3日ではなく72時間

外出自粛、政府からも「買い物は通販も利用しましょう」と言われるこの頃。あたしの母のように通販はおろか、パソコンですらまるでできない人間もまだまだ多いご時世に、何とも罪なことをおっしゃるものです。

それはさておき、あたしはネット通販、使ってます。よく使うのはヨドバシ・ドット・コムと楽天市場です。アマゾンはほぼ全くと言ってよいくらい使いません。

楽天市場は、お店によってサービスの度合いや配達までの日数などいろいろ違いがありますので、一概に評価はできませんが、ヨドバシは送料無料で配達も早く、ポイント還元率を考えるとアマゾンなんかよりはるかにお得だと思うので、昔からよく使っています。

そのヨドバシ、このところ配達が遅いです。在庫がなくてメーカーから取り寄せているのであれば理解できますが、ヨドバシのウェブサイトで「在庫あり」になっているものも特別に急ぎの配達を指定しなければ、配達まで一週間近く待たされます。あたしはそこまで急いで配達してもらわないと困るわけではないので構いませんが、中にはイライラしている人もいるのでしょうね。

で、この件についてヨドバシはどういうコメントを出しているのか、コロナウイルスの問題でネットがいつも以上に忙しくなっているのは理解できますが、果たしてどんな状況なんだろうと思い、サイトを見てみました。すると「各種サービス遅延とお届け納期表示不正のお詫び」というページに以下のような文章が載っていました。

ご注文数の増加により、一部商品で弊社物流センターからの出荷に在庫確保後、約72時間程度の遅延が生じております。また、お届け納期の表示が「16時間以内に発送可能」となっている商品も同様に遅延が生じております。お詫び申し上げます。順次、出荷を進めております。

そうか、やはり相当な遅れが出ているのね、いつもなら在庫があれば翌日には届くのに、と思いつつ読みました。

しかし、ここにある「72時間」という表記が気になりました。つまりは3日ですよね。なんで3日って書かないのだろう、と思ったのですが、たぶんヨドバシの通販倉庫は24時間稼働なのでしょうね。だから、何日という数え方ではなく、何時間という数え方を日常的にしているのではないかと予想した次第。

しかし、そのくらい稼働していても追いつかないほどの物量なのでしょうか? 感染防止のため倉庫の人員も少し減らしているのでしょうか?

頑張れ! 人差し指と中指

自宅のパソコンの話です。

キーボード回りが手狭ということもあり、これまで「MA-TB44R」というサンワサプライ製のトラックボールマウスを使っていました。しかし、これがこのところどうも動きがおかしいのです。トラックボールがスムーズに動いてくれません。なんかカクカクした動きで、これでは作業がスムーズにはかどりません。

というわけで、このトラックボールマウスはメインPCの隣に控えるサブマシン、キーボードPC用のマウスとして使うことにし、メインPCには以前使っていたUSB接続の有線マウスを再利用していました。トラックボールは付いていないので、これはこれでスムーズに動きますのでストレスはありません。

しかし、どうも手のサイズに合っていないなあと感じる昨今。それに、やはりキーボード回りが狭いので、ここは一つ、もう一回トラックボールを使ってみるかと思い、いろいろ探して見つけたのがこちら、エレコムの「M-HT1DR」です。

ちょうど在宅ワークが始まった時期でもあり、効率よい作業環境の構築は必須です。というわけで、たぶん市販のトラックボールマウスでは最大サイズに近い本製品を選んだ次第。

この製品を選ぶに当たってもちろん不安はありました。

まずは、上掲製品でもそうであったトラックボールの動きです。こればっかりはPCとの相性やドライバのバージョンなど、周辺機器はどのPCと使うかによってかなり違ってきます。最終的には一か八か、とにかく繋いでみないとわかりません。

次に、本製品がワイヤレスだということです。やはりトラックボールの動きが気になっていた身としては、ワイヤレスよりは有線の方が動きは確かだろうと思っていました。たぶん、それは正しいのだと思いますが、有線ではあまりこれというのが見つからず、これも一か八かワイヤレスにチャレンジしてみたわけです。

そして、実はこれが最も不安だったかも知れない点なのですが、トラックボールの使い方です。上述のように既にトラックボールは使い慣れていたので、トラックボール自体に対する抵抗はありません。問題はその使い方です。

両製品の画像を見ておわかりいただけるでしょうか。以前使っていた「MA-TB44R」はトラックボールを親指で回します。左クリックは人差し指、右クリックは中指を使うという操作になります。ちなみに上下のスクロールダイヤルも人差し指で操作します。

それに対して新しく選んだ「M-HT1DR」トラックボールを人差し指で回すのです。左クリックと上下スクロールダイヤルは親指、右クリックは中指となります。これに果たして慣れることができるかどうか、そこが不安でした。

結論から書きますと、思いのほかあたしの順応性は高かったです。スムーズに使えています。快適です。ただ、親指で左クリックをしたまま人差し指でトラックボールを操作してのドラッグはまだしも、右クリックをしながらのドラッグはなかなか苦労しています。人差し指と中指がどうにかなりそうです(笑)。

なおかつ、以前の親指操作トラックボールマウスもサブPCで使っているわけですから、右手の使い方の切り替えにちょっと戸惑っています。それでも、使い始めてそろそろ一か月、かなり馴染んできました。

写真が見つからないということは、そもそも写真など撮っていなかったのではなかろうか?

昨日、TBS系で再放送されていたドラマ「JIN」が終わりました。

ドラマは、放送当時リアルタイムで見ていたはずなのですが、記憶にないところ、記憶と異なるところもあり、自分の記憶の曖昧さに情けなくなりました。

それはともかく、今回のハイライトは坂本龍馬暗殺です。

その坂本龍馬暗殺ですが、京都の営業担当をしているので、丸善京都本店へ行くときには、毎回のように近江屋跡を通ることになります。河原町通を隔てて丸善が入っているBALというビルのほぼ向かいに坂本龍馬暗殺の地を示す看板があります。河原町通の歩道にひっそりと立っているので、気づく人は気づきますが、多くの人は気づかずに通りすぎています。時々、龍馬ファンとおぼしき人が写真を撮ったりしているのを見かけることもあります。

いまだ謎の多い事件ですが、ドラマでは幕府側が龍馬を殺そうとしたものの、その場に居合わせた東修介が実際には龍馬を殺したことにしていましたね。諸説あって結論が出ていない事件なので、このあたりの確からしさを云々するのはやめておきましょう。

その近江屋跡、あたしも初めて見つけたときは、へえ、こんな場所にあったんだと思ったものです。もちろん看板が立っているだけで建物は跡形もなく、龍馬記念館的なものだってもちろんありません。

さて、何年か前に京都を訪れたとき、地元の方に京都霊山護国神社へ連れて行ってもらったことがありました。あたしは歴史好きではありますが、幕末にそれほどの思い入れがあるわけではなく、坂本龍馬についても名前や簡単な事績は知っていても特別好きだというわけでもありませんでした。だから、近江屋跡を見ても「ああ、ここか」くらいの感想しか持っておらず、龍馬が暗殺後どうなったのかなど知りもしませんでした。

なので、護国神社に連れて行ってもらうまで知らなかったのですが、ここに坂本龍馬の墓があるのですね。中岡慎太郎の墓も並んで立っていました。ここでもやはり「へえ、こんなところに墓があるのか」という印象、感想くらいしかなく、心の中では「でも、どうして土佐ではなくて京都に墓があるのだろう」などと考えていました。個人的にはむしろ梅田雲浜の名前に激しく反応していました(汗)。

龍馬に対する興味はその程度でも、せっかく行ったのだから写真くらい撮っていたのではないかと思ったのですが、パソコンの中を探しても見つかりません。この頃はまだスマホなどなかった時代だったような気もします。誰もが気軽にこっちでパシャリ、あっちでパシャリという時代ではなかったのでしょう。そうなると、あたしはただ見てるだけ、眺めるだけで護国神社を後にしたのでしょう。ちなみに、近江屋跡の看板、その後もその前も何度も通っていますが、一度も写真を撮ったことはありません。

捨てても平気?

外出自粛の影響らしいですが、業務用のゴミの収集量は減り、家庭から出る粗大ゴミが増えているのだとか。皆さん、家にいる時間が長くなって、普段はやらないような家の中の整理、つまり断捨離を行なっているようです。新聞に「不要不急の粗大ゴミは先延ばししてください」という記事も出ていました。

さて、あたしはあまりモノを捨てない=ため込むタイプなのですが、これは捨ててもいいのかな、と思っているものが自宅にあります。それはパソコンソフトです。

最近新しくパソコンを買って、それにインストールされていたソフトを使っている、という人であれば関係ないかも知れませんが、長年パソコンを使っている人であればソフトのバージョンアップというのを何度も経験していると思います。特にOSから全部自分でインストールした自作PCなどを使っている人であればなおさらだと思います。

で、あたしが捨ててもよいかどうか迷っているのが、旧バージョンのPCソフトです。最近でこそダウンロード販売という形態も増えましたが、パソコンソフトって大部分はあの独特の大きさの函にディスクとマニュアルが入って販売されています。これが室内でそれなりの面積、否、容積を占めているのです。

あたしは、ソフトのインストールが済んだらディスクは函に戻しマニュアルともども函のまま保管しているのですが、そのかさばることといったらたまりません。捨ててしまってもよいのでしょうか?

ただ、バージョンアップ版の場合、インストールの時に旧バージョンのディスクが必要だったりすることがあります。いま使っているPCでバージョンアップをするなら、ディスクがなくてもPCにソフトがインストールされているのでディスクが不要の場合もありますが、パソコンを新しく買うことになって、まっさらなHDDにバージョンアップ版をインストールしようとする場合には旧バージョンのディスクが必要になる可能性があります。

こんなことをしているうちに、現行バージョンの数世代前のバージョンまで、函ごと自宅に保管してある、という事態に陥っているのです。一つ前のバージョンを残してすべて捨ててしまっても大丈夫なのでしょうかね? そこがちょっと不安なのです。

読書の季節感

今日で四月も終わりというタイミングで『十二月の十日』を読了。一風変わった短篇集でした。

スッとストーリーに入っていける作品と、これはいったいどういう世界なんだと首をひねり、なかなか作品に入り込みづらいものとがありました。しかし、何とも言えない読後感。よい意味で後味の悪さを感じました。

特に「SG飾り」って何なのよ? 訳者あとがきでは、著者はそれを夢に見た情景から描いたようなことが述べられていましたが、あたしが読みながら頭の中にイメージしていたもので合っているのでしょうか?

それにしても、何の疑問も持たずにこういったものを飾っている人びとの感覚、恐ろしいですね。主人公の子供たちの感性が救いにはなっていますが……

さらに、春真っ盛り、いや各地で既に夏日を記録する日も訪れているこの季節に『』も読了。

主人公を巡る、さまざまなつながりと分断の物語ですね。コロナウイルスで自粛生活を余儀なくされ、なんとかそれを楽しもうとしている人も多いですが、「自粛警察」なる人びとの溝をニュースなどで見るにつけ、主人公のイライラ、焦燥感が身近に迫ってきます。

でも、溝って、結局溝の底まで降りていけば繋がっているわけですよね。決して別々ではなく否応なく繋がっている、切ろうとしても切れないつながり、そんなところが主人公のイライラの原因でもあるのでしょう。そして、現在の一部の日本人の。

タピる

昨晩のデザート、明治エッセルスーパーカップアイス、その「タピオカ紅茶ラテ」フレーバーです。

タピオカミルクティーが大流行ですが、それを取り入れたわけですね。しかし、タピオカミルクティーはいまも流行っているのでしょうか? それとももう下火でしょうか? まあ、そもそも今回のブームが三回目だとかいう話ですから……

あたしは、たぶん二回目のブームの時だったかに中国で飲みました。場所は上海だったかしら? あるいは香港だったか? 記憶が曖昧で思い出せませんが、とにかく当時現地で流行っているというので飲んだ記憶があります。

さて、エッセルのアイスはそのタピオカミルクティーをアイスに仕立てたものです。食べてみた印象は確かに紅茶を食べているような感じです。

真ん中に挟まっている黒みつソースはちょっとグミのような感じでしたが、たぶんタピオカなのでしょう。あの独特の食感が苦手という人もいると思いますが、タピオカミルクティーが好きな人には美味しく感じられるのではないでしょうか?

ただ、やはりスーパーカップというように、なかなかのボリュームです。今回は一回で食べてしまいましたが、いつものあたしであれば、二回か三回に分けて食べるような量ですね。

意外な盲点

あたしの部屋に掛かっている壁掛けカレンダーです。

写真がきれいなので選んだのですが、最近使っていて非常に使いづらいと感じるようになりました。何が使いづらいのかわかりますか?

今日は4月の29日なので、ちょうど5月にめくったところですが、だからこそ使いづらさが目立つようになりました。そうです、このカレンダー、月初めや月末に前の月、次の月の日付が入っていないのです。

デザイン性重視のカレンダーですとこういうタイプはよくあると思いますし、これまでもそれほど気に留めていませんでした。しかし、在宅ワークの時間が多くなり、月跨ぎの時季にカレンダーで日付を確認しようとしたときに非常に不便であることに気づきました。やはり小さい文字でも構わないので、該当月以外の日付も印刷して欲しいと思いました。

カレンダーなので使うと言うよりも見ると言った方が正確ですが、こういう日用品って、ささやかなところではありますが、痒いところに手が届く必要がありますね。改めて思い知った次第です。

確か買ってあったような……

本日の朝日新聞に載っていた広告です。CSの衛星劇場で来月から中国時代劇「鬼谷子」がスタートするというお知らせです。

鬼谷子ってご存じでしょうか? 実在すら疑わしい、中国古代の思想家です。諸子百家の一人と言えばそうなのですが、現在伝わっている『鬼谷子』という書物も、伝説の鬼谷子に名を借りた後世の作品です。そもそも、中国古代史などに造詣が深い人であれば知っているかも知れませんが、一般の方にはほとんど知られていない歴史上の人物になります。

そんな鬼谷子の生涯を描いたドラマ、中国で作られるのはよいとして、それが日本のCS放送で放映されるなんて、ちょっと驚きです。もちろん、あたしのような中国史好きにとっては狂喜乱舞のことですが、は多々して一般の視聴者の受け止め方はどうなのでしょう?

ちなみに、『鬼谷子』は日本ではまとまった翻訳は出ていなかったと思います。中国でも『論語』や『老子』『史記』『三国志』といったメジャーな古典に比べあまりにもマイナーすぎて、原書と呼ばれるものも出版されていなかったと思います。

その後は、ポツリポツリと現代中国語訳や注釈などを加えたものが中国大陸で出版されるようになりましたが、数はそれほど多いとはいなかったと思います。マイナーだからこそ、これから研究を進める伸び代があるとも言えますが、研究を進めるほどの材料が揃っているのか否か……

かくいうあたしも、以前、そんな現代中国語訳の『鬼谷子』を買っていたはずなのですが、書架を見ても見つかりません。どこかへ紛れ込んでしまったのか、あるいは買ったと思ったのはあたしの思い込みで、実際には購入していなかったのか……

安物買いの銭失い

少し前に、勤務先で履いているサンダルは新調しました。これから温かくなるから畳敷きの、ちょっと涼しげなものにしたのですが……

ご覧のように、靴底と言うのでしょうか、ソールと言うのでしょうか、見事に剥がれてしまいました(涙)。それでもボンドで貼り付けてはみたのですが、履けば履くほど力が加わってしまう部位、結局あっという間に元の木阿弥です。

近所のホームセンターで、数百円の安いやつを買ったのがいけなかったのでしょうか? でも、こういうものに高いお金をつぎ込む感覚が理解できないので、それにどうせすぐに壊れてくるわけだし、という気持ちだったのです。

しかし、こうも早く壊れてしますと、やはり高い方が丈夫で長持ちする、とい意見に傾いてしまいそうです。

で、新しいのまたまた新調。

こんどのも安いです。同じく近所のホームセンターで購入。

パッと見た感じは、某有名メーカーの商品のようですが、そんなことはありません。全くのまがい品、ニセモノと言っては失礼かも知れませんが、とにかく多くの人が知っているあのメーカーのものではありません。

これも数百円の品物ですから、あっという間に壊れてしまうのでしょうか?

わが家の庭は花盛り?

今日は東京で夏日になったそうです。家から出ないと、そんな感じはまるでしません。室内はちょっとひんやりします。

そんな日曜日、わが家の庭先の花々をちょっと撮ってみました。

まずは門前にあるプリンター、否、プランター。パンジーでしょうか?

続いては、その門を入って玄関前の露地で花開いているこちら。

これはいったい何という花でしょうか? あたしはそういう訪問に疎いので、申し訳ありません。

でも可愛らしいですよね。色が好きです。昔から紫とか藤色が好きなので、こういう色の花は個人的な好みでもあります。

あたしの好みだからといって母が植えたのではないと思いますが……

続いては、その藤色の花のすぐ近くにあったものです。

ちょっと枯れたような色合いですが、今が盛りと咲いているのです。非常に可憐な味わいの、可愛い花です。これもいったい何という花なのか知りません。

枯れたように見えるところは、花びらを包んでいた萼だったようです。で、何という花なのでしょうね?

最後は、玄関先ではなく庭先の山吹。

山吹はわが家でなくとも、この時季には町のあちこちで見かけます。わが家のは八重咲きの山吹です。この方がこんもりとした感じがして、毬のようですね。

山吹も、この黄色よりも濃いけれど、オレンジまではいかない、この微妙な色合いが昔から好きな花です。

わが家の庭先、玄関先、これ以外にもいくつか咲いている花がありますが、先日ご紹介したチューリップなどは盛りを過ぎて、写真に収めるにはちょっと貧相なのでやめました。ほんの一週間程度で花の盛りは過ぎ去ってしまいます。花の命は短くて、とはよく言ったものです。