誤植はつきもの?

下の写真は雑誌「日経エンタテインメント!」のNO.233(2016年8月号)です。ご覧のように、乃木坂46が表紙です。このところ、乃木坂が表紙であるだけでは買いませんが、それなりのボリュームで特集記事があると買ってしまっています。雑誌が売れないこのご時世、出版社からみたらよいカモでしょう……(汗)

この号も表紙だけでなくインタビューやポスターなど、乃木坂がメインの構成となっていますので、迷わず購入。基本的に次の新曲の中心メンバーのインタビューがメインですが、その他のメンバーも取り上げられていて、乃木坂46人気の理由を考察(?)しています。

インタビューは中心メンバー10人のうち、十代の二人、斎藤飛鳥生田絵梨花、23歳のお姉さんチーム、衛藤白石橋本松村、そしてその中間にあたる22歳の秋元桜井高山西野という3グループに分かれています。

上の写真が、その中間層グループのページ。実は22歳という括りですが、秋元・高山が学年は一つ上になります。

そのインタビュー記事の一部が上の写真なのですが、その中、「高山と秋山は、それぞれ……」という箇所、たぶん「高山」に引きずられたのでしょうね、「秋元」でなければらないのに「秋山」になっています! まなったん、残念。

こういう間違いがあるというのは、まだまだ乃木坂46が世間に浸透していない証拠なのでしょう。いや、乃木坂46は浸透していても、個々のメンバーが浸透していないということなのだろうと思います。まだまだ頑張る余地があるということで前向きに捉えましょう。なんといっても乃木坂は、いつぞやのテレビ番組で、テロップに「乃木坂48」と書かれたくらいですから。

そう、乃木坂46のファンは、AKB48のファンでもある人が多数いますが、AKBから乗り換えた人、AKBは好きじゃないけど乃木坂は好き、という人もかなり多くて、そういう人にとってはこのようにAKBと混同される間違いは許されざることのようです。あたしは、そこまで目くじらは立てませんが……

誤植と言えば、乃木坂の姉妹グループ・欅坂46も少し前の雑誌で大量の誤植が出たと話題になったものでした。個々のメンバーの顔と名前が一致しないのは、このような大人数グループの宿命でしょうね。

思わず涙が出てきた

早朝、身の回りのものの片づけのため勤務先へ行って来ました。朝の早い時間でしたのでマイカーで!

で、その往復の車内では先日発売された乃木坂46のセカンドアルバム「それぞれの椅子」を聴いておりました。

いやー、佳曲揃いですね。よく知っているシングルにアンダー曲、カップリング曲、そして新曲。

その中でも特に、乃木坂46のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方」の主題歌が泣けます。

映画は見に行っていませんが、Blu-rayを買い、自宅で見ました。

いやー、これもよかったです。そんな記憶が残っていたからでしょうかね、運転しながら涙がこみ上げてきました。

セブンイレブン乃木坂46キャンペーン、そろそろ品切れ?

この春も、と言うべきか、この夏もと言うべきか迷うところですが、セブンイレブンと乃木坂46とのコラボキャンペーン

CDの予約で特別な付録(特典)が付くというのは、少しでもセブンネットショッピングの集客および販売を伸ばそうという魂胆なのはわかります。そして店頭でも、いろいろなグッズが付いたお菓子が売られていました。

そんなおまけ欲しさにヲタがセブンイレブンに殺到するんだよな、企業の戦略に踊らされてバカじゃない、という外野の声はしっかり耳には入っていますが、それでも行動を制御できないのがヲタのヲタたる所以でしょうか(涙)。

踊らされているとわかっていても買ってしまいましたよ、あたしも。

まずは、うちわ

 

 

お菓子が何種類か入っている袋に付いているもので、全部で5種類あったのですが、あと一つが見つからないし、手に入りません。一応、左上から星野みなみ、生駒里奈、生田絵梨花、松村沙友理、白石麻衣、橋本奈々未、下の写真へ移って左から高山一実、衛藤美彩、秋元真夏、若月佑美、西野七瀬、桜井玲香、井上小百合です。GETできなかった一種類は、伊藤万理華・齋藤飛鳥・堀未央奈のバージョンでした。

ついで、これはお菓子のおまけではなく、単独で売っていた商品、付箋、ポストイットです。セブンイレブンの特設ページでは特にこの商品についての説明や紹介がなく、店頭でたまたま発見したものです。

  

こちらは左から高山一実・西野七瀬・橋本奈々未、衛藤美彩・白石麻衣・秋元真夏、星野みなみ・生駒里奈・生田絵梨花・斎藤飛鳥の三種類をGETしましたが、他にも種類があるのかわかりません。メンバーの組み合わせから見て、少なくともあと一つはありそうですね。たぶんネットを検索すれば、ヲタの戦利品報告で他のものが見つかるでしょう。

最後はこちら。巾着袋です。これも特設ページには何の情報もなく、キャラメルとのセットで売られていました。

ちょうどスマホとかケータイが入るような大きさです。何に使うかは自分次第? でも、もしかして一番使い勝手がよさそうなおまけかもしれません。

と、興味のない方にはどうでもよい情報でしたが、乃木坂ファンには大事なことです(爆)。

そもそもキャンペーンが始まった初日には、うちの近所のセブンイレブンには既に全種類は残っていない状態でした。こんな近所だとおまけも全部は入荷しないのか、それとも近所に住むヲタが早々に買いに来ていたのか。たぶん後者でしょう。

で、感じたのは、意外と都心の方のセブンイレブンではおまけが残っていたという事実。会社の近所のコンビニは数日後も意外とおまけが残っていました。都心の方がおまけの配給割り当てが多いのか、それとも都心だとを他の出没が少ないのか? 都心といっても若者が多い渋谷とかではダメなのでしょうね。根っからのオフィス街だと案外スタートから数日後でもまだ手に入る商品が多いのかもしれません。

とまあ、キャンペーンはまだ続いているのかもしれませんが、おまけがどれだけ残っているのか……。あたしがこのダイアリーを既に過去形で書いているように、ほとんど終わっているという気がします。店頭に大きく貼ってあって乃木坂の横断幕も外されていますし。

ちなみに缶バッヂと生写真は一つもGETできませんでした。対象商品を買ったのに、その店ではおまけが在庫切れになっていたようです。さすがに「まだ残ってますか?」と聞いてから該当商品を買うのも気が引けますし……

外見と人気

芸能人、特にアイドルという職業は、基本的には歌手というカテゴリーに入るのだと思いますが、昔から歌がうまいから人気が出るというわけでもなければ、カワイイから人気が上がるというわけでもないのが不思議です。

いや、あまりにも下手だと、そもそも箸にも棒にもかからないから問題外ですが、歌のうまさだけを言えばもっともっとうまい人がいっぱいいるのに、正直なところ「この程度の歌で?」というアイドルがものすごい人気を博していたりします。確かに松田聖子も中森明菜も歌はうまかった方だと思います。たぶん口パク全盛のイマドキのアイドルとは比較にならないくらい歌はうまいです。それでも、当時としては、歌だけを見ればもっとうまい歌手はいたはずですが、この二人が一時代を画す人気アイドルになったわけです。

歌について言えば、うまさというのはカラオケの機械で測ったりもできますが、あれは音程が外れないとかピッチがぶれないとか、機械でも測定できる部分を数値化しているのであって、人の心にどれだけしみたのか、といった計測不可能なところはお手上げのはず。このあたり、近い例で言えば、松たか子とMay J.のアナ雪がわかりやすいところでしょうか? 決して松たか子が下手だと言っているわけではないので念のため。

そして、それ以上に数値化できないので困りものなのは見てくれです。つまり、どのアイドルがかわいいか、ということです。もちろん、自分の好きな、応援しているアイドルが一番カワイイと誰もが思って応援しているのでしょうけど、客観的に見た場合、「なんでこんな子が?」ということもしばしば。

蓼食う虫も好き好きとはよく言ったものですし、特に女性アイドルに顕著ですが、デビューして以降どんどん顔が変わっていく場合があります。別に整形疑惑を言いたいのではなく、化粧の仕方とか表情、よく言われる「垢抜けた」といった要素が絡み合って、デビューのころとはまるで別人のようになってしまうアイドルも多いものです。

だから、「最近かわいくなって、好きになった」というアイドルファンもいれば、「自分の好きだった某々ちゃんじゃなくなってしまった」といって離れていくファンもいるわけです。

で、上の写真。あたしの好きな乃木坂46で、左が西野七瀬、右が樋口日奈と言います。知っている方は別として、乃木坂なんてよく知らない、誰が誰だかわからないという方にお伺いします。パッと見てどちらのこの方がカワイイですか?

ここで先程も述べた「蓼食う虫」なわけで、人それぞれということになるのでしょうけど、ふつうに見たら右側のこの方がかわいく見えませんか? 少なくともどっちが美人かと問われたら、この写真だけを見て判断するのであれば右側のこの方が美人と答える人が多いのではないかと思います。

でも、実際の乃木坂46において、左側の西野七瀬は一番人気です。雑誌の専属モデルもやれば、写真集も出す。シングルでは間違いなく選抜メンバーで、センターも既に何度か経験しています。世間の知名度こそAKB48にいた前田敦子や大島優子には遠く及ばないものの、ファンの間での人気で言えば匹敵するほどの支持率です。

かたや右側の樋口日奈も一期生ですが、シングルの選抜経験はなし、ずーっとアンダーでくすぶっています。もちろん写真集も出していませんし、ソロの外仕事も先日まで舞台をやっていたくらいでしょうか。少なくとも乃木坂46の人気ランキングで言えば、この両者には雲泥の差があります。

こういったところが不思議です。もちろん写真ではなく、握手会での仕種や表情、それにファンに対する対応、そうのも加味されての人気でしょうし、今でこそ一番人気の西野七瀬だって発足当初は辛うじて選抜メンバー枠に引っかかっていたあたりの存在で、それが握手会でファンの人気をつかみ、その後押しを受けて選抜常連、中心メンバーへと駆け上がったわけですから、やはり容姿だけではないのだということがわかります。

もちろん、西野七瀬だって、人並み以上の容姿ではありますので、ある一定レベル以上の話ということになりますが、アイドルにとって人気が出るためには何が必要なのでしょうか? 休日だというのに、そんなことを考えているバカな人間です。

さらに欅も!

今日は13日の金曜日。

多くの人は映画「13日の金曜日」を思い出すのでしょうか?

でも乃木坂46ファンならこちらです。

タイトルもズバリ「13日の金曜日」、ノリのよい一曲です。

さて、その乃木坂46の妹分・欅坂46グッズが売り出されました。とりあえず生写真。<初制服>バージョンと<制服のマネキン>バージョンの2種類。1セットで5枚なので、それぞれを各3セットを購入してみました。

すると、上掲写真のように、けやき坂46の長濱ねるの写真が入っていました。けやきざか6と欅坂46って何が違うの(?)という質問はひとまずおいておきましょう。語り出したら長くなりますし、たぶん興味のない人にはどうでもよいことでしょうから。

ちなみに正式な欅坂46のメンバーの写真は、<初制服>では

石森虹花、今泉佑唯、尾関梨香、小林由依、齋藤冬優花、志田愛佳、鈴本美愉、長沢菜々香、土生瑞穂、守屋茜、米谷奈々未、渡辺梨加(2枚)、渡邉理佐

<制服の招き>が

石森虹花(2種)、今泉佑唯(2枚)、菅井友香、平手友梨奈、長沢菜々香、米谷奈々未(2種)、渡辺梨加、渡邉理佐(2種)

という具合でした。比較的よい写真に恵まれたかな、という気がします。

坂道の少女

前回のダイアリーで渋谷と欅坂46の間柄について触れました。散々指摘されているので触れませんでしたが、彼女たちのデビュー曲のMV、撮影場所が渋谷です。

先に取り上げた朝日新聞の記事で宇野常寛は

同曲のミュージックビデオの撮影場所に渋谷の大規模再開発地が選ばれているのも、極めてコンセプチュアルだ。二流国に転がり落ちた現実から目をそらすように強行されている、見た目だけ景気の良さそうな首都改造は、現代日本の空回りの象徴のように見える。

と述べています。他の論者も、管見の及ぶかぎり、このMVの撮影場所を取り上げる場合、今この時にしか見られない光景、風景といったことを指摘していたと思います。

が、考えてみますと、乃木坂46にしても欅坂46にしても、「自分たちはまだまだ坂の途中にいて、さらなる高みを目指して努力していかなければ」というコンセプトを持っている気がします。となると、渋谷という土地もきわめて象徴的ですね。

なにせ、渋谷も宮益坂、道玄坂など坂には事欠かず、その中心に位置する渋谷駅、まさしくMVの撮影場所がその底になっているわけですから。特に欅坂46のジャケット写真は、この渋谷の底よりもまだ低い渋谷川です。底も底、まさしくドン底から這い上がっていく彼女たちを象徴しているような気がします。

こういう書き方をすると、日本人の多くは司馬遼太郎の『坂の上の雲』を思い出すのでしょうか?

  

近代日本の歩みと乃木坂46、欅坂46の軌跡と重ね合わせるというのは、あまりにも齟齬が大きいでしょうか? あたしなら間違いなくこちらを思い出します。

沢田聖子の『坂道の少女』です。彼女のデビューアルバムのタイトルであり、同アルバム収録曲でもあります。

この曲の坂道は、突然街に現われた大人の女性に夢中になる彼氏を見つめる、まだ幼い主人公(たぶん女子高生?)の目線で描かれた世界です。決して坂道が舞台として出てくるのではなく、この歌における坂道は「まだまだ女性として未熟な幼い自分」と「成熟した大人の女性」との対比、そんな大人の女性という高みを目指しつつも手が届かない今の自分の情けなさと歌っています。

ジレンマ、もどかしさといったところでしょうか? だから、乃木坂、欅坂の坂とはちょっと意味が異なるとは思いますが、やはりこの曲を思い出してしまいますね、あたしは。

朝日新聞は坂道シリーズがお好き?

下の写真は、本日の朝日新聞夕刊のサブカル欄。

しばしば宇野常寛が登場してはアイドルを語っているのですが、彼は根っからのAKBヲタだったはず。それが本日は欅坂46を取り上げています! まあ興味のない人からすれば、取り上げているのは秋元康のプロデュースになるグループの歌詞についてなので、48グループだろうと、坂道シリーズだろうと同じなのかもしれませんが、坂道派は、ここを一緒にされるのを極度に嫌いますね(笑)。

で、まあ、写真入りで欅坂が載っているし、今年の新年の紙面でも乃木坂46が大きく取り上げられていましたので、ここ最近の朝日新聞はヲタ目線で言うと、AKB48グループよりも、坂道グループを推している感じを受けます。いえ、あたしの勝手な思い込みですが……(汗)

語彙検定に乃木坂46のメンバーが参加していたり、というコラボもある反面、ここ最近は木村草太、津田大介などとAKBのメンバーが政治を語っていますので、完全に「坂道」にシフトしたわけでもないようですが。

でも、今日の朝日新聞夕刊はこれだけではありません。上の写真は、社会面に載っていた記事です。欅坂ファンならわかりますよね? 渋谷川です。

えっ、わかりません? こちらをご覧ください。

上の曲、欅坂46の曲で「渋谷川」と言います。はい、欅坂とは言いながら、デビュー曲に関しては渋谷との親和性が高いグループなんですよね。

きっと当たらない……(;_;)……かな?

続けざまにセブンイレブン絡みのダイアリーではありますが、別にあたしはセブンイレブンの回し者ではありません(笑)。親戚がセブンイレブンに勤めているとか、近所のセブンイレブンのバイトの子がカワイイとか、そんなこともありません。ただただ単純に、これです。

今年も乃木坂46とセブンイレブンのコラボがあるのです。上の写真は、近所のセブンイレブンに置いてあった、そのチラシです。今回の十福神は卒業を発表した深川麻衣やキャプテン桜井玲香が抜けていて、斎藤飛鳥や星野みなみが加わっていますね。

チラシをめくると、まずは3周年ライブのBlu-ray、DVDの告知です。3周年ライブは昨年、西武ドームで行なわれ、当日はスカパー!で生中継もありました。7時間か8時間にわたる長いライブでした。その後、休憩時間を端折ったバージョンで再放送(スカパー!で)もされています。

これは自宅のHDDに録画してありますが、満を持しての円盤が発売になるわけですか。たぶん舞台裏とかの映像もあるのでしょう。しかし、セブンイレブンでの購入特典が「乃木坂46店」での買い物券とは……。それも10月に都内某所で一日だけオープンするお店ですよ! 限定1000名様ですから、メンバーとはものすごく近くで逢えるので、ファンにとっては嬉しいでしょうけど、まず抽選には当たらないでしょう。

続いてはセカンドアルバムの告知。この特典は、限定ライブ招待、あるいは生写真です。ライブは「もれなく」とありますから、どうしても行きたい人には購入価値があるでしょう。ただし、先着4万枚限定。それが手に入るのか……。現時点でサイトを見ると、まだ購入できるようなので4万枚には達していない模様ですね。即日完売になると思っていましたけど、意外と売れ行き低調なのでしょうか?

あとは生写真。これもファンはコンプリートしたいところでしょう。個人的には「西野七瀬、秋元真夏」ペアがいいですね。乃木坂の歴史の中でこの二人の関係は避けて通れないストーリーを持っていますから。

そしてチラシの裏面はもう少しささやかなコラボ企画の告知。すべて5月20日からのようですが、まずは、サンドイッチと野菜ジュースで生写真がもらえる、という企画。

とは言っても、各店先着60枚。わが家の近所のセブンイレブンにもちゃんと60枚来るのでしょうか? どんだけ野菜ジュースを飲めばよいのでしょうか?

それからお菓子を買ってもらえる缶バッジ。ついでお菓子バックを買うともらえるうちわ。うちわは、「西野・若月・桜井」の「無口なライオン」トリオに井上小百合が加わったものが気になります。古参ファンなら「生生星」のうちわを欲しがるのでしょうか?

これらも個数限定だから、買いに行ったらもう売り切れているんだろうなあ……(涙)。いや、わが家の近所なら、意外とすぐには売り切れないかも? 前回のお菓子を買ったらもらえる生写真、始まって数日はまだ残っていましたから。ただ、メンバーによっては瞬殺だったようですけど。

そして、チラシの最後は、コンサート会場で売られるグッズの販売。いくつかあるので好きな物を買えばよいのでしょうが、全部買うとポスターがもらえるという「悪魔のささやき」が……

それと目覚まし時計の販売。選んだメンバーの声で起こしてもらえるなんて、オタには垂涎の品。しかし高い。ランダムボイスタイプでも5500円とは。

ちなみに、このチラシには書いていないのですが、サイトにはコラボ納豆の発売も予告されています。別におまけが付くわけではなく、パッケージに乃木坂メンバーのイラスト(なあちゃん、いくちゃん、まいやんの3人)があしらわれている、というだけの代物です。

友達になりたかっただけ……

NHKのドラマ「初恋芸人」が終了しました。主人公に初めて訪れた恋だったのに、その子は師匠と結婚するという急展開。最終回を迎え、あたしは「師匠との結婚はドッキリで、主人公に愛の告白をする勇気を出させるための芝居だった」というオチが来るのかな、と内心では思っていました。

が、ストーリーとしては何のドンデン返しもなく、そのままヒロイン・松井玲奈は師匠。小堺一機と結婚するという結末でした。「えーっ」というのが偽らざる感想です。これで主人公は救われたのでしょうか? 新たなトラウマにならなかったのでしょうか?

松井玲奈は高校時代にクラスで嫌われていた、いわゆるいじめられっ子で、友達が一人もいない、閉じこもった性格だったようです。それがたまたま訪れたお笑いライブで主人公を知り、自分と同じだと感じ、友達になりたいと思ったのです。

ここまではいいとして、しかし、その後の行動を見ると、どう見たって主人公に勘違いさせるには十分な言動です。それなのに「主人公があたしを女として見ている」ことに気づいて距離をおいてしまうなんて、あまりにも残酷です。女の子と付き合ったことのない主人公に、そんな女性の心の機微が理解できるわけがありません。あれだけの好意を示されたら、誰だって「自分に気があるんだ」「自分のことが好きなんだ」と思い込んでしまうのは無理ないところでしょう。

で、そこで主人公から離れようとするのはよいとしても、そのまま師匠である小堺一機と付き合って結婚に至るって、ちょっと松井玲奈の思考回路が理解できません。もしかしたら、主人公が早い段階で松井玲奈に告白をし、恋人として付き合う形に持って行けていればよかったのでしょうか? しかし、自分に自信のない主人公が、世慣れした師匠のように振る舞うのは無理です。100パーセントどころか、200パーセント、1000パーセントの確信が持てなければ告白なんてできないでしょう。

「ただ友達になりたかっただけ」という松井玲奈の気持ち、残酷です。

そういえば、新ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中でも主人公の中谷美紀が、学生時代に好きだった徳井義実に告白するも「友達として」とやんわりフラれてしまうシーンがありました。

「友達っていうルールはとても難しいゲームね」という「サイレント・イヴ」の歌詞がしみます。

いろいろな声

熊本の地震。

多くの芸能人がブログやTwitterなどでメッセージを送っていますね。企業のウェブサイトでも、トップページになんらかのコメントが載っているところがあるようです。

で、その芸能人のSNSなどの書き込みで「不謹慎だ」という声が寄せられて炎上しているところもあるとか。

たとえば、熊本の人を馬鹿にするとか、嘲笑するような書き込みであれば「不謹慎」と非難されても仕方ないと思います。でも、楽しいことがあったりしたことを書いたりするのも自粛しないとならないのでしょうか?

少なくともあたしの場合、いや、自分が被災もしてない、東京でノホホンと暮らしているから言えるんだ、と言われてしまえば返す言葉もありませんが、それをちょっと棚上げさせてもらえるなら、自分の好きな芸能人が楽しく過ごしているっていうのは、落ち込んでいるときには一時の慰めが得られてよいのではないでしょうか? よく「あの歌を聴いて勇気をもらった」というのと一緒です。

ファンだったら、ふつうはそんな風に思うのではないでしょうか?

逆に、自分がファンでも何でもない芸能人が何をしていようが、わざわざブログなどを見に行ったりしませんから、わざわざ文句を言ったり非難したりすることもないです。それなのに、ネットのニュースか何かで見ただけで一緒になって非難するというのはどうなのだろう、と個人的には思います。

自分が少しでも楽しく過ごすことをファンの人の心を暖かく出来るのであれば、たぶん芸能人の方々のブログはそういう気持ちだと思うのですけどね。どうなんでしょう?

被災者の中にも、「楽しいブログを読んで元気が出た」と思う人もいれば、「こっちの大変さと無関係に遊んでるよ」としらける人もいるのでしょうね。元気をもらってますますファンになる人もいれば、そういう書き込みを読んでファンを辞めてしまう人もいるでしょうし。

まあ、芸能人なんて、好きな人もいれば嫌いな人もいるのですから、こういうことで一喜一憂してもしょうがないとは思いますが……