やってしまった、これでいったい何本目?

この夏は日傘デビューをしたのですが、その晴雨兼用の折り畳み傘の骨が折れてしまいました。

あたし、昔っからこうなんです。

折り畳み傘を使って畳む時に、どうも雑というのか乱暴というのか、骨を曲げてしまったりしてしまいます。畳んだり広げたりする時にも、なんとなく骨同士が引っかかってうまくいかない時があり、たぶん、そういう時に強引にやってしまうのでしょう、だから骨が折れたり曲がったりするのだと思います。

今回の折り畳み傘は、たぶん5回くらいしか使っていませんが、まあ、だいたいこんなものです。何年か前のことですが、一年で折り畳み傘を3本ダメにしたことがあります。

もうあたしは折り畳み傘を使う資格がないのでしょうか?

ねにもつ? 気になる?

朝、新聞を広げて驚きました。なんと、天声人語に岸本佐知子さんの『ねにもつタイプ』が載っているではないですか!

岸本さんなりのこだわりが満載の同書、とても面白く読んだ記憶が蘇ってきます。ちなみに、同書は筑摩書房の刊行物ですが、あたしの勤務先からも岸本さんの『気になる部分』という、これもまた抱腹絶倒の一冊が出ておりますので、ご興味のある方は是非どうぞ。

そんな朝日新聞の同曜日といえば読書欄です。

今回一番目を惹かれたのは閻連科さんのインタビュー記事です。少し前に『黒い豚の毛、白い豚の毛』が出たばかりの閻連科さん。これまで出ている、いわゆる発禁本とは異なる味わいの作品が多いかな、という読後感です。

あたしとしては、そんな中の一篇「奴児」が傑作だと思いました。これまたあたしの勤務先の刊行物ですが、閻連科さんの『年月日』に通じる味わいがあります。農民と動物という物語の骨子も共通しています。

河出書房新社のことですから『黒い豚の毛、白い豚の毛』はそのままいずれ河出文庫にするのかもしれませんが、個人的には『年月日』と「奴児」を併せて文庫化して欲しいなあと思います。

あの日も月曜日でした

本日は9月9日、重陽の節句。

ですが、あたしの父の命日でもあります。ちなみに、父の母も9月9日が命日、母と息子が数十年の時を隔て同じ日に亡くなるとは……。

もう二十年以上前の話ですから、命日は二十数回も経験していることになりますが、今日はあの日と同じ月曜日にあたりました。

既に社会人だったあたしはその日もいつもどおり出勤したのですが、浅野雑務をこなしていたところへ母からの電話が入りました。入院している父の様態が今朝急変したと病院から連絡があったそうで、母はすぐに駆けつけるので、あたしも急いで帰宅して病院へ来なさい、というものでした。

取るものも取りあえず帰宅し、土砂降りの中マイカーで病院へ向かいましたが、月曜の朝だったので、それに雨ということも影響したのか、若干道が混んでいて、なおかつあたしの自宅から病院へ行くには途中に西武線の踏切があって、少し時間がかかってしまいました。

病室に駆けつけたとき、既に母が父の臨終を看取っていましたが、母曰く、自分が着いたときには既に意識も何もなかった、形だけ家族の前で臨終の宣言をしたような感じだったとのこと。まあ、後は死を待つばかりの年寄りが入院している病院でしたので、生かすというよりは、ほどよく死に至らしめるのがその病院の方針だったのではないか、という気もしました。

それはさておき、月曜日に亡くなって、すぐに葬儀場とお寺さんへ連絡しましたが、都合がつかずこちらの予定よりは一日ずれた水曜日に通夜、木曜日に葬儀告別式という段取りになりました。結局、月曜の朝、一時間かそこら会社にいただけで、その週はまるまる会社を休んでしまいました。

ちなみに、9月9日は毛沢東の命日でもあります。あたしが中国に興味を持つのは運命だったのかもしれません。

本日は……

年に一度の棚卸し。

あたしの勤務先の倉庫へ、営業部総出で在庫を数えに行くのです。

倉庫は、都電の早稲田駅の近くなので、あたしの自宅からですとそれほど遠いわけでもなく気楽なものです。

しかし、この倉庫、扇風機以外の空調設備がありません。本来、食品とか神経質にならなければいけない商品を除けば、倉庫なんてどこもそんなものでしょう。本は「暑い」とか「寒い」なんて文句を言うわけではありませんから。

しかし、棚卸しをするこちらにとっては地獄です。

幸いにも、強はカンカン照りの晴天ではなかったので。なんとかしのげましたが、途中でちょっと頭が痛み出しのは軽い熱中症だったのでしょうか?

もうそれなりの年齢ですから、自分の体力を過信しないことですね。とはいえ、もともと体力には自信がない方ですし、自分の肉体の自然治癒力は全く信用していないのですけど……

誤植ですか?

今朝の新聞の折り込みチラシ、わが家の近所のスーパー「ヤオコー」です。

わが家の近所にはいなげやとヤオコーの二つのスーパーがあり、入ってくるチラシを見比べつつ、お得なものがあるとそちらへ買いに行くというのが定番です。ただし、いなげやは歩いて行ける距離にあるので、母が日々通っていますが、ヤオコーの方はちょっと遠くて、歩いて行くには、この暑さでは少ししんどいです。なので、休みの日にあたしが車を出すことになるのですが……

そんな二つのスーパーのチラシが今朝の新聞に入っていたわけです。母がじっくりとそれぞれを眺め、「これはいなげやで買おう、あれはヤオコーで買おう」といろいろ作戦を練っていました。

そんな中、母が気づいたのが二枚目の画像です。おかしいと思いませんか? 気づきました?

そうめんがお一人さま4個までと書いてあるんですけど、画像では「2コ」って書いてありますよね? それに2個だとしたら値段が高すぎませんか?

「たぶんこれ、2個じゃなくて4個の値段だよね?」と母と話していたのですが、スーパーの現場ではどうなっているのでしょうか? クレーマーよろしく文句を云っているお客が殺到しているのでしょうか?

ところで、最近のスーパーのチラシはネットでも見られますよね。そこで、本日のチラシを見てみました。それが3枚目の画像です(一枚目の全体チラシもネット掲載のものです)。

なんと、密かに「4コ」に直っています。やはり誤植だったのでしょう。しかし、普段はボケているところのある母ですが、こういうところは目敏いものです。

夜9時以降は深夜です

本日は午後から人文会の例会。

その後ちょっとした懇親会で、先程9時過ぎに帰宅しました。

毎日、ほぼ8時過ぎには床に入り、まず間違いなく9時には寝入っているあたしにとって、9時というのは気持ちの上では、夜も相当遅い時間、言ってしまえば「深夜」という感覚です。

「9時が深夜」は言いすぎかも知れませんが、10時なら間違いなく深夜です。そんな時間まで起きていても、やはり翌朝は3時半過ぎには目が覚めます。

目は覚めますが、やはりその日は一日怠い、なんとなく気分が乗らない、そんな一日になります。

快適な生存環境とは?

いま話題の中国SF小説『三体』の中に気候が不順な場面が出てきました。暑かったり寒かったり、そこに法則性も何もなく、人類はその苛酷な状況に為す術もなく、とにかく耐えてやり過ごし、生き延びるしかない、というようなシーンです。

そんな場面を読みながら、現在の日本の酷暑、猛暑も同じような状況ではないかと思いました。35度を超え、体温も超え、新潟などでは先日40度を超えたということです。普通に生活するのは命の危険がありますよね。

実はわが家も似たような状況です。

一枚目の写真は、わが家の二階の部屋の壁掛け時計です。天井に近いところに掛かっています。部屋は南向きで、大きな窓があるので、夏の昼間はとてもいられません。クーラーはありますが、動かしても非効率な冷房にしかならないでしょうから、昼間は一階で生活していますが、そんな昼間の気温(室温)が写真のとおりです。

湿度こそ低いものの、気温はもうすぐ40度です。風がそよとも吹きませんので、短い時間でもいられない状況です。

二枚目の写真は、二階のもう一つの部屋に置いてある目覚まし時計です。床に置いていましたので、一枚目の壁掛け時計とは多少は条件が異なります。

それに、こちらの部屋も南向きですが、窓がちょっと小さいですので日当たりに多少の差があります。そのせいでしょうか? 室温がやや低くなっています。と言っても、やはりそこで何か活動できるような気温ではありません。体温を超えています。

そしてずいぶんと異なるのが湿度です。部屋の天井に近いところと床に近いところとではこれほど湿度に差が出るものなのでしょうか? ちなみに、どちらの時計も窓から降り注ぐ直射日光は当たっていません。もし日光直撃だといったいどんな気温(室温)になってしまのでしょう?

こんな炎天下に

姪っ子たちが、体を動かせるところに行きたいと言うので……

って言われても、こんな真夏にそんな場所、施設ってどれだけあるのよ? そもそも屋内のレジャー施設って、この季節なら誰でも思いつくところばかりだからきっと混んでいるし、ジブリみたいにあらかじめ予約しておかないとならないし、そもそも小学生とはいえ三人連れて行くとなるとそれなりの入場料が……

で、結局向かったのは、いつもの通り、昭和記念公園です。

母が、この時季ならサギソウが咲いているだろうと言うので、調べると西立川口から入るとサギソウのある場所が近いらしいのでクルマでそちらに向かいました。

が、西立川口は駐車場へ入るクルマで大渋滞、何台並んでいたでしょう? というわけで、いつもどおりの砂川口の駐車場へ。こちらはいつもどおりのガラ空きでした。西立川口が混んだのはプールが近いからでしょうね。子供連れで、いかにもプールに入るぞという用意をしている家族連れが多かったです。

しかし、砂川口の方も、何組かいた家族連れはやはりプールが目立てのようでした。しかし砂川口からプールまではかなりの距離があります。並んででも西立川の駐車場へ駐めるか、空いている駐車場から園内を歩くか、という究極の選択です。

で、わが家の場合は、水着なんて持ってきていませんし、もともとプールへ来たのではなく、子供向けの遊戯施設へ遊びに来たので砂川口で構いません。それにしても、この暑さだと遊戯施設も遊びに来る子供が少ないですね。春休みには子供だらけでしたが、今日などは貸切と呼んでもよいくらいでした。さすがに命の危険を感じる暑さを避けたのでしょう。

しかし、本日に関しては、意外と曇りがちで、照りつける太陽はあまり姿を見せず、もちろん暑くないわけがありませんが、ものすごい暑さと言うほどではなく、木々の間を抜けてくる風が時折気持ちのよい昭和記念公園でした。

日傘の効用

この夏は、あたしも日傘デビューしました。

晴雨兼用の折り畳み傘を買ったので、雨の時ではなくても、日差しが強いこの時季に使い始めてみました。

世の推奨論者は、直射日光に当たらないだけでも火なり体感温度が違うと言います。

確かにそれはそうなのですが、この東京、コンクリートジャングルと呼ばれ、地表からの照り返しもきついです。上からの日光を遮った分、下からの熱波が相対的に強く感じられるようになりました。

日傘を差してよかったのか悪かったのか、なんとも言えません。

人を傷つけた?

今朝の占い、ちなみに見たのはTBS系のはやドキ!ですが、そこでの占いで、あたしのかに座は「人を傷つけてしまうでしょう」というご託宣でした。

まあ、あたしの場合、しょっちゅう他人を傷つけていると思いますし、それは今に始まったことではなく、学生時代から、否、子供のころからのことなので、今さら驚きはしません。

なので、他人を傷つけたという感覚すらなく、ほとんど無自覚に、無意識に他人を傷つけているのだと思います。無自覚なので、もちろんそれによって痛痒を感じるなんてこともなく、他人の気持ちを慮るなんて考えははなから持ち合わせておりません。

というあたしなのですが、今日は一日、誰かを傷つけてしまったでしょうか? まあ気にしませんけど。