれていたようです。

柴田神社でモテ祈願ができるようですが、時間の都合上、写真を撮りながらぶらぶらするくらいしかできなかったのが、なんとも心残りです。