仕事なのか行楽なのか?

この夏から営業担当地域が増えて、神奈川県下ほぼ全域を担当することになりました。

すると、湘南ですとか鎌倉ですとか、行楽のニュースで耳にするような場所も担当することになります。

こういう場所って、訪れても、なんとなく仕事で来ているような感じがしないんですよね。

もちろん遊びに来ているわけではないことは重々承知していますが、街全体の空気と言いますか、雰囲気と言いますか、駅に降り立った時の周囲の様子がまさに行楽地であって、あたしの心も隙あらば仕事モードから離脱しようとしています。

うーん、これではいかん、と思いながら営業していますが、考えてみると京都へ出張で行く時なんて、まさに仕事なのか観光なのかわからなくなりますね。

数十年ぶり?

左の写真、わかりますでしょうか?

どこかの駅前だというのはわかるのではないでしょうか?

駅名が書いてあるのですが、写真を拡大してもよく見えませんね。遠すぎました。

正解は鎌倉です。こちらは鶴岡八幡宮などもある東口です。ちなみに、江ノ電は反対の西口側になります。

どうしたの? この三連休に遊びに行ったの? と言われそうですが、そうではなく、これは本日の午後に撮った写真です。

えっ、平日に休みを取って鎌倉?

いえいえ、違います。お仕事です。

この夏から神奈川県ほぼ全域が営業担当エリアになったと少し前にご報告しましたが、その営業で鎌倉まで足を延ばしたのです。

鎌倉と言えば、関東でも有数の観光地、歴史にあふれた場所です。遠足の目的地としてもよく登場しますし、もちろん大人になってからでも友人や恋人と訪れる、という人は多いのではないでしょうか?

しかしながら、このあたくし、鎌倉なんぞに一緒に行くような恋人はおろか友達すらおりません。ですので、最後に鎌倉に来たのは、たぶん高校の遠足以来ではないかと思います。

ってことは、数十年ぶりです。たぶん30年以上訪れていなかった場所です。

もちろん、それ以前だって来たことがあるのは一回か二回ですから、鎌倉なんて数えるほどしか来たことがないわけです。

そんな鎌倉、これからはちょくちょく来ることになりそうです。今回は駆け足でしたが、次回は鳩サブレくらいお土産に買って帰りますかね?

特別快速に乗りたいという気持ちは理解できますが……

東京の大動脈、中央線の話です。でも、たぶん、他の路線でも同じようなことはあると思います。

何が言いたいかと言いますと、特別快速の話です。

中央線は並行して走る総武線が各駅停車なので、基本は「快速」という位置付けになっています。しかし、中央線を利用している人なら誰もが思っているように、快速運転をしているのは東京から中野までの区間で、中野以西は各駅停車になります。

中野から先、終点の高尾まではまだまだかなりの距離があります。これを各駅運転するのに「快速」を名乗るのはどうなのよ、と沿線住民は多くの人が思っているはずです。いや、各駅停車もないと困るのはわかります。あたしが言いたいのは、そして多くの方に同意していただけると思うのは、中野から各駅停車になるのではなく、せめて三鷹までは快速運転にならないか、ということです。なぜなから三鷹までは総武線が並行して走っているので、中央線を各駅停車させる必要がないからです。

いや、朝のラッシュ時は中央線と総武線の両方で捌かないと混雑は緩和されない、という意見があるかもしれませんが、中野・三鷹間の乗客は意外と多くの人が中央線に乗ろうとするのです。新宿や御茶の水方面に少しでも早く着きたいからなのでしょう。だからこそ、朝のラッシュ時だけでも三鷹から新宿まですべて通過にしたら、総武線に乗客が分散され、中央線の混雑が緩和されるのと思うのです。

で、話がそれました。特別快速の話です。

そんな快速とは名ばかりの中央線快速に対し、特別快速は、上りの場合、立川を出ると国分寺、三鷹、中野にしか停まらず、あとは快速と同じく新宿、四ッ谷、御茶の水、神田、東京と停車します。立川から東京までですと快速とは所要時間に多少の差ができます。ですから、皆さん、特別快速に乗ろうとするのはわかります。

でもですね、この季節、旅行に行くために東京駅まで向かう家族連れ、特に小さい子供やお年寄りと一緒の家族の方々、わざわざ混雑している特別快速に乗らなくてもいいじゃないですか! 子どもや赤ん坊が混雑して苦しい車内で可愛そうですし、お年寄りだって席に座れません。

無理は言いません、快速に乗って行けばいいじゃないですか。そりゃ、快速だって中央線のことですからガラガラってほど空いているわけではありません。それでも特別快速よりは空いていますし、座れる可能性も高まります。東京駅へ着く時間が遅くなるって言ったって、家を出るのを少し早くすれば済む話です。どうして、快速に乗らないのでしょう?

あたしなど、先日も姪っ子たちを連れて出かける時、国分寺や三鷹で特別快速に乗れたとしても、空いている快速で行くことが多いです。特に座席に座れた時などはあえて立ってまで特快に乗る必要を感じません。着くのが少し遅くなると言っても、何十分も違うわけではなく、せいぜい数分ですから。

そんなことをこの季節は考え、思いながら中央線に乗っています。

石川県かほく市へは行ったことがあります!

昨日の朝日新聞夕刊です。

西田幾多郎の記事なんて珍しいと読んでみると、その中に石川県かほく市にある西田幾多郎記念哲学館の名前が出てくるではないですか!

そんな記念館があるなんて知らなかった、という人も多いと思います。あたしもそうでした。そもそも西田幾多郎というと京都の人、という印象があまりにも強くて、てっきり京都生まれだと思い込んでいた日という人がほとんどではないでしょうか? あっ、そこまでは言いすぎですか?

ちなみに、この記念哲学館、過日、人文会研修旅行で訪れたことがあります。また、その縁で、哲学館の方に、哲学館の紹介文を「人文会ニュース」に書いていただいたこともあります。非常に意欲的な取り組みをされている施設です。

北陸新幹線も開通して観光客で賑わう金沢市から遠いのが難ですが、哲学好き、幾太郎好きであれば、一度は訪れて損はないと思います。鈴木大拙もほぼ同郷で、同じ石川県には鈴木大拙館という施設もあり、西田幾多郎記念哲学館と鈴木大拙館は入館相互優待があるようです。

遠江ではなく駿河!

研修旅行二日目にして最終日は静岡です。静岡市内の書店を回ってお昼も静岡でいただきました。

昨日は浜松で鰻でしたから、本日は海鮮です。新静岡セノバの中、沼津魚がし鮨でいただきました。握りのランチと、奥の方に見えるのはプラスして頼んだ生しらすの軍艦巻。いや~、美味しいですね。

午後からは一路東へ。昔から名前は聞くけれど訪問する機会のなかった沼津のマルサン書店へ。

このマルサン書店、やたらと「ラブライブ」のポスターが貼ってあるのですが、どうやらアニメ作品の中に登場したようですね。あたしは、名前くらいは聞いたことがありますが、見たことはもちろんなく、どんなストーリーなのかも知らないのですが、店の内外、あっちにもこっちにも貼ってあったのが印象的でした。

さて、これで全行程終了。三島まで移動して新幹線で帰京なんですが、あたしはここで、沼津に住む妹家族と待ち合わせをして、三島で夕食を食べ(ご馳走して)、その後、新幹線に乗って帰京しました。

近いのか遠いのか?

あたしの勤務先の最寄り、JRお茶の水駅にある看板です。

東大寺と東北展」です。東大寺と東北って、あまり関連があるような気はしませんし、共通するのは「東」という漢字だけ、と思いたくなってしまうようなところもあるのですが……

どうやら歴史上、東大寺も何度も災害に遭い、そのたびに復興を果たしてきたということで、東北地方の復興への願いをこめての展覧会のようです。

で、どこでやってるのだろうか、上野かしら、と思ってこの看板をよく見たら、

東京駅より約2時間!!

と書いてあるではないですか! なに、東京じゃないの? だって、お茶の水駅の看板ですよ、てっきり東京のどこかの博物館だと思うじゃないですか。東北歴史博物館ってどこ?

と同館のウェブサイトを見てみると、宮城県の多賀城市にあるようです。うーん、東京駅から2時間。

確かに近いと言えば近いですが、だからといって、ちょっと時間ができたからって「行ってこよう」という距離でも時間でもないですよね?

いや、フットワークの軽い人だったら、「なんだ、近いじゃん」と言って、思い立ったが吉日という感じで訪れてしまうのでしょうか?

新幹線に勝てるか?

姪っ子たちが帰りました。先程、東京駅まで送っていったところです。

姪っ子たち3人だけで、新幹線に乗って帰ったわけですが、三人だけで旅するのも初めて、新幹線に乗るのも初めてなので、たぶん東京駅を発車してからは緊張していたのではなかったでしょうか?

三島駅下車なので、こだま号に乗って帰りました。東京駅で送り出し、あたしと母は中央線で帰宅ですが、帰ってきた国分寺でバスに乗ったのと、姪っ子たちが三島駅に着いたのがほぼ同時刻。

三島までは妹夫婦が車で迎えに来ていたようですが、たぶん家にたどりついたのは、あたしと母の方が早かったと思います、途中で寄り道もしなかったので。

それにしても、距離を考えると新幹線はやはり速い。しかし、乗り換えなしで帰ってこられる中央線もよく頑張ったと思います。

こんなことで競争心が生まれてしまうあたしって、やはりライトな鉄道オタクなんでしょうか?

ブラジルへ行きました

ブラジルへ行きました。

といっても夢の話です。

首都ブラジリアなのかリオなのか、どこへ行ったのかはよくわかりません。とにかくブラジルだと夢の中であたしは信じ込んでいました。

夢は、いきなりホテルの部屋に入ったところから始まり、何はともあれ両替をしないと何もできないとホテルの近くの郵便局へ向かいました。

なんで銀行でなく郵便局? それに両替ってホテルのフロントでもできなかったっけ? という疑問もありますが、夢の中のあたしは一切疑いもせず、訪れた郵便局は日本の郵便局のようなところで、だからゆうちょ銀行よろしく、郵便だけでなく銀行業務もやっていました。ブラジルの郵便局が実際にこうなのかは知りません。

ただここで一つ問題が。

あたしはポルトガル語は話せません。もちろん文字も読めませんから看板などもさっぱりです。辛うじて英語が併記してあるのを頼りにしていました。

「窓口で何て言えばいいんだ?」と思いながら、1万円札を出して「excchange」とか「change money」って言えば通じるだろう、くらいの心境でした。まあ、窓口の人も心得たもので、こちらのカタコトの英語でなんとか対応してくれました。

その後、なんとなくその郵便局の中を眺めていると、なぜか旅行会社のように旅のパンフレットが置いてあるのが目に入りました。旅行先としてどこが人気なのだろう、という興味本位でパンフレットを見ると、「ブラジル-北京 49800円」という文字が目に入りました。「ああ、中国が旅先として人気なのか」と思ったのですが、その刹那「なんで日本語?」という基本的な疑問。

そのパンフレットを手に取って見てみると、中味はほとんど日本語、隅っこには小さく「JTB」と書いてあります。なんで交通公社の旅行パンフレットがこんなところに置かれているのか全くわかりません。ブラジルの日系人向けでしょうか? だったら旅先は北京じゃなくて日本でしょ、と突っ込みたくなります。そもそも旅先が「北京」という都市なのに、出発地は「ブラジル」という克明なのもおかしな限りです。

その他にもいろいろとパンフレットが置いてありましたが、ほとんどがハングルや中国語(簡体字)のものばかり、旅行のパンフレットと言うよりも、ブラジルに来た観光客向けの案内のようなものと思われます。うーん、やはりブラジルに来る外国人って、中国人と韓国人がダントツで多いのでしょうか、そんなことを考えながらパンフレットを次々に手に取って見るあたしでした。

このあたりで、あたしも徐々に夢の非現実制を自覚するようになり、この夢はしっかり覚えていおいて、起きたらダイアリーに書こうと決意したのでした。だからこうしてここに書いているという次第。

それにしても、あたしはなんでブラジルへ行ったのか、そもそもあの郵便局はブラジルの郵便局だったのでしょうか? そもそもポルトガル語らしき表記は夢の中に出て来たような気もしますが、夢の中でポルトガル語は聞きませんでした。こちらがカタコトとも言えばい英語なので、向こうも英語で話しかけてきていましたから……(汗)

どこかで見た喧騒

今宵は八重洲ブックセンター本店でのトークイベントを聞きに行ってきました。

みすず書房から『福島第一 廃炉の記録』を刊行した西澤丞さんのトークです。トークイベントの感想は改めて書くとして、金曜日の晩の東京駅についてちょっと感じたことを書きます。

金曜日と言わず、ほとんどの晩、あたしは8時すぎには寝床に入り本を読んでいます。帰宅が遅くなることは、今宵のようにイベントなどがない限り、極力避けていまして早寝早起きを励行しています。ですから、こうしてたまに晩に外にいると、まだまだ元気に戯れている人々に圧倒されるのです。ましてや今日は金曜日、さらに人も多い気がします(←ふだんこういう時間に外にいないので、多いのか少ないのか判断できません)。

さて、金曜晩の東京駅です。新宿や池袋、渋谷とは異なる空気があります。それはこれから遠出をする人の多さだと思います。これら三駅と比べ東京駅は新幹線の発着駅です。ですから、これから旅行へ行く人、一週間の東京暮らし(出張?)を終えて地元へ帰る人などが目に付きます。さらに、トークイベントへ向かうために出てきた八重洲口は高速バスの乗り場が出てすぐのところにあり、こちらもそれぞれのバスに乗って目的地へ向かう人でごった返していました。既に満席というアナウンスも聞こえましたが、やはり金曜日だからでしょうか?

この空気感と言いますか、雰囲気と言いますか、つまりは東京駅の喧騒なんですが、これって出張帰りの新大阪駅で感じるものとよく似ています。あちらも新幹線に乗って目的地へ向かう人で、特に金曜の午後6時台は混雑しています。主として東京へ帰るサラリーマンが主で、東京駅とは少し構成が異なりますが、東京駅も最大多数はサラリーマンでしょうから、やはり似ています。

ただ、新大阪の場合、ターミナルとしての喧騒はお隣、大阪駅が担っていますので、新大阪は純粋に新幹線ためだけの駅に特化していると思います。それに対して東京駅は、新幹線もありますが、東京の主要ターミナルの一つとしての機能も併せ持っています。だから、余計に混雑もしていますし、雑多な感じもあります。

それでも、今宵、東京駅を歩いていて、なんだか新大阪駅にいるような気分になったのは、共通するものを感じたからなんでしょうね。この感覚、わかっていただけますでしょうか?

ホテルではいろいろと気になるものです。英語が堪能な方に是非ご教示願いたいものです!

ようやく終わった関西ツアー。トータル8日間にわたるツアーでした。

で、ホテルに滞在していますと、いろいろと気になるところがあります。別に部屋の居住性とか快適性とか、そういうことを言っているのではなく、ちょっとした掲示の言葉が気になるのです。まずは下の写真です。

バスルームの洗面台のところに貼ってあった注意書きです。ホテルの部屋にはミネラルウォーターのペットボトルが置いてありますが、洗面台の水も飲めるというわけです。

そして、上の写真は洗面台の正面、鏡に貼ってある注意書きです。英語以外の言語も追加されているところから、こちらの方が後から貼られたものだと思います。で、あたしが気になるのはその英語表記です。一番目の英語と二番目の英語、構文からして異なりますが、どちらの方が英語ネイティブの方にとって自然な英語なのでしょう? 教えて欲しいものです。

さらに逆に、外国人の方が泊まったときに、その人が少しは日本語ができるとして、「お飲み頂けます」と「ご利用いただけます」の違いは何かと尋ねられたら、あたしは答えられるでしょうか? それに「頂けます」と「いただけます」、どういう時に漢字を使い、どういう時に漢字を使わないのか、キッパリと答えてあげられるのだろうか、そんな不安も頭をよぎります。

言葉の問題はさておき、今回のツアーでは一泊だけ京都のホテルに泊まったのですが、そのホテルのシャワーが上の写真です。特にどうと言うことのないシャワーですね。でも使ったことがある人ならわかると思いますが、この手のタイプはちょうどよい温度に合わせるのが意外と面倒です。

そして上の写真が大阪のホテルのシャワーです。こちらのタイプは至極簡単、とても楽です。わが家の風呂場もこのタイプなので親近感も湧いてきます。

そんな大阪で泊まっていたホテルは、ベッドがダブルでした。

歯ブラシやバスタオルなどのアメニティーもすべて二人分用意されていました。一人で泊まっているのはホテル側でも把握しているはずですから、節約のためにもアメニティーは一人分でよいと思うのですが、ルームメイキングの係からしたら「この部屋はシングルユース、この部屋はお二人さん」などと確認しながら作業をするのは却って面倒なことになるのでしょうね。

もちろん、ダブルだからと言って、異性を連れ込んだり(もちろん同性も)なんてしておりませんので、ご安心を! いや、この歳になって連れ込む異性もいない方が問題かしら?