ブロウディ? ブロディ?

近々、あたしの勤務先から『ミス・ブロウディの青春』という本が出ます。海外小説です。作者はミュリエル・スパーク。スコットランドの作家です。

彼女の作品は、数日後には『死を忘れるな』という作品が、あたしの勤務先から刊行になりますので、続けざまの刊行ということになりますが、実は河出書房新社からも『ブロディ先生の青春』という彼女の作品が刊行になるのです。

あれ、「ミス・ブロウディの青春」? 「ブロディ先生の青春」?

同じ作者で似たようなタイトルの作品と気づいた方、ご明察。はい、これは同じ作品で、役者が異なるのでタイトルも異なるという結果です。ちょうど『ライ麦畑でつかまえて』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の関係のようなものと思ってください。

 

今回の場合、「ミス」の方がかつて筑摩書房から出ていた岡照雄訳、「先生」の方が今回新たに訳された木村政則訳です。古典的名作の新旧両訳揃い踏み、是非両方読んで味わい比べて欲しいと思います。

ところでこの作品のタイトル、ブロウディとブロディ、どちらがよいのでしょう? 原題は「Jean Brodie」で、あたしにはこの綴りを正確に発音することは叶いませんので、読者の皆さまにお任せします。ただ、英文のスペルこそ違え、同じく「ブロディ」と題する雑誌が発売になりました。「BRODY vol.1」です。

乃木坂46がフィーチャーされているようなので、これはミュリエル・スパークの翻訳よりも買わないとなりませんね(汗)。なにせまなったんとなあちゃんのポスターも付いてくるようですし!

生誕Tシャツ

今朝、既にこのダイアリーに書きましたが、今日は乃木坂46のまなったんとまいやんの誕生日です。先日、まなったんの生誕Tシャツをお披露目しましたが、誕生日当日の今宵はまいやん、白石麻衣のTシャツのお披露目です!

はい、こちら。

「WHITE&BLACK」というのは言うまでもなく白と黒、つまり白石さんと黒石さんという意味でしょう。えっ、白石さんはわかるけど、黒石さんって何? ああ、そうか、乃木坂ちゃんのファンでないとわかりませんよね? 黒石さんとは白石麻衣の邪悪バージョンのキャラクターです。まなったんこと秋元真夏によって生み出された白石さんのキャラです。乃木坂46の冠番組「乃木坂ってどこ?」で生まれました。

さて、Tシャツの背はこうなっています。23とはまいやんが今日で23歳になったことを表わしています。

乃木T

8月はまなったんの誕生日です。

「まなったん、って誰?」というのが大方のご意見かと思います。それもごもっともです。まなったんとは乃木坂46のメンバーの一人、秋元真夏のことです。そのまなったんは8月が誕生月で、生誕Tシャツが公式ウェブショップで発売され、ついつい買ってしまいました(汗)。

それが上の写真です。正面には「あざとくないもん」という言葉と共にハートを射貫く矢が描かれています。乃木坂一の釣り師と呼ばれるまなったんらしい柄です。

上の写真は後ろです。「MANATSU AKIMOTO」という名前に、「22」は今年の誕生日で22歳になることを表わし、その下に「1993.8.20」と誕生日がプリントされています。色は鮮やかなピンク、これもまなったんらしいです。

ちなみに、まなったんの好敵手、まいやんこと白石麻衣も同じく8月20日が誕生日なんですよね、一年違いですが。

アイドルの卒業

昨日の朝日新聞で、AKB好きとしても有名な宇野常寛がSKE48の中心メンバー、松井玲奈の卒業について書いていました。

記事の内容は紙面を見ていただくとして、個人的には最後の最後に書いてあった

さて、ここから先はただの個人的な願望だ。やはりテレビドラマファンとして松井玲奈の主演作品を、はっきり言えばNHKの「朝ドラ」で見たい。もはや名作の予感しかしないのだが。

に激しく同意。松井玲奈は「マジすか学園」のゲキカラのイメージをお持ちの方もいると思いますが(←世間的にはほとんどいないか?)、普段の雰囲気などからはむしろ「薄幸の美女」的な役柄が似合うのではないかと思います。まあ、最初のうちは「アイドルの演技」と揶揄されるでしょうが、場数を踏んで成長していって欲しいと思います。あとは、同じく女優の道を選んだ川栄李奈との将来的な共演にも期待です。

ところで、この卒業というシステム(?)ですが、あたしは前にも書いたかもしれませんが、メンバー自身が自覚的に決めるのではなく、中学や高校のように一定の年齢が来たら強制的に卒業させるようなシステムのアイドルグループがあってもいいのではないかと考えています。

つまり、募集するときも毎年一回、決まった年齢の人だけを集め、「何期生」ではなく「何年生」という感じのアイドルグループです。まさしく学校のノリです。私立の女子大付属中高という設定で考えれば、13歳から22歳まで在籍可能、22歳の3月には、その学年(期)は全員が卒業するというシステムです。先輩は必ず年上、同期は全員同じ年という、非常にシンプルでわかりやすく、ファンの方も「誰々は今年卒業だ」「誰々はあと何年だ」とはっきりわかるわけです。

何か問題を起こしたり、みずから見切りをつけて辞める場合は「退学」、あるいは「自主退学」、もしかすると単位が足りずに「卒業できない」人も出てくるかも知れませんが、それはそれでご愛敬ということで……(笑)

そんなアイドルグループ、いかがでしょう?

中年サラリーマンの常識・非常識

先週の関西ツアー中、京都で書店の方との懇親会がありました。総勢20名ちょっとの和やかな会でした。だいたい5名ずつくらい、つまり一つテーブル単位で話が盛り上がっていましたが、たまたまあたしが輪に入っていたテーブルで話題がAKB48に及びました。

ちなみに、いま「テーブル」と書きましたが、会場は居酒屋で、座敷です。掘りごたつ式になったテーブル、卓袱台でした。

閑話休題。AKBです。

話をしていたメンツは、40代が中心、50代も30代もいました。さすがに20代はいなかったと思いますが、そんな感じの人たちの会話です。誰かが「AKBなんて、3人か4人くらいしかわからない」と言うと、別の者が「一人もわからない」と答えます。そしてほとんどの人がそれに頷いています。たぶん、なんとなくテレビに出ている顔を見て「この子、AKBの子だったはず」と言えるのが片手ほど、せいぜい10人未満といったところのようです。

それに対してあたしです。

その場で「30から40名は言えますよ」と宣言しました。正直なところ、そこまで数えたことはないですが、顔と名前(きちんと姓名を言えなくても、ほぼほぼ合っていれば許してもらうとして)が一致するのはたぶん、それくらいはいると思います。もしかすると、それ以上でも言える気がします。

うーん、自慢できることなのか……(汗)

その時は「お前は別だ」みたいなことを周りから言われましたが、初見の書店員さんの好奇な視線。ちょっと気持ちよかったりして(笑)。

ただし、ここで声を大にして言いたいのは、あたしはAKBよりも乃木坂46の方が好きだということです。

「いや、どっちも秋元康のグループでしょ? 同じじゃん」と言われるかも知れませんが、乃木坂派にとって、AKBと一緒にされることは許しがたいことと考えている原理派もいるくらいなので、もちろんあたしはAKBも好きですから、そこまで目くじらを立てるつもりはありませんが、やはり「違いますよ」ということは指摘しておきたいです(笑)。

しかし、そのテーブルの、あたし以外の人たちにとっては「乃木坂って何?」という程度の認識、知識しかないようで、あたしの主張は一顧だにされませんでした(涙)。

7月4日に生まれて?

既にテレビの芸能ニュースでもやっていますが、乃木坂46とセブンイレブンがコラボするようです。で、近所のセブンイレブンへ買い物に行ったらレジのところにこんなチラシが置いてありました。表紙は十福神の高山、若月、桜井、秋元、深川、橋本、生田、生駒、西野、白石(左上から時計回りに)がポーズをとっています。

チラシを開いてみると、12枚目シングルの案内。セブンイレブンのみの予約特典があるようです。限定ライブの参加券のようですね。あたしはライブにまで行こうとは思いませんので、あえてセブンイレブン限定盤を買おうという気は起きませんが、超特大ポスターは欲しいかも。でも、まなったんや若月のポスターではないみたいなので、これもビミョー(汗)。いや、みんな好きですけどね。

さらには真夏の全国ツアーの応援グッズ付きチケットも販売されるようです。上にも書いたようにライブに行こうと考えているわけではないのですが、グッズはちょっと欲しいかなと思います。予習DVDってどんな内容なんでしょう? 過去のライブ映像? あるいはこれまでのビデオクリップのダイジェスト? セブンイレブンのサイトの情報では

誰もが聴いた事がある乃木坂46の代表曲から、カップリング曲までを、いまだ映像化されていない“真夏の全国ツアー2014”ライブ映像まじえてのガイド。また、昨年の全国ツアー舞台裏や、“真夏の全国ツアー2015”で訪れる各地のメンバーのお勧めスポットのインタビュー収録など、盛りだくさんの60分。

とあります。これはちょっと欲しいかも。しかし、2万円超では……

でもって、結局のところ、こういうコラボ商品を買うのが関の山なんでしょうね、あたしなんかは。かっぱえびせんとポテトチップスのパッケージに乃木坂が登場! しかし、やはり上掲のポスターと同じでフロントの五人のパッケージしかないのか……(涙) それでも買い揃えたくなってしまいます。いや、中身は食べますよ、もちろん。食べ終わった空き袋を取っておくか否か、悩みどころですね(爆)。

それならこっちがよいでしょうか? クリアファイルやブロマイドがもらえるみたいです。こっちにはまなったんも若様もあります、否、います! クリアファイルやブロマイドは選べるのでしょうか? それとも中身がわからない状態でランダムに配布されるのでしょうか?

このクリアファイルは十福神以外のメンバーも登場していますから、ファンへの訴求力は高いのではないでしょうか? まずは乃木坂原理主義者には嬉しいだろう「生生星」3人のファイル、「白石・橋本・松村」の元祖御三家などなど。

そんな中、一番注目したのは「西野・若月・桜井」の「無口なライオン」トリオのクリアファイル! これはあのMVを知っている人にはなかなか興味深い三人ではないでしょうか?

ちょっとした短編映画を見ているようなこのMV。なかなかの秀作です。このMVを見た上でこのクリアファイルを眺める。オタの妄想が膨らみそうです(爆)。

ちなみに、これらのグッズの販売は7月4日からだそうで、「7月4日に生まれて」という作品を見てもいないのに思い出しました(汗)。

トム・クルーズが出ていたのでしたよね。

まゆゆ、頑張ったね!

視聴率的には大爆死と言われ、当初の全10話か11話が、第9話で打ち切りになってしまったという、フジテレビ系「戦う!書店ガール」の最終回。

多くの人が指摘するように、やはり脚本が悪かったのかな、という印象です。特に本来ならあと3回(2回?)あるはずだった放送を一回に詰め込んでしまったため「無理矢理感」はどうしても否めません。最後の最後の企画を実施して、退職&再就職問題にもけりがつき、なおかつまゆゆの結婚式まででは視聴者もついていけないと思います。なんであんなことしちゃったのでしょうか? 少なくともまゆゆの結婚シーンは不要でしょ? それとも一部のファンに(いるのか、いないのか?)まゆゆのウエディングドレス姿を披露したかっただけなのでしょうか?(←オタクはたぶん見たくなかったのでは?)

でも、出演者たちは非常によく演じていたのではないかな、と思います。あたしは、あまり「演技が下手」とか、そういうことはわかりません。監督の演出がどうのとか、シナリオが悪いというのもよくわからないです。今回「脚本が悪い」と書いたのは、あくまでストーリー展開に無理を感じるからであって、もしそういう展開をプロデューサーやディレクターが求めていたのだとすれば、脚本家が悪いわけでもないと思います。いやプロであれば、それでもそれなりのシナリオに仕上げるべきなのでしょうか?

何度も書いているように、原作ではこの書店のモデルは立川にあるオリオン書房です。長いこと地元に愛されたその書店が閉店になり、最後の一ヶ月、悔いが残らないように、それまで何かとぶつかっていた理子と亜紀が奮闘し、それなりの満足感、達成感を味わってエンディング、でした。数年前のジュンク堂書店新宿店閉店時の盛り上がりのようだ、と言ったらなんとなく伝わるでしょうか? 原作者の碧野さんがこれこっきりの作品と考えていたのか、それとも最初からパート2を考えていたのかわかりませんが、原作小説では理子と亜紀は吉祥寺のジュンク堂書店とおぼしき書店に転職し、こんどはここで頑張るというのがストーリーです。小説のパート3も舞台は吉祥寺です。最新刊のパート4こそ主人公が代替わりしていますが、やはり舞台はジュンク堂書店吉祥寺店です。

   

という原作の流れを考えると、もしこのドラマの視聴率がよければパート2も考えられたのではないでしょうか? その場合、田辺誠一演じる田代が勤めるユニコーン堂で理子と亜紀が再び奮闘する、というストーリーが予想されます。しかし、ドラマでは仲間たちがユニコーン堂へ転職したのに対し、主人公である理子は自分だけの小さな書店を開いています。そして亜紀もそこへやってくるのです。どう見ても、これは「続編は無いぞ」と言っている感じですね。

さてさて、書店業界、否、出版業界が長い不況にあえいでいることは誰もが知っていることだと思いますし、そのため街の本屋が毎年閉店していることも、池袋のリブロのように大型店でもなければ、もはやニュースにすらならない状況です。ですから、ドラマとはいえペガサス書房の売り上げが悪いから閉店というのはリアルな話です。

ただ、門外漢がわかったようなこと言うな、と怒られそうですが、人口も少ない地方の街ならともかく、大都会・東京の吉祥寺にある一番店が売り上げ不振で閉店なんて、ちょっと設定上無理を感じます。もちろん東京のターミナルにある書店だって、現実問題としては昨年並みか、(消費税アップもあったので)若干のマイナスというところだと思いますが、ドラマで言われていたほどの売り上げダウンで閉店なんて、ちょっと考えられないところです。

むしろ、理子や亜紀たちの頑張りを引き立てるためでしょうが、前店長・野島エリアマネージャーのような人が上に立っていたからこそ売り上げがダウンしたのではないかと思います。あの野島マネージャーを始めとしたペガサス書房上層部の旧態依然とした時代遅れ感、女性蔑視の態度、あれこそがペガサス書房吉祥寺店を閉店に至らせた元凶だと思います。あんなトップの元では、ペガサス書房は次々にお店を閉めていかざるを得なくなる、そう思います。

さきほど、もしこのドラマのパート2があるなら、と書きましたが、もしそれを見越していたのなら、ペガサス書房吉祥寺店をユニコーン堂が居抜きで引き継ぐ、もちろん従業員も希望するならそのまま、というストーリー展開が最初の構想だったのではないでしょうか?

聖子さん、その日はダメです

注文していた沢田聖子ちゃんのニューアルバムが届きました。

左は普通に市販されている初期の楽曲を集めたベストアルバム「アーリーデイズ・ベスト」です。選曲には沢田聖子ちゃん自身も参加したようです。

そして右側が聖子ちゃんのウェブサイトで発売されているセルフカバーアルバムです。こちらには購入特典のポストカードが着いています。それがこちら(↓)です。

昔と変わらぬ聖子ちゃん、と言ったら、それは嘘になりますが、でも中学のころから聞いている身には、あまり変わっていないと感じる写真です。まあ、お互いに同じように年を重ねてきた、ということですね。

このポストカードの裏面がこちら(↑)です。あたしが東京在住なのをわかって、こんなメッセージをくださいました。吉祥寺のスタパは聖子ちゃんが何度もライブを行なっている会場ですね。行ったことはないのですが、興味は津々です。ただ、この日は、と言いますか、この週はずっと関西ツアー中なので東京にいないのですよ、残念。

ですので、このアルバムをじっくり聞かせていただきます。

まっすぐに…愛

沢田聖子のセルフカバーアルバム「Singer Song Writer ~RED PURPLE~」が発売になりました。アマゾンなどでは売っていません。沢田聖子ウェブサイトからの注文になります。ちょっともたついていたのですが、あたしもようやく注文を出しました(汗)。

これまで「Green」「Blue」と出してきて、いよいよ第三弾です。個人的には「Green」「Blue」の2作に収められている楽曲は、リアルタイムで、アルバムが出た時期に聴いていました。まさしく、あたしの青春時代の曲です。それに対しこの「Red」は収録曲リストを見ると、あたしがやや沢田聖子から離れた時期の曲が多いかな、と感じます。でも、ほとんど知っている曲ですから、やはりあたしの人生で一番聴いているのは沢田聖子ですね。

今回のアルバムの中では最後の曲、「まっすぐに…愛」が、やはり一番好きです。


沢田聖子 まっすぐに…愛 投稿者 oasis-odate

この曲は男性目線の歌詞なので、だから余計心に響くのかな、という気がします。メロディも素敵ですし。ちなみに、沢田聖子にはこういう男性の立場からの曲も何曲かあって、どれも佳曲です。特に「シオン」なんて名曲中の名曲ではないでしょうか?

さて、このセルフカバーアルバムは、やはりオリジナルとはかなりアレンジが異なり、「Green」「Blue」もオリジナルに慣れ親しんだ耳には「へえー、こんな感じに換えたんだ」という新鮮な驚きがありました。きっと今回の「Red」も同じ驚きが味わえるのではないでしょうか?

ただし、「やっぱり昔の曲の方がいいよ」という声があるのも無理からぬこと。近々、そんな人のために「アーリーデイズ・ベスト」という、当時の音源を使ったベスト・アルバムが発売になります。これは沢田聖子自身もブログ

クラウンが叩き台として選曲していたのは
今までと全く代わり映えのしない曲ばかり…
なので、今では入手困難な初期のシングルB面曲
しかもオリジナルアルバムに収録されていない楽曲を提案

と書いていますし、さらに「オリジナルを聴いた事がない方は聴き比べて下さいな」とも。

これはこれで、ファンとしてはとても楽しみな一枚です。もちろん、こちらもあたしは予約済みです。こちらは、アマゾンなどで購入できるCDです。