手話が活躍するドラマ

コロナで新しい番組が作れないからでしょう、テレビ各局で再放送が盛んです。バラエティーで活躍している芸人さんは苦労しているようですが、ドラマに関して言えば、むしろ昔のドラマの方が視聴率が取れたりしているのではないでしょうか?

そんな中、TBSでいま「愛していると言ってくれ」が放送中です。その当時評判になっていたのは知っていますが、あたしはなぜかリアルタイムで視ていないんですよね。もちろん再放送なども見ていませんから、ストーリーもよく知りません。井の頭公園駅のシーンが有名なのは、もちろん知っていますし、トヨエツが主人公で耳が聞こえない(口がきけない?)という設定で、その彼女に常盤貴子、常盤貴子に敵意むき出しのトヨエツの妹役として新人時代の矢田亜希子、というキャスティングだというのも知っているのですが、ドラマ自体は見ていないのです(汗)。

ただ、当時としては聾唖者がメインキャスト、手話がドラマにふんだんに盛り込まれているというのは画期的だったのではないでしょう? これで手話を勉強しようと思った人も当時多かったと思います。

ただ、手話ドラマと言えば、あたしの場合は、ちょうど同じころに放送されていた酒井法子主演の「星の金貨」の方が印象に残っています。こちらは主役の酒井法子が聾唖者で、彼女を巡ってイケメンドクターの大沢たかおと竹野内豊の兄弟がライバル関係になるというストーリーで、こっちは途中からなのですが熱心に見ていました。のりぴーが歌う主題歌「碧いうさぎ」が大ヒットしましたよね。

ちなみに、Wikipediaで調べてみると、「星の金貨」は1995年の4月スタートのドラマ、「愛していると言ってくれ」は同じ年の7月スタートのドラマでした。手話ドラマが2クール続いたんですね。

ちなみに、よくよく考えてみますと、大ヒットドラマ「仁」の主人公役・大沢たかおって、この頃から医者の役をやっていたのですね。

DNSがおかしい?

昨年の3月に購入したわが家のテレビ、東芝のREGZA(レグザ)、49Z720Xなのですが、先日来調子がおかしいのです。

どんな風におかしいのかと言いますと、インターネットに繋がらない、というよりもわが家の家庭内LANに繋がらないのです。

ですので、USB-HDDに録画してある番組をネットワークHDDやDVDレコーダーへ移動させようと思っても、それらの機器が表示されないのです。

気づいたのは2週間ほど前です。特に新しい機器を付けたとか、設定をいじくったとか、そういったことはしていません。

どういうこと? と思っていろいろ設定を見直してみたりしたのですが、やはりダメです。いくらやっても繋がりません。

仕方なくネットを頼ってみますと、東芝の方で何かトラブルがあったようで、あたしに限らず多くのユーザーでインターネットに繋がらないという障害が起こっていたようです。なんだ、メーカーのせいなのかと思いましたが、公式サイトの情報では障害は既に復旧しておりますという報告のみ。

それ以外には、REGZAの電源を切って(コンセントも抜いて)しばらくおいてから再び電源を入れる、ルーターの再起動を試みてください、ということくらいしかありません。メールで問い合わせてみると、「初期化2」を試すと復旧したという事例があるとアドバイスをもらいましたので試みましたが、やはり相変わらずです。再びメールでこの旨を報告すると、有線LANで繋がらないのであれば、無線LANで繋いでみてください、とのこと。

無線LANで試みると、こちらは繋がりました。しかし、無線だと有線に比べて速度も遅く、何より安定性に欠けます。どうしたものか悩みどころです。しかし、初期化2を数度試みましたし、ルーターの再起動も数回やってみて何ら効果が現われない以上、しばらくは無線での接続で我慢するしかなさそうです。

なんとも初歩的なミスでした

このところトラブっていた自宅のPCではなく、勤務先のPCの話です。

勤務先のPCにもzoomをインストールしました。自宅にいるではなく出社しているわけですから、zoomを使ったテレビ会議など不要だろうと思われるかも知れませんが、一応はセットアップをしておこうと思いまして……

ところが、セットアップはうまくいき、相手の音声も聞こえるのですが、なぜかあたしが映りません。画面は真っ黒のままです。

これはきっとカメラがおかしいのだと思い、コントロールパネルなどをカメラに関する設定をすべて見たのですが問題はなし、ネットで調べたFAQなども参考にしてみましたが映りません。

これはきっとあたしがあまりにも醜いためにカメラが拒否反応を起こしているのだ、とまんざら冗談とも思えない結論を導き出していたのですが、改めてネットで調べていましたら、こんな書き込みがありました。

「PCやWEBカメラによってはカメラのon/offスイッチがあります」

えっ、そんなバカな、と思いつつ、ディスプレイ上部にあるカメラの後ろのあたりをまさぐってスイッチかボタンらしきものはないかと捜してみました。しかし、そんなものは指先に触れません。やはりこのPCにはスイッチはなかったのかと思って、もう一度よく見るとディスプレイ上部に左右にスライドさせる細いスイッチようなものがあるではないですか!

それをおもむろにスライドさせてみたらどうでしょう、ディスプレイに醜いあたしの顔が映し出されました。なんということはありません、あまりにも初歩的なミスでした。

二日がかり?

完全に終わったとは言えませんが、なんとか新しいPCへの移行作業が済みました。二日がかり、まあ一日半というところでしょうか? 在宅ワークの日で幸いでした。

しかし、ある日突然パソコンが起動しなくなる、というのはそうそうあることではないと思いつつも、実は意外とあちらこちら起きている現象だと思います。

林檎の方はわかりませんが、窓の方のパソコンは様々なメーカーが出していますし、ソフトも山のようにあり、個人個人のパソコン環境などを数え上げていったら、それこそ天文学的な数字になってしまうでしょう。ですから、トラブルが起きたとしても、そのパソコンのどこに問題があるのかを見極めるのは極めて困難です。

あたしのパソコンも、前に書いたようにWindows7がインストールされていたもので、それを自分でWindows10にアップグレードし、それに併せてインストールしてあるソフトもバージョンアップを重ねていきましたので、たぶん、古くからの残滓がたまりにたまっていたことでしょう。

それらをきれいに一掃するという意味では、新しいパソコンになったのはよかったのかもしれません。が、あまりにも大きな出費でした……

今日はいろいろ……

新しいPCが届きました。

朝イチで届いたので、今日は一日、在宅ワークであることをよいことに、設定作業に追われました。なんとか、道半ばまでは終わりました。

ふつう、パソコンの移行というのは古いPCを横に置き、新しいPCと同時並行的に作業をするものです。アプリの移行なども、旧PCでバックアップをとり、そのバックアップファイルを新PCでリストアする、というのがオーソドックスと言いますか、当たり前の方法です。

しかし、今回のあたしみたいに、旧PCが突然起動できなくなってしまった場合、旧PCから移行することはできません。まるっきり位置からやり直しです。

あしたもかかりそうですが、明日も幸いにして在宅ワークの日。なんとか明日で終わらせないと!

さよならも言わずに

いや~、変な夢を見ました。

コロナは終息したのか、あたしは書店回りをしていました。久々に訪問する書店です。

ところが、ずっとよくしてもらっていた馴染みの書店員さんがいないのです。店長がいたので聞いてみると辞めたとのこと。驚いていると、今回の自粛時期、お店を開けられなかったので売り上げが立たず、正社員以外の人員はいったん解雇という非常手段を執ったとのこと。

では、コロナも落ち着いて営業も再開した訳なので再雇用はあるのですかと聞くと、売り上げが軌道に乗るまでは難しいという話。それに軌道に乗ったころに声をかけても、復帰してくれるかどうかわからない、とも。

確かに、解雇されて無職のままでいる訳にはいきませんから、再就職先を探したでしょうし、そこを二三ヶ月で辞めてまた書店に戻ってくるかと問われれば、それは極めて悲観的にならざるを得ません。

そんな書店が、いくつもありました。それこそ、行く書店、行く書店どこも同じような状況です。コロナ以前に訪問してたわいのない話をしたのが最後になってしまいました。お互いにきちんと別れの挨拶を交わすこともできませんでした。

という実に奇妙であると共にリアルな夢でもありました。確かに書店って、実は正社員は本当に数えるほど、一人か二人しかいないお店がほとんどだと思います。そこでアルバイトとパートを辞めさせてしまったら日常業務は回るのでしょうか?

そんなちょっと後味の悪い夢を見たからなのか、今日は気づくと頭の中でこの曲が流れていました。沢田聖子のファーストアルバムに収録されていた曲です。ちゃんと挨拶できなかった夢の中の状況がこの曲のタイトルそのままだったので……

終わることが大切です。

今日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。

居酒屋「2時間だけ延ばされても」

そろそろ東京都も緊急事態宣言の解除が見えてきて、日常を取り戻す動きが活発になりつつあります。夜の飲食店の営業もまずは2時間延長が認められることになるようです。

しかし記事にある飲食店の店長は2時間くらい延びただけでは売り上げの回復には結びつかないと考えているようです。飲むのが好きな人からも「7時や8時まででは酔えない」「何のために飲みに行くのかわからない」といった声が聞かれます。こういう人たちって、一度飲み始めたら見境なく飲み続けるのでしょうね。あたしはそれが嫌いです。

盛り上がったら時間なんか気にしないで飲みたいじゃない、という意見はわかりますが、でも次の日のことを考えたり終電・終バスの時間を考えたら終わりの時間を気にするのが普通だと思います。それを考えずにその場だけの楽しさで羽目を外すことはしたくありません。むしろ、ワッと飲んでサッと終わる、それがスマートで後味も悪くない飲み会だと、あたしは思うのです。

話が飛躍しすぎかも知れませんが、飲み会で何時に終わるか考えもせずダラダラ飲んでいる人を見ていると、戦争の終わり方、幕引きも考えずに泥沼の長期戦にハマっていったかつての軍部や日本政府の姿がダブって見えてきます。

美々卯の閉店を聞いて甲殻類アレルギーを思い出しました

関東の美々卯が全点閉店になるというニュース。

もちろん「美々卯って何? なか卯じゃないの?」という方も多いと思いますが、うどんすきで有名なお店です。あたしも二回くらい行ったことがあります。そこそこの高級店です。

そのうちの一回、もう数十年前の話です。たぶん社会人にはなっていたと思いますが、まだ入社してせいぜい数年くらいのころです。当時のあたしは甲殻類アレルギーを発症していました。

かつてこのダイアリーに書いたかもしれませんが、学生のころから甘エビを食べたりすると気持ち悪くなることが時々あり、当時は体調が悪いのかなと思っていました。社会人になって、世間で花粉症というものが毎年春先のニュースになるようになったころ、あたしも花粉症を発症し、検査を受けたときに医者から甲殻類アレルギーだと言われたのです。

ただし、あたしのアレルギーは比較的軽傷で、エビはダメなのですがカニは大丈夫という極めて中途半端なもの、エビも食べたら常に具合が悪くなるというわけではなく、中華のエビチリとかエビの天ぷらのように十分に火が通っているものは比較的問題なく食べられていました。

さて、その美々卯です。

うどんすきですから、最初はごくごく普通の鍋のようなメニューで、季節柄だったのでしょうか大ぶりのエビも用意されていました。生で食べるのではなく、鍋に入れてしっかり火を通してから食べるのだから問題ないだろうと、さほど警戒感もなく食べてしまったのですが、何が悪かったのか、すぐに気持ち悪くなってきました。

あたしの甲殻類アレルギーは、体が痒くなるとか発疹が出るとか、そういうのではなく、単純に気持ち悪くなる、もっとはっきり言ってしまえば「吐いてしまう」という症状の現われ方をするのがきまりでした。

じきに鍋に伸ばす箸が鈍り、トイレに駆け込んで、それまで食べた料理をすべて戻してしまいました。口をすすいで席に戻りましたが、もうその後は料理を食べる気も起きません。せっかくのうどんすきだったのに……

美々卯と聞くと、その時のことが思い出されます。幸いにも、あたしのアレルギーはその後いつの間にか治って、いまは甘エビのお寿司も美味しくいただいています。

わが家のパソコンが壊れてしまったので……

ウダウダと愚痴めいたことをつらつらと……

わが家のPC、その後も動きません。CD-ROMドライブからの起動や、USBメモリからの起動も試みましたが、ダメでした。わざわざサブのPCで起動用のプログラムをMSのサイトからダウンロードしてBlu-rayやUSBメモリを用意したのですが、どうしてもそこから起動しません。

ということで諦めました。もう8年も使ってきたPCです。そろそろ寿命なのでしょう。最初はWindows7だったのをWindows10にアップグレードして使い続けてきましたが、確かにここ数ヶ月はWindowsのアップデートをすると起動できなくなる症状が出ていて、騙し騙し使っていたようなところがありましたから、いい加減限界だったのでしょう。

それにしても、改めて新しいパソコンを選ぼうとしていろいろと悩みました。金額的なことはもちろんですが、日本の主要なメーカーの一体型デスクトップがずいぶんと減っているということに対する戸惑いも大きいです。ヨドバシやビックカメラなどのサイトを見ても、タブレット型が主流のように見えます。メーカーの直販サイトも同様に感じられました。

時代はノートPCなのですかね? あたしのように、かつてはタワー型のデスクトップPCを使っていた身からすると隔世の感があります。しかし、ノートPCは出張の時にホテルで使っていますが、どうも慣れません。打ち間違いや操作ミスが頻出します。

そして、そういうPCの形状というか、タイプの変化以上に気になったのがHDDが小さくなっているということです。データはクラウドに、という流れなのでしょうけど、「こんなHDDがアプリがインストールできないじゃない」と感じられるものが多いです。特にWindowsのアップデートなどはHDDに十分な空き容量がないと実行できないことがあるので、この程度の容量でよいのでしょうか?

さて、今回逝ってしまったわが家のPCは当時としてはかなり優秀な機種だったと思います。メモリは8GB、HDDは2TBですから、大きな画像や映像を処理するのでなければ現在でも十分なスペックです。なおかつ地デジはもとよりBSとCSのチューナーも付いていて、Blu-rayディスク対応のドライブも付いています。ちょっと使いにくかったので別のものを使っていましたが、標準装備のキーボードとマウスはワイヤレスでした。8年間も大きなトラブルなく働いてくれたのですから大したものです。

それでも、昔からの癖といいますか経験則で、基本的にデータ類はこのPCのHDDにはあまり置いておかず、もっぱらUSB外付けのHDDかネットワークHDDに保存するようにしていましたので、今回のトラブルでも、主要なデータが無事なのが何よりです。

しかし、サブのPCとノートPCは、せいぜいネット閲覧とメールが出来ればよいくらいの状態なので、この状態でいつまで耐えられるのでしょうか?

世間の常識とわが家の常識

連載が修了したという人気コミック『鬼滅の刃』ですが、あたしはこの「鬼滅の刃」という言葉を知りませんでした。いや、正確に言えば、いま現在は知っていますし、それが人気コミックのタイトルだということもわかっているのですが、この言葉を知ったのはせいぜい半年くらい前のことです。

書店に営業に行ったとき、コミックの『鬼滅の刃』が発売日だったかで結構賑わっていて忙しそうな感じだったのでどうしてなのか問うたあたしに書店の人が「鬼滅の刃を知らないの?」という顔で教えてくれたのです。いやー、ちょっと興味の対象外だと、同じ出版という世界にいながらまるで知らないことだらけです。恥ずかしいところです。

ちなみに、その『鬼滅の刃』ですが、いまのあたしはその言葉を知っただけで、そこから少しの進歩も知識の増加も遂げていません。たぶんというか絶対にイラストを見せられてもわかりません。もちろんどんなストーリーなのかも知りません。キャラクターの名前一つ知らないです。

そう言えば、やはり人気の『ワンピース』も読んだことはなく、かなり最近になるまでそのキャラクターを知りませんでした。いまも「ルフィ」という登場人物がいる、どうやら主人公らしいという程度の知識しか持っていません。

いずれにせよ、渋谷あたりで高校生に聞けば「そんなの常識でしょ?」と鼻で笑われそうなことですが、それがあたしの常識なのです。

そして、これはつい数日前のことです。朝の情報番組でクイズを出していました。テレビのリモコンの4色のボタンを押して答えるタイプのもので、朝の暇つぶしに母がよく挑戦しています。

その日は在宅ワークであたしが自宅にいて一緒に見ていたのですが、問題は次のようなものでした、ヨーロッパで大流行したペストは、何と呼ばれていたでしょう。答えはもちろん「黒死病」です。

問題は三択で、「黒死病」の他の選択肢は「亡国病」と「悪魔病」でした。母は自信満々なのか適当なのかわかりませんが「悪魔病」を選んでいました。あたしは驚いてしまいました。ペストが黒死病というのは常識ではなかったのか?

いや、これこそ先程とは逆に渋谷で遊んでいる高校生に聞いたら正答率はどのくらいになったでしょうね。しかし、わが家の常識がある分野に関しては世間の常識とあまりにも差がある、懸隔があるということに気づかされたエピソードでした。