ブラジルへ行きました。
といっても夢の話です。
首都ブラジリアなのかリオなのか、どこへ行ったのかはよくわかりません。とにかくブラジルだと夢の中であたしは信じ込んでいました。
夢は、いきなりホテルの部屋に入ったところから始まり、何はともあれ両替をしないと何もできないとホテルの近くの郵便局へ向かいました。
なんで銀行でなく郵便局? それに両替ってホテルのフロントでもできなかったっけ? という疑問もありますが、夢の中のあたしは一切疑いもせず、訪れた郵便局は日本の郵便局のようなところで、だからゆうちょ銀行よろしく、郵便だけでなく銀行業務もやっていました。ブラジルの郵便局が実際にこうなのかは知りません。
ただここで一つ問題が。
あたしはポルトガル語は話せません。もちろん文字も読めませんから看板などもさっぱりです。辛うじて英語が併記してあるのを頼りにしていました。
「窓口で何て言えばいいんだ?」と思いながら、1万円札を出して「excchange」とか「change money」って言えば通じるだろう、くらいの心境でした。まあ、窓口の人も心得たもので、こちらのカタコトの英語でなんとか対応してくれました。
その後、なんとなくその郵便局の中を眺めていると、なぜか旅行会社のように旅のパンフレットが置いてあるのが目に入りました。旅行先としてどこが人気なのだろう、という興味本位でパンフレットを見ると、「ブラジル-北京 49800円」という文字が目に入りました。「ああ、中国が旅先として人気なのか」と思ったのですが、その刹那「なんで日本語?」という基本的な疑問。
そのパンフレットを手に取って見てみると、中味はほとんど日本語、隅っこには小さく「JTB」と書いてあります。なんで交通公社の旅行パンフレットがこんなところに置かれているのか全くわかりません。ブラジルの日系人向けでしょうか? だったら旅先は北京じゃなくて日本でしょ、と突っ込みたくなります。そもそも旅先が「北京」という都市なのに、出発地は「ブラジル」という克明なのもおかしな限りです。
その他にもいろいろとパンフレットが置いてありましたが、ほとんどがハングルや中国語(簡体字)のものばかり、旅行のパンフレットと言うよりも、ブラジルに来た観光客向けの案内のようなものと思われます。うーん、やはりブラジルに来る外国人って、中国人と韓国人がダントツで多いのでしょうか、そんなことを考えながらパンフレットを次々に手に取って見るあたしでした。
このあたりで、あたしも徐々に夢の非現実制を自覚するようになり、この夢はしっかり覚えていおいて、起きたらダイアリーに書こうと決意したのでした。だからこうしてここに書いているという次第。
それにしても、あたしはなんでブラジルへ行ったのか、そもそもあの郵便局はブラジルの郵便局だったのでしょうか? そもそもポルトガル語らしき表記は夢の中に出て来たような気もしますが、夢の中でポルトガル語は聞きませんでした。こちらがカタコトとも言えばい英語なので、向こうも英語で話しかけてきていましたから……(汗)