つながらない権利

こちらも読売新聞の記事です。

時間外のメールや電話を禁止する企業が増えている、ということのようです。

確かに、ケータイやスマホが普及して、二十四時間いつでもどこでも繋がるようになってしまったんで、どこまでが仕事でどこからがプライベートなのか線を引きにくくなっているのかもしれません。

あたしの勤務先で言うならば、編集部であれば海外にいる著訳者とのやりとりなどをこなしていたら、四六時中オンタイムになってしまいます。やりすぎたら疲弊してしまいますね。由々しき問題です。

ただ、あたしの勤務先の場合、そもそもケータイやスマホが会社から支給されていないので、時間外、会社以外でのやりとりがあるとすれば、それらはすべて私物を使ったものとなります。それが果たしてよいことなのか否か、そこから考えないとなりませんね。

やはり紙ですね?

読売新聞の記事です。

あたしは電子での読書しません。もっぱら読書は紙です。日本人の平均的な読書量からすると少しは多いかもしれませんが、非常に多いと言えるほどではないと思います。

ですので、記事にあるような「進取の意欲や多面的な思考力」が高めと言われても、「ーん、あたしは新種の意欲なんてないし、もちろん多面的な思考力なんて皆無だけど……」と思っているのですが。

異常気象のせいなのでしょうね?

昨日の朝日新聞の夕刊です。

ブルゴーニュワインの産地で異変が起きているそうです。

ブルゴーニュと言えばワインですが、ブルゴーニュワインに関する本、あたしの勤務先でも出しています。『ブルゴーニュワイン大全』『ブルゴーニュのグラン・クリュ』『ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ 1900-2005』と、写真には写っていませんが『ブルゴーニュワインがわかる』などです。

この機会に記事と併せて如何でしょうか?

悲願の都心直結?

今日の朝日新聞に載っていました。

関東の私鉄・相鉄線がJRと直通運転をすることになったというニュースです。社会面の記事なので、関東以外の紙面には載っていないと思いますが、鉄道オタクだとちょっと気になるニュースではないでしょうか? それにしても東京周辺、いろいろな新路線の計画があるのですね。右の図を見ていて思いました。

相鉄線って、一応は大手私鉄と呼ばれていますが、横浜から西へ海老名とか湘南台へ延びている路線で、都内には乗り入れていないので、東京の人でもどこを走っているのか知らない人も多い、そんな路線です。ですから都心直結というのは相鉄線や沿線の人にとっては本当に悲願だったと思います。

個人的には、この一年くらい神奈川地区の営業担当になりましたので、いろいろと路線が結ばれると営業回りがしやすくなります。特に今回の延伸により横浜国大という陸の孤島のようなところへ行きやすくなるのはありがたいことです。

ただ、ウェブサイトなどで確認すると横浜国大までは駅から歩いて15分ほどかかるみたいなので、必ずしも近いかと問われると「?」です。あとは数年後に東横線と乗り入れるようになるそうですが、そうなると俄然便利になると思います。

問題は、そのころまであたしは神奈川地区の営業を担当しているのか、ということですが……

行ってみたい? 行ってみた

TBS系の情報番組「王様のブランチ」で、先頃オープンした南町田グランベリーパークが紹介されていました。他の情報番組でも現地からの中継や紹介などを見ましたが、いま東京で最もホットな場所と言えるかも知れません。

初日は大混雑だったようですが、あたしも昨日、行ってみました。なぜって? この中に本屋リブロがオープンしているからです。

それにしてもグランベリーパークって、言うのも恥ずかしくなるネーミングですね。別に施設の名称としてはよいのですが、田園都市線の駅名までが、それまでの南町田から南町田グランベリーパークに変更されてしまって、その駅名が恥ずかしい気がします。

とはいえ、駅名で恥ずかしいのはここだけに限りません。山手線と京浜東北線を止めて工事をしている新駅も高輪ゲートウェイなどという地元からも反対運動が起きているような恥ずかしい名前です。東武線にも東京スカイツリーなんていう、やはり時が経つと恥ずかしくなりそうな名前に改名した駅がありました。

地方から来た人にはわかりやすいのかも知れませんが、やはりなんか違和感があります。東武といえば、東武アーバンパークラインなんていう恥ずかしさの極みのような路線名もあったりしますので、スカイツリーくらいどうってことないのでしょうね。

ところで、最初のグランベリーパークですが、番組で紹介していたケンタッキーフライドチキンのレストランが気になりました。なんと食べ放題だそうです。元が取れるかわかりませんが、ちょっと行ってみたくなりました。

中東はどうなっているのか?

バグダディを殺害したというニュースが飛び込んできました。

 

バグダディって誰よ? という方が大多数だと思います。日本人の多くはアルカイダもISも同じものだと思っていたり、違いがよくわかっていなかったりしていると思います。

正確な知識を得るためにも書籍は大切です。このあたりの事情であれば『ブラック・フラッグス(上・下)』がお薦めです。

台風一過

ひとまず台風は過ぎ去りました。現在は東北の方で雨風が激しいのではないでしょうか?

台風が通過して、朝からよく晴れている東京ですが、ニュースを見ていると、明るくなって被害の状況がはっきりするにつれ、現実とは思えないような光景の数々が飛び込んできます。むしろこれから、という感じです。

幸いにも、わが家はほとんど被害もなく、昨晩、11時半くらいに目が覚めた時には雨も風も既に収まっているようでした。朝起きて雨戸を開けて目に入ったわが家の庭先は予想以上にきれいでした。もっと葉っぱや枝が飛んできてゴミだらけになっているのを予想していたのですが、むしろ掃除をした後なのかと思えるくらい何もない庭でした。

ニュースでは各地の河川の氾濫が報じられていました。特に二子玉川は、普段から営業で訪れる場所でもあったので、ちょっと信じられない思いがしましたが、考えてみますと、かつて放送されたドラマ「岸辺のアルバム」もあの付近が舞台だったと思います。やはり多摩川の氾濫と聞くと、当時見ていたわけではないのですが、あのドラマを思い出します。

冠水とか氾濫については、大学4年まで住んでいた杉並区高井戸が思い出されます。台風に限らず大雨になると、井の頭線の高井戸駅の下を通る環状八号線は水没し、すぐ南を流れる神田川もしょっちゅう氾濫していました。

当時は杉並区を東西に流れるもう一つの河川、善福寺川もよく氾濫していたものです。その後、神田川や前夫時側の護岸工事が何年にもわたって続けられ、住んでいた最後の頃はほぼ氾濫はなくなっていました。環状7号線だったか山手通りだったか忘れましたが、道路の下に大規模な貯水池が作られたのも、そういった教訓があればこそだと思います。

今回の台風も、たぶん当時のままであれば、今回の数倍、数十倍の被害が出ていたのではないかと思いますが、この数十年にわたる人間の営為を嘲笑うかのように更に強力な台風が来てしまうとは、天の譴責なのかもしれないと、中国思想を囓っていたものとしては考えてしまいます。

やはり首都が舞台になると扱いが大きい?

台風が接近しているようです。

幸いにも、わが家の周辺は今のところ風もそれほど強くなく、雨も大雨という程度で災害を感じさせるほどにはなっていません。今後台風が接近してくるとどうなるかわかりませんが、雨戸も閉めたくらい室内に閉じこもっています。

わが家の周辺ですと、外へ出て確認したわけではありませんが、テレビやネットを確認する限り、コンビニやスーパーがすべて閉まっているそうです。駅まで向かう路線バスも動いているのかいないのか……、中央線も午後からは運休になるみたいですね。

昨日は、新宿の紀伊國屋書店が終日休業になるということを聞きましたが、都心の方もデパートなど軒並み休業状態のようです。今この瞬間、新宿とか渋谷の町はどんな風になっているのでしょう? やはり、それでも人はうろうろしているんでしょうね?

NHKなども朝からずっと台風情報ですが、これも東京だからでしょうか? 地方だってずいぶんと被害に遭った災害はあったのに、ここまでの報道はしていなかったと思います。確かに東京に何かあったら大変なことになりますが、なんとなく露骨な東京贔屓、東京優先のような感じがして、東京生まれで東京にずっと住んでいるあたしでも嫌な気分です。

マスコミも政治家も東京に鹿目が向いていないのですかね?

あたしには批判精神が足りない?

今朝の朝日新聞の「声」欄にこんな投書がありました。

この投書、何のことを言っているのかわからない方も多いと思いますが、あたしが察するに京王バスモットクパスのことだと思います。

ふだん使っていないとわかりづらいかも知れませんが、京王バスでは停留所名を明記した定期券ではなく、料金区間ごとの定期券を発売しているのです。あたしは200円区間の通勤定期券を所持していますが、最寄りのバス停からJRの駅までが200円区間だからなのですが、京王バスであれば、その路線以外でもこの定期券があれば200円区間内は乗れるのです。200円を超える場合は、超えた分を払わないとなりませんが、多摩地区で乗るぶんには250円や270円程度がほとんどですから、あと50円、70円を払えばよいだけです。

この定期券(モットクパス)が、こんどの消費税アップでどうなるかということで、この投書の方は不満というか文句というか、つまりは異議申し立てをしているのですね。あたしも、10月初旬にバスの定期券が切り替えになるので、消費税アップになる前に買ってしまった方がよいのか、京王バスのウェブサイトで確認してみました。

200円区間と言っても、パスモなどのICカードで払うと、これまでは195円でした。それが10月1日からは199円になるそうです。そうなると、1日以降、あたしの定期券では毎回乗るたびに差額の4円が、チャージしてある中から引き落とされるわけです。もし消費税アップ前に定期券を買ってしまうと、乗るたびに4円取られます。往復で8円です。月に20日間出勤するとしたら160円になります。

ところで定期券の金額ですが、現行では6か月で47,250円ですが、これが10月1日以降は48,280円に値上がりです。その差は1,030円です。上述の月々160円を6か月払うと960円ですから、もし通勤だけにしか使わない、月に20日だけというのであれば、差額が引き落とされたとしても現行の金額で定期券を買った方がお得ですね。

しかし、定期券って土日に出かける時だって使いますし、果たして月に20日以上出勤することはないのか、などと考えると微妙な金額の差です。と、あたしもあれこれ考えて、素直に新しい値段になってから買うつもりなのですが、「それはおかしいだろう」と投書主のように批判精神を持たなければいけなかったのでしょうか? しかし、モットクパスの場合、決まった区間の定期ではなく、同じ金額ならどこでも乗れる・使えるというタイプの定期券ですからね、そのあたり法律的にどうなのでしょうか?

韓国併合ではなく日本併合の可能性は?

このところの日韓関係のニュースではしばしば歴史を振り返って日本による朝鮮統治について触れているものがあります。日韓併合なのか、韓国併合と呼ぶのが正しいのか、あたしには正確なところはわかりませんが、日本が朝鮮半島を領土化、属国化したことは間違いないでしょう。

その是非だとか、歴史的な経緯とかはおくとして、ふと思ったのは、二千年近い日本と韓国の関係において朝鮮側が日本を侵略する可能性というのはなかったのだろうか、ということです。

朝鮮半島から渡ってきた人が渡来人などと呼ばれていた時代は、まだ日本も国家として生まれたばかりですから、朝鮮人から見たときに「東の海の彼方にある、まだまだ発展途上国」という認識だったと思います。しかし、白村江の戦いのころからは朝鮮半島に軍隊を送るまでになっていたわけですから、それなりに対抗勢力として意識されていたのではないかと思います。

となると、朝鮮にとって正面は中国側だと思いますが、後顧の憂いをなくすためにも日本を支配下に置いておいた方が安心して中国に対峙できますよね。なんで朝鮮は日本を自分の勢力下に置こうとしなかったのでしょうか。それとも、あたしがそういう歴史事実を知らないだけなのでしょうか?

朝鮮から見て、中国とは比較にはなりませんが日本はそれなりに大きな国です。日本を侵略するとなるとそれなりの準備や国力の充実、そして武力が必要になるので、そこまでの力を蓄える余裕が歴史的になかったというだけなのでしょうか?