外出先からLinkStation

先日、わが家のルーターを変えたと書きました。その折りにちょっとだけ触れていたわが家のネットワークHDDですが、外出先からもアクセスできるのですが、その設定がうまくいかなくて試行錯誤していたのですが、なんとか解決しましたので、備忘録がてら、ここに書いておこうと思います。

先にも書きましたが、「LS410DX」と「LS411DX」です。これはバッファローの製品です。バッファロー製品は、バッファローが運営している「WebAccess」という機能を備えたHDDがほとんどで、この機能を使って外出先からアクセスできるようになるわけです。

この機能の基本的な使い方はこちらのページなどをご覧いただければわかると思います。が、わが家の場合、ネットワークHDDが複数ある、UPnP機能は無効になっている、という点でマニュアルや設定ガイドとは異なります。そこで参考にしたのがこのページです。基本的にはこのページに従って設定していきます。LinkStationはすべてIPアドレスを自動で割り振るのではなく固定します。

さて、このページのUPnP機能が対応していない場合、つまり「Step.3」に進むわけですが、その前に先にStep.4の「3.各項目を設定します。」の画面を設定してしまいます。ここでUPnP機能を「使わない」にすると「ルーター外部ポート」が表示されるので、これをメモしておきます。この数字は各HDDごとに異なります。また「NAS内部ポート」もデフォルトでは9000ですが、やはりここもHDDが複数あるので、適宜9001とか9002などに変更してHDD同士で重ならないように設定します。

さて、Step.3に戻って、ルーターのポート開放です。「任意のTCP/UDPポート」に先程の「ルーター外部ポート」の番号を、「LAN側ポート」の「TCP/UDPポート」には「9000」とか「9001」など、先程指定した数字を入れます。もちろん、どの設定しているHDDのIPアドレスを間違えていけません。

このポート開放を所持しているHDDの数だけ行なえば完成です。WebAccessの登録も別途やらないといけませんが、いわゆる一番面倒臭い、HDDの設定やルーターのポート開放はこれでできているはずです。

DiXiM for Android

タイトルを見て何のことかわからない人がほとんどだと思います。「Androidって書いてあるから、スマホ関係のこと?」くらいの予想はつきますでしょうか?

予想どおり、これはスマホやタブレットで使うアプリの名前です。自宅にあるDLNAサーバーに記録した映像を外出先から視聴するためのソフトです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

さて、あたしの自宅には「LS410DX」と「LS411DX」という二つのネットワークHDDがあります。この二つにスカパー!やテレビで録画した番組のうちいくつかを保存しています。で、時に外出先で見てみようとタブレットのDiXiMを起動されるのですが、ネットワークエラーが出て視聴できませんでした。これでは何のためにこのHDDを持っているのかわかりません……(汗)

 

原因究明に向け、あたしなりにいろいろ試行錯誤していました。ネットも検索しまくりましたし、ルーターの設定もいろいろいじってみました。でもダメでした。原因がわからないと解決のしようもありませんが、ネットを検索していたときに「NTTのルーターでは視聴できない」と書かれているのを見つけました。

わが家は、もう長いことフレッツ光です。ルーターもNTT東日本からレンタルしている「PR-500MI」という製品です。無線LANも付属していて使いやすいルーターです。でも、「DiXiMが使えないのはこれのせいかもしれない」という疑念もふつふつとわき起こってきました。

さて、どうしようかと思っていましたが、年明けに一念発起してルーターを買い換えました。こんどはバッファローの「WZR-1750DHP」という製品です。

ただ、この商品はただのルーターですので、壁から伸びている光ファイバーを接続することはできません。光ファーバーのケーブルを接続するためには上記「PR-500MI」が必要です。それに「PR-500MI」には電話線の端子もあります。わが家はここにファクス(兼プリンター&スキャナ)を繋いでいるのです。ですから、「PR-500MI」を処分するわけにはいきません。でも、そうるとルーターが二台ということになってしまいますので、「PR-500MI」をブリッジモードで使うことにルーターとしての機能は「WZR-1750DHP」にやらせることにしました。つまり

光回線 - PR-500MI - WZR-1750DHP - パソコンやハブ

という接続です。このルーターの入れ替えはいろいろ大変でしたが、それについてはまた改めて書きます。とりあえず基本的な設定は終了し、PCからのネット接続も問題なくできるようになりました。さて、DiXiMはどうでしょう? こればっかりは自宅にいたのではわかりませんので(無線LANではなく、LTE回線で接続すればよいのですが……)、外出したときに試してみました。

するとどうでしょう? これまでのエラーが嘘のように、至極簡単に自宅の上記HDDに接続でき、録画しておいた番組の視聴ができるではないですか! つまりは、ネットの情報どおり、NTTのルーターとの相性、ということが原因だったようです。実にあっけない幕切れです。

ファームウェア更新

自宅で使っているネットワークHDD、新しいファームウェアが公開されているので更新するようにというメッセージが出ていましたので、ファームウェアのファイルをダウンロードして更新を始めました。

アイオーデータの「HDL-AH2.0」というモデルです。この手の更新は何度かやったことがあるので、特に迷うこともなく始めました。が、しばらくすると本体正面の下部にランプがあるのですが、ここが赤い点灯になっているではありませんか!

どうも更新がうまくいかなかったようです。とりあえず、いったん電源をオフにしてもう一度やり直そうと思ったのですが、こんどは電源が切れません。これも、この手のトラブルではよくありがちな現象です。仕方ないので、最後の手段、電源ケーブルを抜いて強制的なシャットダウンです。

と、これで電源はオフになりましたので、再び電源投入です。

電源を入れると、先程の本体下部のランプが緑色で点滅を始め、これはウォームアップ中の印なのですが、じきに緑の点灯になり使える状態になるのですが、この緑の点滅がいつまでたっても終わりません。こういうトラブルの時には通常よりも時間がかかる可能性もありますから慌てずに様子を見ることにしました。通常なら数分で店頭に変わるランプが、一時間以上たっても点滅のままです。

もちろん、IPアドレスを指定して、パソコンのブラウザからアクセスしようとしてもできません。点滅が続いていると、電源ボタンを押して電源を切ることができないのは上述の通りです。電源ケーブルを抜くしか電源オフの方法が見つかりません。この操作を何度か繰り返してみましたが、状況は一向に変化なしです。

こりゃ、修理に出さないとなりませんかね? また出費になるのでしょうか?

パスワード保護した投稿の連携

このWordPressを利用したダイアリーは、WordPressのプラグインである「Jetpack」の機能を利用して、FacebookやTwitter、Google+に投稿を連動させる(自動投稿)ようにしています。この件については既に何回か書いていますが、最近になってもう一つ気づいたことがありました。

それは、投稿を「パスワード保護」にしたり「非公開」にすると連携が行なわれない、ということです。

パスワード保護にしろ非公開にしろ、そもそもが見せないような書き方なんだから連携するのは本末転倒ですので、これはこれで仕方ない、やむを得ないことかな、とは思うのですが、今回改めて気づかされました。ちなみに「dlvr」という連携支援サイトの機能では(パスワード保護の投稿も)とりあえず連携はされます。ただし「パスワードで保護されているため抜粋文はありません」という表示が出るようになっています。つまり、投稿があったことだけは知らされる(連携される)という仕組みのようです。

これも備忘録として書き留めておくことにします。

呪いのEメール

先に書いた「MS Pゴシックの呪い?」で思い出したことがありました。

もう何年も前のことですが、あるPC雑誌を読んでいたときに、そこに掲載されているコラムで、ネットで出回っている不幸のメールについて書かれているを読みました。かつて、あたしが小学生や中学生のころには「不幸の手紙」といって、その手紙が届いたら、一週間以内に同じ内容の手紙を5人の人に送らないと不幸になる、というもので、いわゆる都市伝説としてはポピュラーなものだったと思います。たぶん誰でも一度や二度は聞いたこと、あるいは体験したことがあるのではないでしょうか? ちなみに、あたしのように本当に嫌われていた人間には、そもそも誰も手紙なんか寄越さないので、あたしは「不幸の手紙」を受け取ったことはありません。

そんな「不幸の手紙」が時を超え、デジタル時代になって、こんどは「不幸のEメール」として復活したというわけです。ただし、そのコラムは「不幸のEメール」について来歴などを書いているのではなく、かなり手厳しく批判していたのです。そんなものに振り回されて怯える必要などさらさらない、ということです。

でも、その怯える必要のない理由が、あたし的にはとても面白かったので、今でもこのコラムのことはよく覚えているのです。とはいえ、そのコラムの筆者も、コラムのタイトルも、もちろんそれが載っていた雑誌の名前もまるっきり覚えていないのですが……(汗)

で、そのコラムでは、そもそもEメールはデジタルの世界のものであり、突き詰めれば「0」と「1」の世界です。そんなものに「呪い」なんかが紛れ込みようがないだろう、と書いていました。確かにその通りです。なおかつそのコラムでは、おどろおどろしいフォントでも使ってメールを送れるならまだしも(いまなら技術的に可能かしら?)、所詮「MS Pゴシック、9pt」の文字で書かれている文章なんて、どんなに恐ろしいことが書かれていても恐ろしさなんか感じない、とも書かれていました。

そう、だから、あたしはそれ以来、PCの画面上でゴシックの文字を見ているとこのコラムのことを思い出してしまうのです。映画「リング」も、ビデオテープが媒介になっていたころは、まだアナログ時代なので呪いが入る余地もあった気がするのですが、「貞子」になってEメールとかデジタル時代になってしまうと、所詮は「0と1」の世界に、どうやって貞子の呪いが紛れ込めるのだろうかと真剣に考えてしまいます(笑)。

原因不明

このダイアリーに投稿するとFacebookとTwitterとGoogle+とLinkedInに自動で投稿される連携システムですが、できたりできなかったりします。

というようなことを以前書きました

そのダイアリーでは「ホームページビルダー」の専用プラグインがWordPress純正の連携プラグインと相性が悪いみたいだと書きました。基本的にはそれで合っているのですが、それでも時に連携されないことがあります。特にFacebookで顕著です。

同じように書いているのに、Facebookとの連携がうまくいくときと、いかないときがあります。なぜなのか、理由は全く不明です。本文の文字数? リンクが貼ってある数? 個々のダイアリーの違いなんて、内容は別にしても、このようにいくらでも挙げることができます。そのどれが引っかかっているのか、まるでわかりません。

まだしばらくは試行錯誤が続きそうです。

MS Pゴシックの呪い?

白水社というと何を思い出すのでしょう? いや、「何を」ではなく、「どんな本を」と言った方がよいでしょうか?

まずは、何と言っても『ライ麦畑でつかまえて』ですよね? この数年は村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』も売れていますが、単純に書名の知名度から言ったら「ライ麦」に軍配が上がります。

 

では、その次は何でしょう? 人文書に興味がある人、語学書から白水社を知った人、演劇関係の方などなど、白水社はジャンルが広いので、人によって知っているジャンルにかなりの違い、片寄りがあるだろうと思います。ですので、次に有名なものというのは絞りきれませんが、候補の一つとして『チボー家の人々』を挙げても、それほど反対にはあわないのではないでしょうか?

現在、新書判の白水Uブックスで全13巻の一大長編です。夏休みなどの長期休暇、あるいは定年退職後に挑戦、という方がいまだに大勢いるようで、コンスタントに注文が入ります。それほど有名であり、名作であり、白水社を代表する作品でもありますので、こちらとしては誰であれ「読んだことはなくても、タイトルくらいは聞いたことある作品」だと思い込んでいます。でも、でもですね、最近、何本か立て続けにこんな電話注文を受けたんです。

「チボ一家の人々は在庫ありますか?」

たぶん、パソコンやスマホなどの画面ではわかりませんよね? 上の電話注文の言葉をひらかなでもう一度書きます。

「ちぼいっかのひとびとは、ざいこありますか?」

はい、わかっていただけたでしょうか? 「チボー家」の「ボ」の次の音引き、長音符号が、漢数字の「1」に読まれているんです。しかし、「チボー」ではなく、「チボ」という「一家」って、ヤクザやマフィアじゃないんですから……(汗)

しかし、この違いって主として明朝体を使う新聞広告などでは区別もしやすいでしょうけど、パソコンなどのデジタル機器ではデフォルトがゴシック体なので、そうなると音引きと漢数字の1とは、見た目ではほぼ区別できませんよね。

いや、ゴシック体で区別できないからって、書店員が「チボー家の人々」を知らないなんて、ありえないでしょう?

そういう心ある書店員の方の叫びも耳に入ってきますが、現実にこういう電話注文(もちろんかけてきたのは書店員さん、たぶんバイトの人)が複数あったのですから、既に常識ではないのです。ちなみに数年前に『父 荷風』という本を出したときも「荷風」が読めずに「にかぜ」と注文してくる書店が何軒もありました。

きっとお客様から渡された書評や広告の切り抜きを見ながら電話をしてきたのでしょう。「永井荷風」とあれば「かふう」と読めたのでしょうか? だとすると「永井」を端折ったタイトルを付けた白水社が悪いのでしょうか? これについても「いや、永井がなくても荷風でわかるはず」という多くの書店員さんの声が届いておりますが、「チボー」に負けず劣らずたくさんの事例がありました。もちろん明朝体とゴシック体の問題ではありませんが。

荷風で永井荷風が連想できないのであれば、チボー家の人々知らなくても当たり前ですね。「知っていて当然」と思い込んでいるこちらが傲慢なのかもしれません。

ところで、ゴシック体だから仕方ないのかも、と綴ってきましたが、そうなると「チボー」にはもう一つ問題が隠されています。

この文章を読んでいる方、どんな媒体で読んでいるのでしょうか? ほぼ100パーセントがPCの画面ではないかと思いますが、「チボー」と「チポー」って、見た目で区別できていますか? わかりません? 「ホ」の右上が「点々」なのか「丸」なのか、です。これは比較的わかりやすい方かもしれませんが、文字によって、あるいは媒体によって、「点々」なのか「丸」なのか非常に紛らわしいものが多々あります。

「チボー家の人々」のように、文字を見なくても音声としてこの言葉を知っているものであれば問題ありませんが、そうでないもの、たとえば外国の人名とか地名のように、こちらが知識として持っていない単語が出てきたら、「点々」なのか「丸」なのか、パソコンやスマホの画面では判読しづらいものが最近は非常に多い気がします。欧文が併記されていればある程度わかりますが、そうでないとお手上げです。

ゴシック体、もう少し工夫できないものでしょうか?

SNS連携の備忘

WordPressとFacebookなどの連携について、自分自身の備忘録代わりに控えておきます。

WordPressに投稿したものをFacebook、Twitter、Google+にも投稿したい(連携させたい)場合、WordPressが用意しているプラグイン「JetPack」で共有の設定をすればOKのはずですが、あたし自身がそうであったように、そしてネットを検索してみると多くの人が悩んでいるように、うまいこといかないことが多々あるようです。

とりあえず、先にも書いたように、まずはプラグインのチェックをしてみるのが王道のようです。プラグイン同士の干渉が原因となって、JetPackの共有機能がうまく働かないことがあるようです。あたしの場合は、ホームページビルダーのダッシュボードがNGだったようで、このプラグインを停止したらうまくいきました。

ホームページビルダーを使ってサイトを運営しているのであれば、サイトのデザインなどをいじっているときはホームページビルダーのダッシュボードのプラグインを「有効」にしておき、投稿するときに「停止」してから投稿すればうまくいきます。

次に、カスタム投稿などもRSSで拾えるようにするには、「functions.php」に

function mysite_feed_request($vars) {
if ( isset($vars[‘feed’]) && !isset($vars[‘post_type’]) ){
$vars[‘post_type’] = array(
‘ここ’,
‘ここ’,
‘ここ’
);
}
return $vars;
}
add_filter( ‘request’, ‘mysite_feed_request’ );

を追記しました。「ここ」という部分に、RSSで拾いたい投稿やブログの投稿タイプを書けばOKです。カスタム投稿もこれでできます。これで、カスタム投稿もRSSリーダーで拾えるようになります。

ただ、これだけですと、カスタム投稿については、RSSでは拾えるのですが、Facebookなどへの連携が機能しません。JetPackは標準の投稿しか共有してくれないみたいなのです。そこで、「functions.php」にさらに

function my_publicize() {
add_post_type_support( ‘ここ’, ‘publicize’ );
}
add_action( ‘init’, ‘my_publicize’ );

を追記します。やはり「ここ」の部分に、カスタム投稿の投稿タイプを書き込めば、JetPackの共有で、カスタム投稿も共有されるようになります。

ここまでやっても「やっぱりできない!」という場合、もうJetPackを諦め、別の方法を利用するしかないでしょう。あたしがこれまで使っていたのは、「dlvr.it」というサイトです。これはRSSを拾って、指定したSNSに連携させるので、先程書いたRSSに拾ってもらえるようにする設定が大事になってきます。ただ、この「dlvr.it」はWordPressの投稿がFacebookなどに反映(連携)されるまで、ややタイムラグがあります。長いときは1時間くらいかかることもあります。

とりあえず、本日はここまで。

ホームページビルダーとJetPackとFacebook

このダイアリーでも何度か書いていますが、最近、あたしのウェブサイトは、基本はWordPressで運用しています。何年か前まではMovableTypeなんて言うのも使っていて、それなりにカスタマイズして利用していましたが、いまはもう完全にWordPressです。

で、ウェブサイト自体のデザインなどは、ジャストシステムの「ホームページ・ビルダー19」を利用しているのですが、WordPressを利用したウェブサイト作成に特化した機能があるので、慣れてくると便利なソフトだと思います。

 

さて、WordPressにもいろいろなプラグインが用意されていて、それを追加するとさまざまな機能が追加できます。そんな中、WordPress純正のプラグインで、WordPressの投稿をFacebookやTwitter、Google+に自動で投稿してくれるプラグイン、JetPackというものがあります。多くの人が使っているのではないでしょうか?

ブログにもFacebookにもTwitterにも同じ投稿を流すな、という批判が一部にあるのは承知しています。その一方で、同じことをいちいち何度も書くのは面倒だという意見も理解できます。もちろんブログ、Twitter、Facebbokそれぞれの閲覧者(フォロワーとか)や特性を考え使い分けるのが賢いやり方だというのはもっともな意見だと思います。でも、情報によっては、これらすべてに一律に流したいものがあるのも事実だと思います。だからこそ、こういうプラグインが用意されているのだと思います。

さて、具体的な使い方は、それぞれのページや解説記事がネット上にあふれていますので割愛します。設定をすれば、WordPressに投稿した記事が、たちどころに(まあ、多少のタイムラグはあるものの)facebook、Twitterなどにも反映される(投稿される)ようになります。

が、あたしの場合、Twitterはすぐに反映されるのですが、Facebbokがだめです。反映しないのです。JetPackを使ってのWordPressとFacebookの連携ができないのです。Google+はできます。あらゆる連携を試してみたわけではありませんが、とにかくFacebbokが連携不可です。

で、いろいろ悩みました。まずは設定を見直してみました。パスワードとかメアドとか、ちょっとしたミスで動かないというのはPCの世界ではよくあることです。でも、いくら見直しても問題は見つかりません。設定の問題ではないようです。次に、そもそもがプラグインの問題ですから、恐らくプラグイン同士がバッティングしているのだろうと予想して、インストールされているプラグインを見直してみます。どれが怪しいだろうか……

で、チェックしてみた(インストールを一時的に解除してみた)のが、ホームページビルダーがインストールした「HPBダッシュボード」というプラグインです。これは上に書いたようにホームページビルダーを使って作ったサイトの場合、自動的にインストールされるようで、ウェブ上でWordPressの運用をホームページビルダーなりにサポートしてくれるプラグインです。

その結果、なんと、あっさりと連携ができるようになりました。他のプラグインは検証していませんが、連携ができるようになったわけですから、これで十分です。細かい理由、どことどこがぶつかっていたのかはわかりません。HPBダッシュボードの何が引っかかっていたのかもわかりません。ただ、いま現在言えることは、「ホームページビルダーでWordPressサイトを作っている人で、JetPackプラグインでFacebookとの連携をしようと思っている人は、HPBダッシュボードを解除・停止した方がよいでしょう」ということです。

ちなみにネットを検索すると、JetPackを使った連携でFacebookと連携できないという報告がかなりの数ヒットします。そういった人たちのうち、どれだけの人がホームページビルダーを使っているのかはわかりません。ただ、あたしの事例で言えば、ホームページビルダーのプラグインが悪影響していたのだろうということは言えると思います。同じような症状の方なら試してみる価値はあると思います。もちろん、ホームページビルダーを使っていて、何の問題もなくJetPackでの連携ができている人も大勢いるでしょう。このあたりはサーバーとの相性もあるのかもしれません。

中途半端な情報ですが、とりあえず事例報告まで。

ホームページビルダー19

ジャストシステムが発売している「ホームページ・ビルダー19」を購入しました。

もうかれこれずっと使っているソフトです。ただ、ここ最近はMovableTypeでウェブサイトを運用していたので、あまりこのソフトは使わず、もっぱらエディタに頼っていました。そして、この一年くらいはWordPressを使うようになったのですが、これがよくわからず、ホームページビルダーでかなりできる、作り込めるらしいのですが、なんか理解できずに、ほぼ放置という状態でした。

が、ここ数ヶ月、きちんとWordPressに取り組もうと思い、改めてホームページビルダーでサイト構築を始め、ようやく慣れてきたところ、そのタイミングでのバージョンアップでした。さらに便利に使えるようになっているのかなと期待していましたが、結局のところ、まだよくわかりません。まだ「使う」というよりは「いじってる」程度ですし、とても「使いこなしている」と言えるレベルではありません。

でも、まあ、そんなレベルでも簡単な感想、ファーストインプレッションを述べてみたいと思います。

まず今回のバージョン19ですが、18までのサイトを引き継いで使える「クラシック」と通常の19とがあります。別に製品に2パッケージあるのではなく、通常にインストールすればどちらも導入されます。19で加わったりパワーアップした機能は、この通常の19(製品名としてクラシックに対し、SPとなっています)を使うわけですが、これだとあたしのように18まででサイトを作っていた人には使えません。なんと、このSPは18以前のバージョンで作ったサイトを読み込むことができないのだそうです。

というわけで、新規に購入して初めて使うとか、今までのサイトはいったん白紙にして伊地から作り直す、という人はこのSPを使えばよいのでしょう。18以前のバージョンで作っていたサイトを維持したい人はクラシックを使わなければなりません。これはこれで納得できなくはないですが、ここまで18以前のバージョンを見捨てなくてもよいのに、という恨みは残ります。それともWordPress側でかなり大きな仕様変更があったのでしょうか?

それはおくとして、あたしの場合はクラシック版を使うことになります。最初に起動すると、旧バージョンのサイトを読み込むアラートが表示されますのでOKして先へ進みました。ふつうはこれで以前のバージョンのサイトが開けるようになるはずですが、あたしの場合、「開く」メニューには以前のサイトがまるで出てきません。読み込めていないようなのです。

どうもこういうことはごく稀にあるようで、ヘルプかネット情報などを見ると、18でサイトをエクスポートし、19でインポートすればよい、とあるのですが、「ちょっと待ってよ」と言いたいです。だって、たいていの人は19をインストールするとき、バージョンアップですから18を削除してしまいますよね。19のインストールの途中でそういう選択画面があり、ほとんどの人は18を削除して先へ進んでいるはずです。

つまり、もう一回、削除したばかりの18をインストールしないとならないわけです。「ああ、面倒くさい」と思いつつ、18のインストールに取りかかりましたが、途中で「管理者権限がないのでファイルのコピーできません」というメッセージが出ます。そんなはずはなく、間違いなく管理者としてログインしているのですが、このメッセージです。再インストールを数度繰り返してみましたが、同じ結果が出るばかり、これでは18のインストールができません。一時的に権限を解除するとかなんとか、そんな対処法もネットにはありまして、それも試みましたがダメでした。

さて、どうしましょう? 一からサイトを作り直してもいいけど、せっかく作ってあって、それなりにデータもたまっている現サイトがパーになってしまうのか、それはいくらなんでもイヤだ、と思うのが人情でしょう。そこでもう少しネットを検索していると、サイトにサイト情報のバックアップファイルがあれば、それをダウンロードして読み込ませることができる、とあります。

そうそう、確か、サイトをアップロードするときに「サイトにバックアップファイルを作成しますか」というチェック項目があって、デフォルトでチェックが入っていたので、あまり気にせずそのままにしていたのを思い出しました。そこで、そのファイルをダウンロードし、19で読み込ませてみると、見事、サイトが開けるようになりました。なんのことはない、18の再インストールは不要なのです。

さて、これで19でまたサイト構築ができます。もちろんSPではなく、クラシック版を使っているわけですが、今までのところ、18に比べて劇的に便利になったとか、すごい機能が追加されたという実感はありません。何も変わらない、というのが嘘偽りのないところです。もう少し使ってみないとわかりませんけどね。

ところで、ほとんどのサイトのテンプレートでヘッダー画像やバナーの上下あたりに配置されているメニューですが、このメニューで開かれるサイトですけど、「新しいウィンドウで開く」といったメニューがないのですね。通常のホームページだとリンクには必ずこの選択肢(項目)がありますが、WordPressのメニューではそういう項目がありません。そしてネット上のダッシュボードから設定するのです。これはちょっと面倒というか、ホームページビルダーの方にも設定メニューがあると便利なのにと感じます。