東京で再会~兵馬俑展~

上野の東京国立博物館で開催中の「始皇帝と大兵馬俑展」へ行って来ました。土曜なので混雑を予想し、朝一番、開門を待っての入場でしたが、意外や意外、空いているとまでは言いませんが、思ったほどの混雑はなく、展示品を思う存分堪能できました。

ご覧のように、平成館のエスカレーターもそんなに人がいないでしょ? 土曜の朝一番でこれほど空いているとは! 実は兵馬俑展、それほど人気がないのでしょうか? いやいや、そんなことはないと思うのですけどね。やはり寒くなってきて、朝一番は辛いのでしょうか?

さて上の写真。えっ? 兵馬俑を撮っていいの? と思われた方もいるのかしら? これはレプリカで、ここで兵馬俑と一緒に写真を撮りましょう、そしてInstagramにタグを付けてアップしましょう、というコーナーなんです。今回の展覧会、本物の兵馬俑は10体程度で、あとはすべてレプリカだそうです。まあ、本物が10体も来てれば十分でしょうか?

それにしても今回の兵馬俑展では、これまでの展覧会とずいぶん異なる印象を受けました。

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2015年11月28日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

共謀は言い過ぎでは?

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2015年11月27日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

中国の庶民の気持ち

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2015年10月10日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

人間ではない?

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2015年10月10日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

兵馬俑博物館、あたしはこれまで3回、行ったことがあります!

本日の朝日新聞に中国の兵馬俑に関する記事が載っていました。

そうです。間もなく東京国立博物館で展覧会「始皇帝と大兵馬俑」が始まるのですよね! 朝日新聞も主催者のようですので、だから記事がこれだけ大きく載ったわけで、これからしばらくは記事が続くのではないでしょうか?

となると、展覧会も混みそうです。特に今回は朝日だけでなく、NHKも主催者のようですから、日曜美術館をはじめあらゆるところで宣伝しまくるのではないでしょうか? そんなことしなくても、兵馬俑展ならお客さんは十分入ると思いますけどね。今回は福岡と大阪にも巡回があるようなので、少しは東京の混雑も分散してくれるとよいのですが……

さて、この兵馬俑。あたしは実際に長安、否、西安、いや始皇帝の時代を意識するなら咸陽と呼ぶべきでしょうか、とにかく中国で見たことがあります。計3回訪れています。

最初は1988年です。当時は兵馬俑は撮影禁止だったので、こっそりとコートの中にカメラを隠して撮った写真がこちらです。その当時の旅行記はこちらになります。

その次は2002年の年末。母と妹と行きました。写真はこちらです。最後に行ったのは2007年2月です。やはり母と妹と行きました。写真はこちら、旅行記はこちらです。

こうしてみると兵馬俑博物館の建物は変わらないのですが、周辺がかなり変化したことがわかります。いや、この写真ではわかりにくいでしょうか? さて今、最後に行ってから8年半。となると、現地はもっと変わっているのでしょうね?

でも、たぶん一番変わっているのは中国の物価ではないかと思います。

2015年10月5日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

やはり人治の国?

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2015年10月2日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

この夏は満洲が熱かった?

ちょっと前にこんな本を買いました。まだ読んでいないのですが……(汗)

満洲国を動かした謎の人脈』です。文庫本なので気軽に読めそうです。

が、書店回りをしていたら、こんな本が目に入りました。

満洲怪物伝』です。こちらはソフトカバーですが、一応は単行本です。

どちらも戦前・戦中の満洲で活躍・暗躍した人々を列伝風に取り上げています。前者の方が10人と取り上げている人物は少ないですが、そのぶん一人一人は読みごたえのある分量になっているようです。それに対し後者は一人一人の記述は少なめですが、いろいろな人物が取り上げられています。

目次によると「里見甫」なんて名前も見えていますし、巻末の「巻末企画 満洲人物伝82」を見ると「橘樸」の名前も見えていました。これはこれで案外面白い本ではないかな、そんな風に思います。

それにしても、この夏は満洲関係の書籍がよく出ますね。この二点だって8月や9月の刊行ですから、夏に売ろうという点ではかなり遅い刊行だと思いますが、それでもまだ出るというのは、それだけ戦後70年が大きな節目だと考えられているからなのでしょうか?

2015年9月28日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

隔靴掻痒?

「中国共産党」論』読了。

 

少し前に『ネオ・チャイナ』を読んだばかりなので、それに比べるとあまりの視点の違いに驚きます。日本人読者がそういうところにばかり興味を持つからでしょうか、どうも権力闘争とか人間関係のドロドロばかりに関心が行きすぎているような印象を受けてしまいました。

それにしても本書の副題は「習近平の野望と民主化のシナリオ」で、『ネオ・チャイナ』の副題が「富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望」で、同じように「野望」という単語を使っているのに前者は習近平の、後者は民衆の、という大きな射程の違いがありますね。たぶん、これがこの両書の違いを端的に表わしているのではないでしょうか?

と、腐すようなことを書きましたが、決して非難しているのではありません。やはり中国は政治の国であり、経済よりも文化よりも政治が国を動かしている面が強い国だと思いますから、本書のような分析を必要欠くべからざるものだと思います。なので、両書の違いをあたしなりに表現してみると、中国という家に対して、一級建築士よろしく外から眺め、中に入っては天井裏や床下まで潜って調べまくっているのが『「忠告共産党」論』で、その家に住んでしまっているのが『ネオ・チャイナ』という感じです。

一級建築士には一級建築士だからこその指摘・発見があり住んでいる人には気づかないところに目配りができます。もちろん住んでいるからこそわかるし知っているということも多々あって、やはり中国を見るには、いろいろな視点から眺めないとダメなんだということがわかります。

2015年9月25日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー