AKBよりは乃木坂!

本日は12月14日。赤穂浪士の討ち入りの日です。とはいえ、当時は旧暦ですから、実際にはもう少し後、年が明けてからになるわけで、雪の日の討ち入りも、それなら東京でもありえるか、という感じでしょう。

それにしても、WOWOWなどの有料放送ではさすがに往年の忠臣蔵映画を何本か放送していますが、地上波では全然放送されませんね。かつて、あたしが子供のころは、この時季には必ずといってよいほど忠臣蔵が放送されていたような気がします。この時季に併せて新たに作られたドラマもあれば、昔の映画をテレビで放送している場合もありましたが、とにかく14日当日やその前後の週末などには、そのような放送が決まり事のように放送されていたと記憶しています。が、この数年、めっきりそういう機会も減ってしまいましたね。ただ、今年はハリウッド映画の「47RONIN」があるので、多少は話題になっているのでしょうか?

ところで、この四十七士という数字を見ていて、秋元康が計算尽くでやったのかどうかわかりませんが、いみじくもAKBの「48」と乃木坂の「46」の間の数字になっているのですよね。なんか因縁めいたものを感じます。どういう因縁なのかはあたしにもよくわかりませんが……(汗)。

そのAKBと乃木坂ですが、あたしはAKBも好きですが、どちらかと言われたら乃木坂の方が好きです。なんと言っても、ビジュアル的には乃木坂の方が遙かに上だと思います。人の美醜の好みは個人差がありますが、それを抜いたとしても、乃木坂の方が平均値が遙かに高いと思います。

と、赤穂浪士討ち入りの日にアイドルのことを考えているようでは、テレビで忠臣蔵がやっていないと文句を言えた義理ではありませんね。

こんなセリフ!

「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈が主演するという「ホットロード」の実写映画。あたしもコミックを読んでいました。暴走族という設定があまり馴染めなかったという印象、感想を持っているのですが、実写映画はどういう感じに出来上がってくるのでしょう?

ネットでは、同作を読んでいた大人たちがいまさら実写化された映画を見に行くのか、今の若者にはあの時代の不良文化は受け入れられない、などなど実写化に否定的な意見も多々書き込まれています。あたしもそんな危惧を抱く一人ではありますが、少なくとも「能年玲奈は、所詮、あまちゃんだけの女優」と言われないように頑張って欲しいと思います。

で、その「ホットロード」ですが、個人的に今も記憶に残っているのが下のコマ、というかシーン。

「オレがいなきゃなんにもできねーよーな女んなるな」と春山が和希に言うセリフ、あたしもこんな言葉吐いてみたいものです。これって相手が自分を頼りにしているからこそ言える一言ですよね。それだけ誰かから思われているなんて羨ましい限りです。あたしも人生で一度くらいはそういう思いをしてみたいと思います。

が、そもそも世の中にあたしを必要としている人がいるのか。そこのところからして問題です。あたしがいなくても、世間の人はみんなちゃんとやっているでしょう。こんなセリフを吐こうものなら、「うん、大丈夫だよ。気にしないでいなくなって!」とみんなから言われそうです。

嗚呼。

そう言えば、この本はまだ売っているのでしょうか?

何年か前に、京都の恵文社一乗寺店で見つけて購入したものです。

 

製作協力はしていません(^_^;)

三連休の最終日、あいにくの天気です。お散歩くらいはしようかなと思っていたのですが、この天気では……

それにしても、あたしのように母親と暮らしている身では、休日に天気が悪くても「洗濯物が乾かない」とか、「布団が干せない」ということを気にする必要はありません。晴れた平日に母親がやっておいてくれますから。でも一人暮らしの人は土日や祝日にまとめてやらないとならないので、晴れているか雨が降っているかは、かなり重要なことでしょうね。

とりあえず、天気が悪いので、本を読んだり(雨読!)、録っておいた番組を見て過ごしています。で、先程見たのが昨晩のドラマです。日曜の晩、NHK-BSのドラマ「ハードナッツ」が面白いです。

「えっ、橋本愛ってこんな感じの演技するの?」という驚きに満ちています。「あまちゃん」では、やはり能年玲奈にスポットライトが当たることが多かったですが、その親友役としてクールビューティーな存在感を見せていましたし、他の作品でもどちらかというとそんな感じの役が多かったのではなかったでしょうか? だから本作品のちょっととぼけた、飄々とした演技がとても新鮮で、新たな魅力が開花と感じられます。

昨夜は第三話。音楽と数学がテーマの事件が起こります。事件解決までの過程でピタゴラスがしばしば引き合いに出されます。多くの視聴者の方がどう思ったかわかりませんが、あたしなどは即座にこの本を思い出しました。

ピュタゴラスの音楽』です。もちろん、あたしの勤務先の刊行物です。申し訳ないのですが未読です。でも、どう考えても、うちのこの本が今回の参考書になっているのではないかという気がしてしまいます。もちろんNHKから同書を参考に使いたいという依頼があったわけではなく、番組のクレジットに同書が挙げられていたわけでもありません。ピュタゴラス(ピタゴラス?)と音楽に関する本は他にもあるでしょうし、これだけが唯一の参考文献ということでもないでしょう。

でもですね、今回のドラマの内容、テーマと同書のタイトルってバッチグー、ドンピシャなんですよ。読んでくれる人が一人でも増えるといいなあ、と思います。

ところで、このドラマの中の橋本愛。こんな感じの雰囲気としゃべり方の人、知りあいでいる気がするんですよ。誰だか思い出せないし、容姿はまるっきり異なると思うのですが、あたしの知っている人で確かにこんな感じの女の子、いたような気がするんですよね。

あたしだって……

先に杉崎美香ちゃんの指に年齢がにじみ出ていると非難がましいことを書いてしまいましたが、あたしは杉崎さん好きです。可愛いと思います。ですから、あたしも自分の指を見つめてみました。

如何でしょうか? 杉崎さん以上に年をとって見えますか?

ただ、やや皺が増えて気もしますけど、節の部分が大きくてしわくちゃなのは、割と昔からです。やはり指の写真を撮る時は、真っ直ぐに伸ばすのではなく、ちょっと握る感じにすると、指の皺が伸びて、かなり若く見えます。こんどはそうやって写真を撮ってみたいと思います。

いや、誰もあたしの指の写真なんて見たくないわよね……

嗚呼、こういうところに年齢が……

昨日のダイアリーでキャスターの杉崎美香ちゃんに触れたので、久しぶりにブログを見てみましたら、(現時点で)最新の投稿は10月18日付の「ネイルと日本酒」でした。

ネイルに行って、おいしい日本酒をいただいて、というほのぼのとした、毎日の充実感が伝わってくる投稿なのですが、そこにアップされているネイルの写真が……

ネイルはハロウィン仕様でかわいらしいです。でも、写っている杉崎さんの指、ちょっと皺が寄っていて、さすがに年齢を感じます。あたし、杉崎さん、わりと好きな方なのでショックです。

それにしても、指とか首筋とか、ちょっと油断しがちなところに年齢って出るんですね。女優さんなんかも顔は化粧とライトで若々しく見えるのに、ちょっとした動作の時の首筋にものすごーく年齢を感じることがテレビを見ていてよくあります。指もクリームを塗ったり、指の運動などで瑞々しく、若々しくすることは可能なのでしょうか?

ブックカバー

朝は、だいたい4時頃には起きています。遅くとも4時半には起きます、平日は。そしてフジテレビ系の「めざにゅー」を見ています。ご存じ、杉崎美香ちゃんが「これからお休みになる方もお目覚めの方も……」という挨拶で大人気になった番組で、「めざましテレビ」の前にやっています。だいたい4時からのスタートで、深夜にF1とかサッカーとかの中継があると、時間がずれることもありますが、めざましテレビが始まる5時25分までの番組です。

これまではだいたいそんな視聴スタイルだったのですが、この数ヶ月は4時55分からはテレ朝にチャンネルを切り換えることが多くなりました。テレ朝は今月からリニューアルした「グッド!モーニング」を放送しています。テレ朝三姉妹がいい感じです。島本さんが結婚してしまうというニュースはショックでしたが、それでも毎朝、その笑顔に癒されております。

その「グッド!モーニング」の本日の占い。あたしのかに座はなかなかよい運勢で、「人を訪ねるならとっておきの手土産を準備して」というアドバイスをいただきましたが、特に誰かを訪ねることもなく、いつもどおりの書店回りでした(汗)。まさか書店回りにとっておきのお土産を用意するのでしょうか?

で、ラッキーアイテム、幸運のカギが「ブックカバー」でした。どこかで本でも買って、カバーを掛けてもらおうか、という気もちょっと起きましたが、結局買わずじまいでした。だって自宅にある本をまずは読まないと、ですから(汗)。

ただ、あたしの場合、ふだんから本屋で本を買ってもカバーを掛けてもらうという習慣はないんです。このダイアリーで何度か書いたかもしれませんが、カバーも袋も「要りません」と言います。別にエコを心がけている、なんて殊勝な気持ちは持っていません。高い学術書などは袋に入れてもらうこともありますが、ふだん読むような単行本、文庫・新書はまず間違いなくカバーは不要、袋にも入れてもらいません。なので、「店内ではレシートを挟んでおいてください」と注意されることもしばしばです。万引きした商品ではないという証明ですね。

で、なんでブックカバーをしないかというと、どんな本を読んでいるのか、周囲の人に宣伝したいからです。ブックカバーがその本屋の宣伝になるというのは理解できますが、本屋のカバーを見ただけでその本屋で本を買おうという気になるでしょうか? どんなに面白そうに、あるいは熱心に読んでいても、何の本かわからなければ買いようがありません。

ですから、あたしはカバーはせず、できるだけタイトルとか、出版社名が手や指で隠れないように持つようにしています。そして、さも面白い本を読んでいるかのような顔をして読みます。時には本当に笑ってしまっていることもありますが、時にうなずいたりしながら、熱心に、それこそ貪るように読んでいます。

そんなあたしを電車の中で見かけて、一人でも二人でも「あの人が読んでる本、面白いのかな? こんど本屋に行ったら見てみよう」と思ってくれたら嬉しいじゃないですか! そして、そんな人の中には「うん、確かに面白そうだ、よし、買おう」と思って、レジへ向かう人もいるかもしれません。あるいは、カバーのきれいな本の場合、ジャケ買いを起こさせる可能性だってあると思います。

そんなわけで、あたしはブックカバーをしないまま、電車の中で本を読んでいます。『2666』なんて読んでいたら、周りの人は驚くでしょうね。実際、あれを電車の中で読んでいた、という人はいたようですが……

ブラックジャック創作秘話

フジテレビ系で先日放送された「神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」を録画しておいたので視ました。手塚作品は『ブッダ』『どろろ』をちょこっとだけ読んだことがあるくらいで、『鉄腕アトム』にしろ、『ブラックジャック』にしろ、『火の鳥』にしろ、読んだことも視たこともありませんでした。

 

個人的に手塚治虫に興味があったわけでもなく、好きなマンガ家というわけでもなかったのですが、単純にAKBの大島優子が出ているからという程度の理由だけで視てみたわけです。で、個人的な感想を述べますと、手塚治虫が仕事に手を抜かず、妥協することもせず、自分の限界まで努力をして名作を生み続けたということはよくわかりました。もちろん、ドラマでしょうから、相当なデフォルメ、演出はあるのでしょうけど、ああいう感じはよくわかります。わかるというより、あたしも体感したと言った方がよいと思います。

このドラマを視て、そして見終わって、あたしが思い出したのは、恩師である小松茂美先生、そして伊地智善継先生、このお二人の仕事ぶりでした。学生時代から、そして社会人になってからも小松先生のそばでその仕事ぶりを見る機会がありました。ちょうど畢生の大著『古筆学大成』の最後の配本から、著作集刊行の頃の仕事ぶりを、親しく見ることができましたが、このドラマのように寸暇を惜しんで机に向かい、原稿を書いている姿ばかりが思い出されます。

伊地智先生は、あたしが就職し、その生涯をかけた名著『白水社中国語辞典』の担当編集者として、やはり親しくその仕事を見ることができました。今回のドラマでいう大島優子の役回りです。伊地智先生も、それこそ食事を忘れて、朝起きた直後からひたすら机に向かい、それこそ死の直前まで原稿の完成に執念を燃やされていました。

こんなドラマで泣くなんてみっともないことかもしれませんが、あたしはドラマを視ながら、小松先生、伊地智先生を思い出して、ちょっと泣きそうになってしまいました。ドラマの中でも周囲の人たちはかなり振り回され、不可能と言えるような仕事量をこなしていました。あそこまで極端ではなかったにせよ、小松先生も伊地智先生も同じでした。そして、ドラマの中でもそうでしたが、周囲の人もやはり必至になって先生を支え、最後まで離れることなく先生について行っていました。

そんな周囲の人間の一人に幸いにもなれたあたしは、どうしてあんなに振り回されても離れていかないのか、みんながついていくのかがわかるような気がします。それは結局のところ、周囲の誰よりも、真ん中にいる先生が一番努力をしている、仕事をしている、必死になっているからです。「だって、自分の仕事でしょ」と言ってしまえばその通りですが、誰も文句が言えないほど、命を削るようにして取り組んでいる姿を見たら、手伝おうという気になるのは自然なことだと思います。たぶん手塚治虫の周囲の人も同じだったのではないでしょうか。

ドラマの中でも才能という言葉が何度か出てきましたが、自分が信じた道をぶれることなく一心不乱に追及できる能力に関しては、手塚治虫も、小松先生も、伊地智先生も天才と言ってよいと思います。そこまで打ち込める仕事を見つけることができたのも才能と言ってしまえば、そうなのかもしれませんが……

幸運にも、それだけの仕事をしていた人を二人も身近に見てきて、そういうお前は今どうなんだ、と問われたら、とてもあの世で小松先生、伊地智先生に合わせる顔がありません。情けない限りです。

 

自然と友達に?

土曜の晩はたいてい日本テレビ系の「斉藤さん2」を見ています。今し方まで見ていたのですが、あたしの大好きな桐谷美玲ちゃんがだいぶ日焼けしたなあと感じた回でした。あれだけの炎天下、たぶん埼玉のレイクタウンでやっているとおぼしきロケ。あれではどんなにUVケアをしても日焼けは防げないでしょうね。

そんな「斉藤さん」で、桐谷美玲ちゃんはここ数回、自分は果たして斉藤さんの友達になれたのか、斉藤さんは自分のことを友達として見てくれているのか、不安に感じています。で、今回、エンディングに近いところで桐谷美玲ちゃんの夫役・田辺誠一が「子供の頃はいつの間にか友達になっていただろ。友達かどうかなんて考えないだろ」というようなセリフで美玲ちゃんを励ましていました。

うーん、美しい夫婦の愛、と感心している場合ではありません。あたしには納得できません。

確かに、子供の頃はそんなことは考えなかったというところは正しいです。でも、あたしはその小学生の頃にいじめられたり、嫌われたりしていました。その時、こちらが友達だと思っているだけでは友達にはなれないんだと実感しました。必ず相手からの承認を取り付けないと、友達だと思っているのはあくまでこちらの一方的な気持ちでしかなく、双方向で友達であるという認識が共有されているわけではないんだと。

それ以来、小学校卒業まで、そして卒業後もずっと、あたしは他人に対して友達であるか否かを確認したことはありません。確認したいとも思いません。答えを聞くのが怖いと言ってもいいかもしれませんが、その一方で、あたしなんかを友達と思ってくれるような人はいないだろうなあという諦めの気持ちも混じっています。確認してやっぱり相手はそう思ってくれていなかったら悲劇です。それにいったいいつまで友達と思ってくれているのかの保証もありません。そんなあやふやなもののために自分の感情をかき乱されるのはたくさんです。

だから、あたしには小学校以来、友達と言える人は存在しないのです。知り合いなら、これだけの年数を生きてきましたから、仕事もしていますし、それなりに増えましたが、どれも知り合い、顔見知りであって、友達ではないですね。田辺誠一みたいな脳天気なセリフ、あたしにはとても口にできないと感じだ視聴後の感想です。

 

チクるのはいけないことなのか?

昨夜の日本テレビ系ドラマ「斉藤さん2」はいつものカラッとした笑いではなく、ちょっと重い内容でした。斉藤さんの息子、潤一がクラスでイジメに遭っているのです。

きっかけはささいなことです。クラスのリーダー格の大和くんが校庭から教室に投げ込んだサッカーボールがクラスメートの女子にあたり、その子が鼻血を出してしまったということです。「何があったんだ」と問う先生に潤一くんは「大和くんが投げ込んだボールが当たった」と正直に話したのです。それを大和くんは「お前、チクったな」と逆恨み。

小中学校などではよくある、先生にチクった、という話です。

この「チクる」という行為、どうも昔からチクった生徒に分が悪いですね? なぜなんでしょう? 子供のころからあたしは不思議です。というか、あたしもチクるタイプだったので。だから、クラスで嫌われていたのでしょうけど。

例えば、A君がいたずらなり悪いことなりをしてそれをB君が先生に報告したとします。とりあえずA君のやった事柄の大きさはおくとして、一般的には、この時点では客観的には誰が見てもA君が悪い、非難されてしかるべきだと思います。ところが、B君がそれを先生に報告・告発したとすると、その途端に「B君は先生にチクった」として、形勢逆転、A君は何も悪いことなどしなかったかのようにB君を非難します。

クラスメートの中にはチクられるようなことをしたA君が悪いと理解している生徒もいるのでしょうけど、ドラマなどでは往々にしてチクった生徒が悪い、として弾劾され、いじめられ、仲間はずれにされます。どうしてなんでしょう?

社会で強盗や泥棒など犯罪を見たらおまわりさんに通報するように、クラスで悪いことが行なわれたらそれを先生に報告するのはごく自然な行為だと思うのですが、なぜそれをするといじめられるのでしょうか?

チクるという言葉がよくないのでしょうね。告げ口のようなマイナスのイメージを持ちすぎています。本来、正しい指摘だったはずなのに。もちろん、上の例で言えば、B君は先生にではなく、まずはA君に意見すべきだったということなのかもしれませんが、先生から「何があった」と聞かれれば正直に答えるのが筋でしょうし。

少なくとも、あたしはどんなことであれ、チクられるようなことをした人が悪いと思っています。

まだまだド素人?

今期のドラマは意外と視聴率がよいということでしたが、第2回目で大幅に視聴率を落としたものもあるようで……

あたしの場合、気に入ったタレントが出ている、といった単純な理由でドラマを視聴するので、世間的には視聴率の低いものばかり見ていたりすることが多々あります。自分が楽しく見られればそれでいいじゃないか、というのがモットー、というかポリシーです。

で、今期視聴しているドラマは「ショムニ2013」「ぴんとこな」「DOCTORS2 最強の名医」「なるようになるさ。」「斉藤さん2」といったところです。

「ショムニ」はかつてのショムニを見ていないので今回のバージョンが面白いのかどうか、何とも言えません。ありがちなストーリーで、新鮮味は感じません。社員を辞めさせようとショムニ送りにしたのに、意外と蛍光灯の交換など仕事があるというのが、そもそも不思議。(ちなみに、あたしの勤務先は蛍光灯の交換は自分でやります。) 江角マキコの啖呵にいまひとつ爽快感を感じないのはあたしだけでしょうか?

「DOCTORS」は前シリーズも見ていたので楽しめます。高嶋政伸がハマってます。ほとんど地ではないかと思うような演技です。あたしの好きな若手女優、藤原令子ちゃんが新人ナース役で出ているのも視聴ポイントです。前シリーズでは沢村一樹はもっと影があって、善悪併せ持つような感じがありましたが、今回は完全にヒーローなんですかね?

「なるようになるさ」は浅野温子がうるさすぎません? あんなオーナーではレストランの前途も……。ただ、浅野温子の演技よりもセリフの一つ一つにリアルさを感じないのが致命的かもしれません。でもまあ、こういった橋田流ホームドラマは予定調和的に進ので、それなりには視聴率が取れるのでしょうね。

「齋藤さん」も前シリーズを見ていたわけではないのです。ただ今シリーズは桐谷さんが出ています。これは見ないわけにはいきません。どんな役で出ているのかと期待して見始めたら、なんと小学生の子持ち役! それも回りの年上お母さんの顔色をうかがいながら、ビクビク、オドオドと、これまでの桐谷さんの役柄とはずいぶん違うなあと思いますが、これはこれで助けてあげたくなる感じがして、あたし的にはOKです。なんと言ってもあの細さ!、桐谷さんの華奢さ加減、たまりませんです。

で、最後に回した「ぴんとこな」ですが、あたしも歌舞伎は好きで、時に見に行くことがありますので、それなりに楽しみにしておりました。第一回を見た限り、まだまだ主役二人の演技は歌舞伎役者ではないですね。学芸会で歌舞伎をやった素人の域を出ていません。よくあれで監督がOKを出したものだと思います。まあ、これから歌舞伎に目覚める若者の物語なので、回を追うごとに上達していくのが見られれば嬉しいのですが。とにかく、このドラマは変にジャニタレのドラマにせず、きちんと歌舞伎に興味を持っている多くの人が楽しめる、満足するようなドラマを狙って欲しいところです。