三期生Wセンターについてちょこっとだけ考える

たぶん世間はほとんど関心を持っていないでしょうけど、乃木坂46ファンの間では賛否両論、一部SNSは相当荒れ狂っている今回のシングル選抜メンバー発表。あたし自身は一ファンとして、どんなメンバーが選ばれようと応援するだけです。たぶんこの点に関しては多くのファンも同じ思いだと思っています。

もちろん、あたしだって、「あの子が選ばれたのに、なんでこの子が選ばれないの?」という疑問が全くないわけではありません。ただ、選抜メンバー発表って、毎回期待はするけど予想はしないので、結果を淡々と受け入れております。こういうのを「年の功」と呼ぶのでしょうか?

それはさておき、では今回の選抜メンバーについてどう思うのか。以下、興味のない方はもう読んでいただかなくて結構です。あたしが御託を並べるだけですので……

まず、ここまで人気が出てきた乃木坂46ではありますが、世間的に認知されているメンバーがどれほどいるかと言われると、まだまだ「国民的アイドル」と呼ぶにはほど遠い状況です。それでも、このところソロでの外仕事も増えてきて、「へえー、こんな子が乃木坂にいるんだ」と少しずつ認知もされてきているとは思います。

このあたりを加味すると、今回の福神メンバー、大抜擢の三期生を除くと至極順当な人選です。白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥が現時点で福神から外れる可能性は限りなくゼロでしょうし、舞台などの仕事の都合で今回のシングル期間は活動休止ということにでもならない限り、生田絵梨花も福神を外れることはないはずです。

衛藤美彩、秋元真夏、高山一実あたりも福神が確実とは言わなくて選抜を外れることはまずなさそう。生駒里奈、桜井玲香、堀未央奈、若月佑美も副神には入れるかはわからないですが、選抜落ちは考えられないメンバーです。結局、今の乃木坂46はレギュラーメンバーの安定感が抜群で、両A面のシングルを出すとか、3か月連続リリースといった方法でも採らない限り、この分厚い選抜レギュラー陣の壁を崩すのは至難の業だということです。

この状態で世代交代をどう図っていくのか。そしてアンダーメンバーのモチベーションをどう維持するのか。そこが最大の関心事でもあったわけです。ただ、いきなり三期生のセンターとは予想外でした。今回のセンターは二期生の寺田蘭世を密かに期待していました。早くから自分はセンターに立つと公言し、着実に実力を付け選抜にも上がってきたわけで、いまの蘭世ならセンターに据えても全く遜色ないと思っています。むしろ前回のように選抜に入ったのに後列に置いておいたのでは輝かないと感じていました。この子はセンターにおいてこそ輝く、そう思います。

その蘭世が今回はアンダーに落ちました。自作で、いきなり選抜センターでの復活をもう一度期待します。蘭世の場合はWセンターではなく、ソロのセンターで置いて欲しい。そう期待しています。

それにしても秋のドームを境にごっそり卒業するのかしら? まいやんやみさ先輩、万年アンダーの一期生、それに真夏や高山あたりが一気に卒業したら、実力を付けてきた二期生と三期生の新しい乃木坂に生まれ変わるでしょうね。一期生で残っているのは飛鳥、みなみとか、生駒から下の世代くらいかな……