字幕派? 吹替派?

昨日の朝日新聞に映画字幕についての記事がありました。

確かに、吹き替えは読まなくてよい分、映画を見やすくなりますが、実際の俳優の声を聞きたいという気持ちもわかります。もうずいぶん前になりますが、テレビで放映されていた映画の二か国語放送で、あえて吹き替えでなく、実際の俳優の声を選んでみたところ、こちらのイメージしていた声との差に非常にショックを受けたことがありました。

まあ、賛否両論あるのでしょうが、翻訳とか通訳とは違って、映画字幕には映画字幕のやり方、作法というのがあるのでしょう。特殊な能力だと思います。それに、かつては文字(書体)も視認性を高めるために独自のものだったという話をテレビで見たことがあります。

なお、あたしの勤務先では、既に品切れではありますが、『字幕の中に人生』『字幕の名工』という、字幕に関する本を出していました。