日傘の効用

この夏は、あたしも日傘デビューしました。

晴雨兼用の折り畳み傘を買ったので、雨の時ではなくても、日差しが強いこの時季に使い始めてみました。

世の推奨論者は、直射日光に当たらないだけでも火なり体感温度が違うと言います。

確かにそれはそうなのですが、この東京、コンクリートジャングルと呼ばれ、地表からの照り返しもきついです。上からの日光を遮った分、下からの熱波が相対的に強く感じられるようになりました。

日傘を差してよかったのか悪かったのか、なんとも言えません。

あたしなんかさ、どうすればいいのよ?

閻連科の新刊『黒い豚の毛、白い豚の毛』を読み始めました。

その巻頭の作品、書名と同じ「黒い豚の毛、白い豚の毛」ですが、主人公が30歳にもなって嫁もいないと嘆くシーンが何度か登場します。人生の半分も過ぎたというのにまだ嫁がいないなんてと、主人公はそれこそ人生の終わりだと言わんばかりに嘆いています。

しかし、そんなシーンを読んでいるあたしなど、既に生まれて半世紀をとうに過ぎ、それでも嫁をもらうことがかなわずにいます。嫁どころか、恋人すら、生まれてこの方盛ったことがないままの半世紀です。

あたしの境遇を知ったら、この作品の主人公も少しは勇気を持って生きていけるのではないだろうかと、そんなことを思いながら読んでいました。

些細なことだけど……

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夜明けまで強がらなくてもいい

タイトルは、乃木坂46のニューシングルの曲名です。まだ発表されたばかりですが、爽やかな夏の曲、という感じではなさそうですね。

しかし、どういうニュアンスなのでしょう?

一日中気を張って過ごしていて、それが夕方から宵、深夜になっても寛いでホッとすることもなく、もうじき朝になろうという時刻になっても気を張ったまま、ということなのでしょうか?

あるいは、朝や昼、夕方などに強がるのは構わないけれど、夜明けに強がるのはやめときなさいよ、といったニュアンスなのでしょうか?

いずれにせよ、明るくて笑顔で歌い踊るような曲ではなく、どちらかというとしっとりとした曲になるのではないかと予想していますが、既にどこかで披露されていたのでしたっけ?

夏はキンキンに冷やした日本酒を!

週末などの自宅での晩酌には、このところ「ほろよい」を飲むことが多いです。いろいろな味があり、季節によって限定のものもあったり、お酒好きの人に言わせれば「あれはジュースだ」と言われそうな味ですが、ちょこっとだけ飲むにはちょうどよいと思っています。

が、個人的に好きなのは日本酒です。なので、この夏用の日本酒を6種類ほど仕入れました。すべて冷酒用です。

ちなみにあたしは、冬でもお燗より冷酒の方が好きです。お燗した日本酒は実はあまり好きではなかったりします(汗)。

閑話休題。

今回の6本は、左から「鶴齢 純米超辛口」「鶴齢 純米吟醸 無濾過生原酒」「鮎正宗 発泡性SweetFish」「久比岐 和希水 雪室熟成 純米生酒」「鶴齢 特別純米 爽醇」「雪中熟成 純米吟醸 深雪の里」です。

まず最初に賞味したのは、発泡酒である「鮎正宗 発泡性SweetFish」です。

いやー、これは日本酒と言うよりもシャンパンですね。シュワシュワが美味しく、フルーティーでした。ただし、コルクの栓を開けたときに少しこぼしてしまったのが、返す返すもったいなかったと後悔しています。

人を傷つけた?

今朝の占い、ちなみに見たのはTBS系のはやドキ!ですが、そこでの占いで、あたしのかに座は「人を傷つけてしまうでしょう」というご託宣でした。

まあ、あたしの場合、しょっちゅう他人を傷つけていると思いますし、それは今に始まったことではなく、学生時代から、否、子供のころからのことなので、今さら驚きはしません。

なので、他人を傷つけたという感覚すらなく、ほとんど無自覚に、無意識に他人を傷つけているのだと思います。無自覚なので、もちろんそれによって痛痒を感じるなんてこともなく、他人の気持ちを慮るなんて考えははなから持ち合わせておりません。

というあたしなのですが、今日は一日、誰かを傷つけてしまったでしょうか? まあ気にしませんけど。

ファがない!

日向坂46の2ndシングルが発売になりました。

いや、正確には明日が発売日なのですが、ネットショップにしろリアルのCDショップにしろ、既に今日から売っていますね。あたしもゲットしました。

例によって、Type-AからType-Cまでと通常盤、全部で4種類です。

タイトルがふざけているなあという気がしないでもないのですが、いや、秋元康は完全に手を抜いていると思いますが、メロディーは悪くない楽曲だと思います。乃木坂46が制服のマネキン、君の名は希望という名曲は初期のころに出したように、日向坂46にもそういう曲が提供されるといいのになあと思います。

ところで特典の写真は、やんちゃるが2枚とおすしが1枚でした。個人的にはみーぽん推しなので、ゲットできなかったのが残念です。

語るなら未来を?

乃木坂46の次期シングルの選抜メンバーが発表されました。同じ坂道グループとはいえ、欅坂46と日向坂46は今のところ「全員選抜」路線で来ているので、選抜とアンダーという明確な格差が生まれるのは乃木坂46だけになります。

まあ、乃木坂46の場合はデビュー時から選抜とアンダーとに分かれていて、少しはメディア取材のある選抜メンバーに対して、アンダーメンバーはレッスン以外仕事は何もなかったという苦労話もメンバーから聞こえてくることもあります。いまでこそ、アンダーでもそれぞれの特技を活かした外仕事が入ってきたりして、それなりに忙しくなっていますけど、やはり世間の認知という点では選抜メンバーになれないと厳しいのは変わらないでしょう。

上掲が今回の24枚目シングルの選抜メンバーです。ネット上ではファンたちの賛否両論が渦巻いていますが、あたしは比較的好意的に見ています。このところ選抜メンバーが多すぎたと感じていましたので、これでもまだ多すぎると感じますが、メンバー全体の人数を考えると致し方ないところでしょう。

さて、一番議論になっている4期生の大抜擢ですが、これは十二分に予想されていましたので驚きではないです。あえて予想外な点を言うなら賀喜遥香ではなく、あのポジションには掛橋沙耶香が入るのではないかと思っていたくらいです。それでも4期生がフロントで3人並ぶのは予想どおりです。

ファンの中にはまいやんが2列目に下がったことを云々している声も大きいですが、あたしはもっと前からまいやんは2列目に置くべきだと思っていました。生生星が前にいて、その後ろに白橋が並ぶという形が好きだったので、若手をフロントに置き、その後ろで白石・松村が支える形は世代交代という意味でも正しいのではないかと思っています。

まあ、なーちゃんがセンターで両脇に白石・橋本というゴールデントリオもありますが、白橋はセンターのすぐ後ろにいても十分に存在感があるので、2列目でも全く問題ないと考えていました。

その点を踏まえると、今回のメンバーはシンメの位置もそれなりに考えられているなあと思います。1列目のサイドは飛鳥とみおなも比較的若手の先輩という点では順当だと思います。2列目も両サイドはこれからを背負って立つ3期生、その内側には不動の1期生4名です。キャプテンといくちゃんは舞台で休みがちになると思いますから、テレビ番組などでは真夏やずーが繰り上がってアンダーから補充というパターンも増えるでしょう。

いや、その前にキャプテンは9月1日で卒業が決まっているわけで、どうしてこのシングルに参加しているのでしょう? 実はここが最大の謎です。卒業発表から卒業までの期間といい、若干腑に落ちないものがありましたが、今回のシングル参加が最も腑に落ちないところです。

3列目については、両サイドに長身を持ってきたのはよかったと思います。梅澤はあの背の高さから、個人的には悪目立ちに見えていて、フロントや2列目に置くと全体のバランスが悪くなると感じていました。新内と最後列の両サイドであればしっくりくるような気がします。その他は今さらアンダーには落とせないメンバーということなのでしょうが、久保ちゃんが3列目センターというのは2列目の白石・松村と合わせ、何か運営の考えがあるのではないかという気がします。

さて、こうなるとアンダーに落ちた主要メンバーで気になるのがさゆにゃんと桃子です。ただ、この二人は体調の関係で夏のツアーを休んでいるので、それなのに24枚目シングルには参加というのはありえないでしょうから、アンダーではなく休業期間という扱いになるのではないかと思います。3期生も、前回はかなり選抜入りしていましたが、今回はほとんどがアンダーですね。2期生も、蘭世はまたもや選抜入りかなわずでした。

キャリアとしては長くなっていますが、年齢的なことで言えば、絢音ちゃんと蘭世のダブルセンターを選抜で見てみたいのですが、今回のアンダーがそうなるのでしょうか? これからの興味は24枚目がどんな曲になるのか、というところもありますが、アンダーライブがあるのかどうか、そしてあるとしたら4期生がそこに加わるのか、という点です。メンバーのスキルアップのためにもアンダーライブはやった方がよいと思いますが……

とまあ、乃木坂46も大きな曲がり角にさしかかっているのですね。今回のダイアリーのタイトルは、欅坂46の曲から取りました。

展覧会に何を見に行くのか?

先日に見に行った東京国立博物館の「三国志展」ですが、展示物の中に横山光輝のマンガ「三国志」やかつてのNHK人形劇「三国志」の展示が思いのほか多かったのに驚きました。

確かに、それはそれで三国志ファンには嬉しいサービスかもしれませんが、東京国立博物館でやっている特別展の三国志展でそれを見たいかと問われるとビミョーです。

熱心な三国志ファンというのがどういうものか、にわかに定義づけすることは困難ですが、ライトなファンにとっては三国志の登場人物と直接関係のない出土文物を見せられても「つまらない」と感じてしまうのも無理はないかも知れません。そこだけを取り出せば、「中国出土文物展」とか「中国古代史展」と銘打った展覧会と何も変わらないかもしれませんし。

三国志の人形とかマンガの場面が挟み込まれることによって、「ああ、これが曹操たちが活躍した時代のものなのか」という感情も生まれるのでしょう。そういう意味では、人形やマンガを間に挟み込んだ展示は一般向けとしては成功だと思いますが、やはりですね、中国史を専攻していた身からすると、せっかくトーハクの平成館を使った特別展なのに、あれではちょっと物足りないなあと感じてしまいますね。

ですので、ミュージアムショップといいますか売店も、個人的には一筆箋とか絵はがきとか買うのも嫌いではありませんが、ゲームの三国志やマンガの三国志関連のグッズが多くて、ちょっとそのへんは興醒めでした。

男と女の違いなのか……

ジャニー喜多川の訃報を受けて改めて思ったことが……

ジャニーズのタレントを見ていると、光GENJIとかSMAPとか嵐とか、だいたい4名くらいから多くでも10名程度のグループをどんどん作っていますよね。それぞれに個性があると、ファンならしっかり認識しているのでしょうし、ある程度は年代ごとにグループを作っているというイメージです。

それに対してモー娘。とかAKB48などは、確かに姉妹グループはあるものの、基本は一期生、二期生、三期生と定期的にメンバーを加入して、先輩がなんとなく卒業していく、というパターンが多いです。

この違いって、男性アイドルと女性アイドルの違いなのでしょうか? あるいはタレント側ではなくファンの側の嗜好の問題なのでしょうか?

確かに、SMAPのファンや少年隊のファンは、新気の若いファンもいますが、主要なところはメンバーとともに年を重ねていった、それなりの年齢の女性ではないでしょうか? 他のグループでもそんな気がします。中高生に聞くとSMAPや嵐はもうオッサンだから興味ないという意見もあるそうです。

一方の女性タレントの場合、圧倒的に若い方が人気があり、どんな人気メンバーでもある程度の年齢に達すると「いつまでアイドルやっているんだ、更新に譲れよ、見苦しいなあ」などと口さがない連中に言われてしまいがちです。

つまり、全員が全員そうだと言うつもりはありませんが、男性タレントを追いかける女性ファンはそのタレントともに年を重ね、タレントが年をとっても離れたりはしないのに対し、女性タレントを追いかける男性ファンは、そのタレントの年齢が高くなるとより若いタレントに移ってしまうという傾向が一般的に見られるのでしょうね。

でも、それならそれで、女性タレントだって、AKB48似メンバーを追加するのではなく、もう少し若い世代で別のグループを作ってしまえばよいだけの話だと思うのですが、なぜそれをしないのでしょう? そこが不思議です。

たとえば、嵐とかV6などが二期生募集となったら、応募する男子がどれくらいいるのでしょうか? いや、そもそもジャニーズの場合、ジュニアとしてどのグループにも属していない子供のような男のたちがいっぱいいるので、そこから二期生や三期生を補充していってもよさそうなものですが、そういう話って聞きませんよね。なぜなのでしょう?