昼間がいい?

産経新聞に載っていました。忘年会を社内で、それも勤務時間内にやるところがあるのだとか……

確かに、持ち帰りだと消費税も8%ですし、経費の節減効果は大でしょうね。終電を気にしなくてもよいというのもありがたい人が多いのでは?

ただ、こういう話になってくると、「そもそも忘年会で会社でやるべきなのか?」という話になってきそうです。だって、最近では忘年会をやらない会社もあると聞きました。先輩から飲みに誘われると「それ、仕事ですか?」みたいな返事を返す新入社員が増えている昨今、忘年会なんてもってのほかかもしれません。

個人的には昼でも夜でもどちらでも構いませんが、朝型人間としては夜遅くなるのだけは避けたいところです。ですから、記事の中に「2時間制」を気にせずに楽しめるというのはむしろ逆で、終わりが見えずにいつまでもダラダラと飲んでいるのが大嫌いなので、2時間なら2時間でサッと終わってくれるほうが嬉しいです。

ちなみに、あたしの勤務先の忘年会は先週でしたが、新宿ゴールデン街の近くにある京料理のお店、2時間で美味しく楽しく過ごしました。

つながらない権利

こちらも読売新聞の記事です。

時間外のメールや電話を禁止する企業が増えている、ということのようです。

確かに、ケータイやスマホが普及して、二十四時間いつでもどこでも繋がるようになってしまったんで、どこまでが仕事でどこからがプライベートなのか線を引きにくくなっているのかもしれません。

あたしの勤務先で言うならば、編集部であれば海外にいる著訳者とのやりとりなどをこなしていたら、四六時中オンタイムになってしまいます。やりすぎたら疲弊してしまいますね。由々しき問題です。

ただ、あたしの勤務先の場合、そもそもケータイやスマホが会社から支給されていないので、時間外、会社以外でのやりとりがあるとすれば、それらはすべて私物を使ったものとなります。それが果たしてよいことなのか否か、そこから考えないとなりませんね。

やはり紙ですね?

読売新聞の記事です。

あたしは電子での読書しません。もっぱら読書は紙です。日本人の平均的な読書量からすると少しは多いかもしれませんが、非常に多いと言えるほどではないと思います。

ですので、記事にあるような「進取の意欲や多面的な思考力」が高めと言われても、「ーん、あたしは新種の意欲なんてないし、もちろん多面的な思考力なんて皆無だけど……」と思っているのですが。

首鼠両端?

来年2月に乃木坂46の7周年コンサートのBlu-ray並びDVDが発売になります。

各販売サイトでは、そのサイトやチェーン独自のおまけ、限定特典が付くので、どこで購入するかを決める重要な鍵になります。

あたしが日常的に利用するヨドバシカメラの通販サイトでは一枚目の画像のようなあっさりとした画面です。こちらの限定特典はクリアファイルですが、絵柄はまだ公開されていません。楽しみです。

そして、今回、ファンの間で話題になっているのがセブンネットの限定特典です。

コンサートは4日間行なわれ、日にちごとにBlu-rayもDVDも発売されますが、それぞれに生写真が付くと発表されました。セブンネットのサイトでは既に絵柄が公開されていますが、それを見てファンの間がにわかに騒がしくなっているヨナのです。

その4種類の写真が以下の図版です。確かによい写真です。4日分セットになったBlu-ray、DVDですとこれが全部付いてくるようなのです。これは欲しくなります。

 

 

しかし今回、あたしはセブンネットではなくヨドバシで購入することにしました。

なぜって? それは単純に価格です。ヨドバシカメラですと税込28,890円、セブンネットは30,900円です。僅かですがヨドバシの方が安いです。もちろん送料は無料です。

この差を限定特典の差だと考えて、むしろセブンネットの方が安いと判断するファンも多いでしょう。その一方、写真とか限定特典には興味がなく値段だけで決めるファンもいるでしょう。人それぞれです。

あたしの場合、写真は欲しいのですが、ヨドバシの価格、特に還元ポイントの数字がセブンネットとヨドバシではちょっと違いすぎます。ここが決め手となりました。とはいえ、それでもセブンネットの写真に未練タラタラなのですが……

組み合わせの妙?

乃木坂46の壁掛けカレンダーが届きました。

なんで2つあるのかって? よーくご覧ください、表紙の色が違いますよね。乃木坂46の壁掛けカレンダーはAとB、2種類あるのです。この数年購入していますが、確か一番最初は一種類だったと思います。その後、メンバーも増えて二種類となりました。ファンならどちらも購入するでしょうが、掲載メンバーを見てAかBのどちらかのみを買う、という人もそれなりにはいるのでしょう。まあ売れ行きに差が付かないよう人気メンバーはうまいこと分散されているようです。

しかし今回眺めていて、ソロで紙面を飾るメンバーと複数で登場するメンバーの組み合わせがなかなか面白いと感じました。まずはAタイプ。ちなみに一期生二期生三期生四期生という色分けです。

【1月】賀喜遥香【2月】佐々木琴子和田まあや吉田綾乃クリスティー【3月】高山一実北野日奈子【4月】山下美月【5月】鈴木絢音久保史緒里【6月】新内眞衣佐藤楓【7月】早川聖来北川悠理金川紗耶【8月】齋藤飛鳥【9月】山崎怜奈中村麗乃樋口日奈【10月】生田絵梨花【11月】岩本蓮加渡辺みり愛【12月】遠藤さくら

いきなり四期生のカッキーがソロです。そして5月は東北コンビ、7月は四期生の姓に「川」が付く三人組、11月は二期生、三期生の最年少コンビです。ソロはカッキーの他には美月、飛鳥、いくちゃんの四名です。続いてBタイプです。

【1月】田村真佑掛橋沙耶香【2月】与田祐希【3月】阪口珠美井上小百合【4月】大園桃子秋元真夏【5月】白石麻衣【6月】矢久保美緒清宮レイ柴田柚菜【7月】星野みなみ【8月】寺田蘭世伊藤理々杏【9月】堀未央奈【10月】梅澤美波松村沙友理【11月】伊藤純奈中田花奈向井葉月【12月】筒井あやめ

こちらで4月の桃子・真夏コンビが微笑ましくて好きです。ソロは与田ちゃん、まいやん、未央奈くらいは選抜の序列からいっても順当なのでしょうが、みなみがソロというのはちょっと驚きました。そしてあやめちゃん、最新シングルのフロント四期生三人が揃ってソロですね。ちなみに、こちらのタイプでは理々杏とさゆりんごの写真がちょっとブサイクではないか、撮り直しをすればよかったのに、いやもっと可愛く撮れているのあったでしょ、と思ってしまいました。

複数で写っているものについては、一期生から三期生までは混ざっていますが、四期生は先輩と一緒に写っているものはないですね。2021年版には一期から四期までが混じった写真が登場するのでしょうか? いや、そのころ果たして一期生は何人残っているのでしょう?

今日からの残りの日々をいかに過ごそうか

昨晩は勤務先の忘年会でした。

この時季はどこもかしこも忘年会シーズンだと思うのですが、あたしは昔から違和感を感じていました。

忘年会というのは「その年にあった嫌なことをすべて飲んで(食べて)忘れて、新たな気持ちで新年を迎えよう」といった主旨の会だと思うのですが、その忘年会の後、大晦日までの日に忘れたいような出来事が起こったらどうするのだ、ということです。

いや、はっきり言いましょう。以前のあたしは、こういった飲み会が苦痛で、つまりは忘年会そのものが最も忘れたい出来事だったのです。忘れるために忘れたい行事に出かけて行くなんて、なんという矛盾、皮肉でしょう。

で、思うのは、忘年会は年が明けてから、つまり旧年がすべて終わってからやるべきではないかと。となると、新年を迎えるに当たっての宴席である新年会も、新年を迎えてしまってからやるのでは遅すぎるわけで、旧年のうちにやるべきではないかと、そんな風に思うのであります。

いや、そんな小賢しいことなど考えず、気心の知れた仲間と美味しいものを食べられればそれでよいのではないか、という考え方もあるでしょう。確かにそうです。それを否定するつもりはありません。

ただ、あたしの場合、気心の知れた仲間などおりませんし、親友はおろか友達すらいない現状ですので、あえて誰かと飲もう、食べようなどとは思わないのであります。

落ち葉の部屋

少し前に、このダイアリーでわが家の近所の黄葉をご紹介しました。

久しぶりに、その同じ場所を撮ってみました。いかがでしょう? すっかり葉が落ちてしまい、丸裸の木が寒そうに立っています。

落葉したわけですから根元には葉が絨毯のように敷き詰められています。イチョウの葉は滑りやすいので歩くときには気をつけなければなりませんね。

シルバー人材センターの方なのか、近所の落ち葉を掃き集めている人を見かけます。寒い中、大変な作業だと思います。集めた落ち葉はどうするのでしょう? どこかで集めて堆肥にでもするのでしょうか? でも、雑菌などが混じっていると、畑にまくというのも難しいのではないでしょうか? それともキレイに洗浄して堆肥にする工場でもあるのでしょうか?

あたし自身は、落ち葉って好きです。特に掃き集めたりしなくても道に落ち葉が落ちているのが好きですし、その落ち葉を踏みしめながら歩くのも好きです。落ち葉の道を歩いているときに、決まって頭の中に流れるのがこのダイアリーのタイトルに使った、沢田聖子の「落ち葉の部屋」です。特に雑木林など歩くと、完全にこの曲の世界に入り込んでしまいがちです。

上にリンクを貼ったYouTubeの音源は、当時のあたしが聴いていたセカンド・アルバム「青春の光と影」(1981年発売)に収録されているものではなく、2013年発売31枚目のアルバム「Singer Song Writer ~GREEN~」に収録されているものだと思われます。もともと曲が大好きなのでこのアレンジも嫌いではないのですが、できればオリジナルで聞いていただきたい一曲です。

でも、当時のアルバムは中古屋にでも行かないと手に入らないと思いますので、ベストアルバム「HISTORY」に収録されていますので、そちらで是非聴いていただければ……

物語のない物語

中央駅』読了。

同著者の(邦訳としての)前作『娘について』は、個人的に面白く、そして非常に考えさせられる作品だったので、本作品も期待して読み始めました。

しかし、読み始めてしばらくするとちょっと面食らいました。

簡単に言ってしまうと、この作品はとある鉄道駅前の広場に巣喰うホームレスの物語です。主人公の「俺」が唐突に現われます。なぜ「俺」がホームレスになったのか、周辺のホームレスの中では比較的若いということが明かされるだけで、それ以外の描写はありません。オタクっぽいのか、病的なのか、あるいは逞しい体つきなのか一切不明です。もちろん容姿も。

そんな「俺」がたまたま知り合った病気持ちの「女」と行きずりの関係を持ち、そこからズルズルと関係を続けていき、底なし沼にハマったかのようにホームレスから抜け出せなくなっていくのです。いや、「俺」にしろ「女」にしろ、本当にその状況から抜け出そうとしているのか、やっていることを見ているととてもそうは思えません。

「乞食は三日やったらやめられない」と言われますが、そんな感じです。周囲から差し伸べられる手もつかもうとせずに振りほどいてしまいます。そしてその手がつかもうとするのは「女」の体です。

最後にどんな結末が待っているのか、たいていの小説はそんなストーリーを意識しながら読むものですが、この作品にはそんな物語があるようには感じられません。別に「俺」と「女」ではなくとも、駅周辺、広場にいるホームレスたちの適当な一瞬を切り取ってつなぎ合わせれば、この作品が成立してしまうような気がします、匿名性というのともちょっと違う気がしますが……

では、壮絶な愛の物語なのか。確かにそういう読み方もできるのでしょう。本書収録の解説にもそう書いてあります。しかし、あたしにはこの作品に愛の物語を感じることはできませんでした。獣の媾いとしか思えません。「俺」の独白でもそんなことを述べていたような気がしますが、これが愛なのか、。あたしには疑問です。それはあたしが、人を愛したり愛されたりしたことがないからなのかも知れませんが。

最後に、疑問というか読み終わって考えたのは、作者はなんでこの作品のタイトルを「中央駅」にしたのだろうか、ということです。作品舞台は駅と言うよりも、その前に広がる「広場」です。作品はほとんどそことその周辺で終始しています。ありきたりかもしれませんが、「広場」というタイトルの方がふさわしいと感じたのですが、そこをあえて「中央駅」にしたのはなぜか、とても気になりました。

この時季の決まり事?

毎年この時季に、わが家の菩提寺へ参ります。

ご先祖様へ暮れの挨拶とお寺へ毎年の管理料を払いに出向くというわけです。今日はとてもよい天気で昼間は暑いくらいの晴天でした。絶好の墓参り日和という表現があるのかどうか知りませんが、とにかく無事墓参りを済ませました。

その帰路、思い出すのは数年前、やはり母と墓参りへ言った帰りの井の頭線です。あたしと母が乗っていた井の頭線の急行電車が高井戸駅を通過するときに人身事故を起こしたのです。

「起こした」と書くと運転手か電車が悪者みたいに聞こえますが、状況を説明するなら通過する井の頭線にホームから人が飛び込んだのです。あたしと母は吉祥寺へ向かう電車の先頭車両に乗っていましたが、ものすごい警笛を鳴らしながら急ブレーキをかける電車と、その直後のドンという軽い衝撃。そして急停止と泣き崩れる乗客。たぶん一番前で進行方向を眺めていて人が飛び込んでくるのを目撃してしまったのでしょうね。そりゃあショッキングなことでしょう。

この時季は、上述のような年中行事があるのでほぼ毎年井の頭線に乗りますが、高井戸駅を通過するたびにあの時の人身事故を思い出します。

神奈川県限定?

ちくま文庫の新刊、獅子文六の『やっさもっさ』です。

「それがどうしたの?」と問われそうですね。はい、あたし別に獅子文六が好きというわけでもありませんし、これまでも読んだことはありません。と、偉そうに言えることではありませんが……(汗)

この本に注目するのは装丁のためです。

こちらをご覧ください。

神奈川県民ならば、そして東京都民でも一部の人ならすぐにわかると思いますが、崎陽軒のシウマイの包装紙の柄です。

で、よーくご覧いただくと、これもちくま文庫の『やっさもっさ』だということがおわかりいただけると思います。つまり、カバーと言いますか、帯が崎陽軒なのです。神奈川県の書店を回っていたらこの装丁が目に飛び込んできてつい手に取って買ってしまったというわけです。

書店の方に聞いたところ、神奈川県限定のカバーというか帯だそうです。

そりゃそうですよね。好きな方は知っているかもしれませんが、北海道や九州、あるいは関西などでこのカバーを付けても多くの人は何のことやらサッパリでしょうから。

しかし、マニアだとこのカバーならぬ帯の『やっさもっさ』を手に入れたいと思い、神奈川県まで足を運んだりするのでしょうか?