確か買ってあったような……

本日の朝日新聞に載っていた広告です。CSの衛星劇場で来月から中国時代劇「鬼谷子」がスタートするというお知らせです。

鬼谷子ってご存じでしょうか? 実在すら疑わしい、中国古代の思想家です。諸子百家の一人と言えばそうなのですが、現在伝わっている『鬼谷子』という書物も、伝説の鬼谷子に名を借りた後世の作品です。そもそも、中国古代史などに造詣が深い人であれば知っているかも知れませんが、一般の方にはほとんど知られていない歴史上の人物になります。

そんな鬼谷子の生涯を描いたドラマ、中国で作られるのはよいとして、それが日本のCS放送で放映されるなんて、ちょっと驚きです。もちろん、あたしのような中国史好きにとっては狂喜乱舞のことですが、は多々して一般の視聴者の受け止め方はどうなのでしょう?

ちなみに、『鬼谷子』は日本ではまとまった翻訳は出ていなかったと思います。中国でも『論語』や『老子』『史記』『三国志』といったメジャーな古典に比べあまりにもマイナーすぎて、原書と呼ばれるものも出版されていなかったと思います。

その後は、ポツリポツリと現代中国語訳や注釈などを加えたものが中国大陸で出版されるようになりましたが、数はそれほど多いとはいなかったと思います。マイナーだからこそ、これから研究を進める伸び代があるとも言えますが、研究を進めるほどの材料が揃っているのか否か……

かくいうあたしも、以前、そんな現代中国語訳の『鬼谷子』を買っていたはずなのですが、書架を見ても見つかりません。どこかへ紛れ込んでしまったのか、あるいは買ったと思ったのはあたしの思い込みで、実際には購入していなかったのか……

ジャパニーズ・ホラー

在宅勤務というのは休暇ではありません。ちゃんと家にいて仕事をしないとならないわけです。

とはいえ、家でできることというのは限られていますし、会社にいれば、かかってくる電話の対応など自分の仕事だけをやっていればよいというわけにはいきませんが、自宅ではそういう雑務からは解放されます。何より往復の通勤時間が節約できるわけですので、自由になる時間が増えるのも事実です。

と、こんなに風に書いてしまうと、あたしがまるでサボっているように聞こえてしまうので、そこは訂正しておきます。録画しておいたホラーを見たのはこの土日のことです。

まず試聴したのは池田エライザ主演の映画貞子」です。「リング」以来このシリーズは見続けてきましたが、だんだんとホラー要素が薄まって、ギャグ映画とまでは言いませんが、本来のおどろおどろしさが戻って欲しいなあと感じます。

貞子という人物を知れば知るほど、その境遇が憐れで同情してしまうのですが、今作では子供に対する虐待やネグレクトといったイマ風なテーマが味付けされています。これでいいのかなあ、というのが正直な感想です。もっと怨念を前面に押し出した方がよかったのではないかとも思います。

続きましては、日向坂46の小坂菜緒主演の映画「恐怖人形」です。

こちらはいわゆるアイドルホラーというジャンルになるのでしょうね。怖さは二の次です。見てくれの怖さもなければ、迫り来る恐怖も感じません。巨大な人形の着ぐるみで殺人犯が追ってくるシーンは、本当に殺す気があるのか疑わしくなります。だって、動きにくいじゃないですか。

もっと呪いの方へ寄せてくるかと思いきや、比較的早い段階から生きた人間が犯行に及んでいることがわかるストーリーで、ちょっと興醒めです。それに、流れから考えて共犯者がいると思ったのですが、どうも萩原聖人の単独犯行のようです。だとするとおかしなところが出て来ないでしょうか?

それに、あのレズシーンは必要でしょうかね?

ひかりTV顛末記

このたび、ひかりTVを導入しました。

自宅のテレビはもともとひかりTVに対応していて、加入申し込みをして設定をすれば見られる機種でしたが、わが家が《ドコモ光 》なので、あえて「ひかりTV」ではなく、「ひかりTV for docomo」を選択しました。

「ひかりTV for docomo」 を試聴するにはテレビの設定ではダメで、別途「ドコモテレビターミナル」という製品を購入またはレンタルしなければなりません。今回は「ドコモテレビターミナル02」をレンタルすることにしました。

このテレビターミナルにLANケーブルを繋ぎ、HDMIケーブルをテレビ繋げば見られるわけです。スカパー!のチューナーと似たようなものです。が、これがうまくいきません。全然映らないのです。

というわけで、以下は自分の備忘も兼ね、《ひかりTV 》 導入までの顛末を記します。

まず接続の手引きどおりに繋げば見られると思いますが、あたしの場合ダメでした。そこで手引きとは何が違うのか、改めて確認したわけです。しかし、LANケーブルはしっかり繋がっているし、HDMIケーブルも問題ありません。ネットもいろいろ検索してみました。

そのものズバリという回答はネットにもありませんでしたが、ヒントはありました。それは、ひかりTVの回線はかなりデリケートらしいということです。そこで、もう一度わが家の繋ぎ方を見てみました。

接続の手引きではルーターからLANケーブルを引いていますが、わが家の場合、ルーターはテレビとは別の部屋にあるので、ハブを経由しての接続になっていました。そこで、長いLANケーブルを購入しルーターから直接テレビターミナルにLANケーブルを繋ぎました。(「無線LANで接続する」という選択肢もありますが、回線が安定しないので推奨されていません。)

さらにもう一つ、HDMIケーブルです。これもテレビにレコーダーなどいろいろ繋いでいるので、HDMI切替器を経由して繋いでいました。これをテレビのHDMI端子にダイレクトに繋ぎたいところです。たぶん、これで解決し、見事《ひかりTV》を見られるようになると思いますが、わが家では諸事情によりHDMI切替器経由でしか繋ぎようがありません。

そこでHDMI切替器を確認してみたのですが、これは4K放送などが開始される以前の、ごくごく普通の製品でした。そこでHDMI切替器も「4K対応」というものを新たに購入しました。

ここで「4K対応」に拘ったのはテレビが4Kテレビであるということもありますが、このテレビターミナルが4K対応製品なので、能力を最大限に引き出すためにも、ここは「4K対応」は必須だろうと判断したわけです。

HDMIを4K対応のものに取り替えたところ、わが家の《ひかりTV》は見事に映りました。これで楽しい《ひかりTV 》 ライフがスタートです。別途HDDを用意すれば録画も可能です。さらにただの《ひかりTV》ではなく《ひかりTV for docomo》ですと、ドコモのdTVdTVチャンネルも追加料金なしで試聴できるので、これも楽しみです。

というわけで、《ひかりTV》がうまく映らない方のチェックポイントでした。

スカパー!ではなくて……

いきなり二つの新番組のお知らせ。

まずは乃木坂46の四期生によるドラマが、DoCoMoのサービス、dTVで放送されるようです。そして、もう一つは日向坂46のバラエティーが、ひかりTVで放送になるようです。

「欅坂46は?」なんて意地悪な質問はしないでください。欅坂46の場合は、まずは新曲のリリースでしょ。

で、上記の二つの番組ですが、dTVとひかりTVでの放送です。

さて、これらの番組、見られる人ってどれくらいいるのでしょう? ふつうにdTVやひかりTVのけ役をしている人がどれくらいいるのか、ということですが……

スカパー!やWOWOWに加入している人は、昨今ではだいぶ増えてきたと思いますが、これらになるとどうなのでしょう? dTVの場合、DoCoMoユーザーなら比較的加入しているのでしょうか?

決して加入者が大井はいえないこれらのサービスで、あえて人気の乃木坂や日向坂を使うというのは、単純に加入者を増やしたいからなのでしょうけど、果たしてどれだけ増えるのでしょう?

DVD-R、50枚組とか

妹に頼まれて、WOWOWとかスカパー!などの番組を録画してあげることが時々あります。その他にも姪っ子や甥っ子向けによさそうな番組が放送されていると録画しています。

その録画した番組をDVDにダビングして妹家族に送ってあげるのですが、DVDがしばしばエラーを起こします。レコーダーに入れて初期化するときに「読み込めません」といったメッセージが出てしまうことが多く、そうなると庭でスズメやカラス除けに吊るすしかありません(笑)。

このところずっと同じメーカーのDVD-Rを買っていましたが、割安になるので50枚組を買いますが、今回買って使っているものは特にエラーが頻出します、これまではエラーなど出なかったり、出ても一枚くらいだったのが、今回は既に4枚か5枚はダメにしています。

単純にデッキ(レコーダー)との相性の問題なのでしょうか? そう言えば、人生を振り返ってみますと、カセットデッキ(ラジカセ?)とカセットテープの相性問題もありました。相性が悪いとカセットテープがラジカセに絡まってしまい、あたしは経験ありませんが、最悪の場合にはラジカセが使えなくなることもあったようです。同じことはビデオテープとビデオデッキでも置きました。カセットテープと同様、絡んでしまうことがありました。カセットと違ってビデオは絡んでしまうと強引に取り出すことも難しい構造なのでより厄介でしたが……

カセットもビデオも物理的にそこそこの体積があるので何十本もまとめて買うことはありませんでしたが、DVD-Rは薄っぺらな円盤なので、20枚や50枚、多いものだと100枚単位でも売っていたりします。さすがに100枚は買うことはなく、ふだんは50枚を買っていたのですが、こうなるとそろそろ別のメーカーか別のブランドのDVD-Rを探さないとなりませんね。

ブルーレイにしないのかって? 妹の家にはブルーレイのレコーダーなりプレーヤーがないので、こちらはブルーレイにダビングすることが可能なのですが、あちらで見られないので、今のところはDVD-Rが大活躍です。

どこかで見た顔だと思ったら……

先日WOWOWで放送された「ヘレディタリー 継承」を録画しておいたので視聴(公式サイトははこちら)。ホラー映画ということでしたが、なかなか凝った作品で、欧米で評価が高いのも頷けます。

当初は、その容姿からして不気味な(失礼!)娘のチャーリーに亡くなった祖母の霊が取り憑いて一家を恐怖に陥れる、というストーリーを予想していたのですが、そうではなく、そもそも祖母の霊というのも存在したのかしていなかったのか、見終わってもよくわからないです。

評価が高いと書きましたが、実はエンディングが個人的にはちょっと残念でした。なんだよ、単なる悪魔崇拝カルト教団だったのか、というのはちょっとオチとしてはいかがなものか? やはりキリスト教社会だとこういう設定が受けるのでしょうかね?

で、それ以上にあたしが残念だと思うのは、最終的な主人公となる息子ピーターです。亡くなった祖母にしろ、母親のアニーにしろ、妹のチャーリーにしろ、一見しただけで怪しい、こいつが悪魔の化身ではないかと思わせるような表情や演技なのですが、ピーターだけはぼんやりとした冴えない高校生なんです。見てくれもパッとしません。

で、どっかで見たことある俳優だなあと思っていて、その後ネットで確認しました。アレックス・ウルフという役者です。

あたしの予想どおり、映画「ライ麦畑で出会ったら」の主人公でした。こちらも、ちょっと冴えない高校生役、そういうのがはまり役の役者さんなんですね。で、こちらの予告編を見直していて思い出したのですが、「ヘレディタリー」の妹役の女優と「ライ麦畑で出会ったら」の恋人役の女優って、なんとなく似ています。

死ぬことよりも生きることの方が辛く苦しい

日曜日、録画しておいた映画「ゲヘナ」を視聴。

簡単にストーリーを紹介しますと、サイパン島の広大な一角をリゾート開発のために入手したアメリカの会社の女性スタッフが現地調査にやってきて、現地コーディネーター等と旧日本軍が立てこもっていた塹壕に入り込み、そこから出られなくなってしまうというお話。似たような映画だと洞窟探検に入ったグループが中で得体の知れないモンスターに襲われて次々の命を落としていく、なんていうのがありますが、本作の場合、塹壕に入る前に原住民の聖なる地、かつてスペイン人の侵略者に荒らされ呪いがこめられた土地、といった前フリがあります。

いろいろなサイトのレビューを見ていると、早い段階でオチがわかるという意見が散見されますが、オチがわかってもなかなかよくできた映画だったと思います。塹壕に入ると、どう見ても旧日本軍とは思えない死体(ミイラ化している?)が転がっています。そしてそこに住み着いていたの、生き延びていたのかわからない不気味な男が彼らの前に現われます。この男が死ぬ間際、彼らに向かってつぶやく「お前が最初に死ね」という言葉が象徴的と言いますか、最後まで見たときに効いてくるわけです。「死ぬ」ではなく「死ね」というセリフの意味が……

で、ネタバレしてしまいますと、塹壕に入ってきた彼らはお決まりのパターンで仲間割れをしたりケンカをしたり、自分だけが助かろうと必死になります。またご丁寧にも家族を不慮の事故(自分の不注意)で亡くすなど心に傷を抱えていて、亡くなった家族の亡霊が塹壕の中で現われるという体験をします。だんだん心がおかしくなっていくわけです。

途中で、彼らはタイムスリップして日本軍が立てこもっていた時代に行ってしまいます。このあたりは原住民の呪いと理解するしかありませんが、彼らも自分たちが過去の時代に来ていることをなんとなく理解しはじめます。そして原住民の呪いです。生き残れるのは一人だけ、という言葉の真実は、生き残った一人が真っ暗闇の塹壕の中で死ぬこともかなわず永遠に生き続けなければならないというものだったわけです。

この手の映画では結局は悪霊に殺されてしまいがちな男が最後まで生き残ります。生き残りそうな、主人公タイプの男女が終盤みずから命を捨てます。それは呪いの意味が彼らが理解できたからです。こんな塹壕の中で、外へ出ることもかなわずに生き続けるなんて……

彼らが入ってきたときに見た(襲ってきた)男とは、塹壕の中で70年近く生き延びた、彼らの一人だったわけです。もちろん塹壕の中に転がっていた死体も彼らです。なんていうのでしょう、一般にこの手のホラー映画はなんとか脱出する、なんとか生き延びることを目指して展開するものですが、みずから死を選ぶような展開とは。そして生き延びることこそが地獄だなんて。

この映画を見終わって思い出したのは、映画「不能犯」です。

これは松坂桃李演じる犯人が人の心を操って暗示をかけ殺していくというストーリーでした。

この映画を見たときに、あたしが思ったのは、ああいう能力をもし自分が持っていたとしたら同じように殺してしまうだろうか、ということです。あたしは、むしろ殺すのではなく、同じ暗示にかけるにしてもいきながら地獄を見させるような暗示をかけただろうなあ、と思ったのです。

確かに死んでしまったら終わりですが、それでは苦しみは一瞬です。むしろ決して殺さず、生かしたまま地獄を味わわせる方がはるかに残酷な復習になると思ったのです。

「呪怨」のせいでしょうか?

昨晩、CSのファミリー劇場で「呪怨」を放送していました。いわゆる、世間でもよく知られた映画の「呪怨」ではなく、ビデオ作品の「呪怨」です。地上波などで放送されたことはあるのでしょうか?

 

昨晩見たのは「2」の方で、「1」も直前にやっていましたが、そちらは既に録画していたのを見てしまったので、昨晩は「2」だけを放送と同時に視聴しました。

この作品、登場人物一人一人にスポットをあてたオムニバス形式で、なおかつ時間軸が行ったり来たりするので、最初はちょっと戸惑いますし理解しづらいところがありますが、言うほど複雑でもないのですぐに慣れるし理解できると思います。

さて、内容に関しては映画版とそれほど変わるところもないので割愛します。ただ映画ほどスマートな映像になっていないので、おどろおどろしさがよく出ています。またよく見ると知った俳優さんも出ていますが、基本的には無名の方(失礼!)ばかりなので、変な先入観やカラーが付かずに映画世界に入り込めるのがよかったです。

で、こういうCSとかの放送を見ていますと、見終わって元の地上波に放送に切り換えるとき、単にリモコンのチャンネルを押せばよいのではなく、入力切り替えなどのボタンで地上波に切り換えるという操作が必要になります。先日もあたしがCSの番組を見た後に母が普通にテレビを視ようとして「映らない、どうなってるの?」と言われました。何のことはない、あたしが地上波の放送に戻し忘れていたわけです。

そんなことがあった昨晩、「呪怨」を見終わって床に就いたのですが、夢の中でやはり「テレビが映らない」と言われました。こんどは母ではなく父でした。父はあたしが二十代の頃に亡くなっていますので、もう四半世紀前のことになります。そんな父が唐突に夢に現われて、テレビのリモコンを手にして「テレビが映らないぞ」とあたしに文句を言ってくるのです。「またか」と思って入力切り替えを操作して地上波の放送に戻してあげましたが、なんでまた父が現われたのでしょう?

ドッペルゲンガーの説明はあれで正確なのでしょうか?

録画しておいた「ザ・ハウス 呪縛のAIマンション」を視聴。

ちなみに、販売されているDVDやYouTubeの予告編では「呪縛のAIマンション」とありますが、あたしが視聴したWOWOWでは「呪縛の時計塔」というタイトルでした。まあ原題が「The Charnel House」で「死体安置所」といった意味ですから、邦題はテーマに合わせて独自に付けていて、どっちでもいいや、ということなのでしょうか?

ホラーと「AIマンション」という暢現代的なミスマッチを楽しむか、ホラーなんだから「時計塔」というおどろおどろしい感じの方がよいでしょう、という意見の相違ですね。

さて、内容ですが、舞台となるハイテクマンション、もとは食肉加工工場でした。しかし、そこの経営者が「悪魔のいけにえ」のような快楽殺人者だったようで、従業員を面白半分に殺し解体しては幼い息子にもそれを見せていたようです。このあたりの掘り下げがやや薄っぺらいので、建物に染みついた怨念的な要素は非常に薄いです。

で、結局は警察に発覚し、経営者は息子を抱えて時計塔から投身自殺を図ります。が、その刹那、息子は父親の懐から消え、父親のみが真っ逆さま、息子は警察に保護されますが、時計塔の中にも息子がもう一人。日本的に言えば地縛霊になってしまったのですかね、いや、息子は別に死んでもいないし殺されてもいないので「霊」という存在ではないか……

これが30年ほど前の話で、時は流れ、その加工工場がハイテクマンションにリニューアルされ経営者夫婦(+幼い娘)を含め多くの居住者が入居します。が、徐々におかしな現象が起き、人が死んで(殺されて?)いくのです。幼い娘の前には、食肉工場経営者の息子が当時の姿のままで現われますが、両親は娘の妄想だと思って取り合ってくれません。

そんな入居者の中に、かつての工場で勤務していて死んだ父親を持つ男性がいまして、父の死の真相を究明するため、このマンションに越してきたのです。そして経営者の息子が事件後行方不明になっていることなどから、魂と肉体が分離した工場の息子がいまもこのマンションにいると判断します。

作品の中ではドッペルゲンガーということで説明していましたが、分離した魂と肉体が再び合体しようとしているとのことです。では、当時の息子の姿のままの「魂」はわかったけど「肉体」の方はということで、途中からちょこちょこヒントが出て来ましたが、このマンションの管理人(設計者? 開発者?)の男性がそうだったというオチです。

夫の正体を知った妻は娘を守ろうとしますが、そもそもこの地縛霊というかドッペルゲンガー、単に自分の肉体と合体したかっただけであり、邪魔されない限りは誰かを殺そうとしていた感じはしないのですよね。そのあたりの追い込み方がちょっとヌルいです。

そしてエンディング、娘を抱いて時計塔から飛び降りようとする主人公、しかしここで娘が魂と肉体の分離に見舞われてしまうのです。たぶん、ホラー映画によくある「呪いは終わらない」的なものだと思うのですが、こうなると、建物自体にもっと昔からの呪いがかけられていて、食肉工場の経営者が人殺しを楽しんでいたのも、その呪いのせいだったのではないか、という気がしてきますが、映画だけを見る限り、そういったさらなる大きなストーリーはないようです。

タイムシフトとチャンネル録画

録画予約しておいた番組が録れていませんでした。

なぜか理由はわかりません。たぶん、録画をしたつもりで実際にはしていなかったのだと思います。

さあ、どうしましょうか、と言うところですが慌てる必要はありません。

わが家のテレビは東芝のタイムシフトマシンです。HDDの容量や録画形式などの環境によって左右されるところはありますが、わが家の環境では地デジはほぼ一週間は録画されています。だから、慌てなくてもよいのです。一週間以内であればタイムシフトで録画されているのを見ればよいだけのことです。

ただテレビの録画機能は、基本的には地デジに対応しているだけでBSはダメなようです。時にBSでも見逃し、録り逃してしまう番組ってあるものです。こういう時は困ります。

が、わが家には東芝のブルーレイレコーダーもありまして、これもタイムシフトマシンで、こちらはBSもタイムシフト録画が可能です。

ところで、東芝はタイムシフトと呼んでいますが、パナソニックのレコーダーにはチャンネル録画という機能があります。録画方式など東芝のタイムマシンと全く同じというわけではないようですが、放っておいても勝手に全部のチャンネルを録っておいてくれるという点は同じです。

で、わが家にはパナソニックのレコーダーもありまして、以上の都合3台を使って、地デジとBSは全チャンネルを録画できるようになっています。書きし出しますと如下:

テレビ:地デジ1、4、5、6、7、8[計6チャンネル]
レコーダー(東芝):地デジ2、BS101、BS103、WOWOW191/192/193[計6チャンネル]
レコーダー(パナ):BS141、151、161、171、181[計5チャンネル]

WOWOWも加入しているので、タイムシフトで録画できるのですね。

とりあえず、これで後から見たくなった番組が出て来ても、ある程度はカバーできます。