総理と同じ?

今朝の朝日新聞です。

 

ノーベル平和賞受賞者・劉暁波さんの容態がかなり重篤なようです。海外での治療を、という声もありましたが、この容態では動かすこともままならないのではないかという気がします。

こんな状態になるまで一切の治療をさせなかった中国政府に対する国際的な非難の声も上がっていますが、『不屈』を読んでいただければ、このくらい中国政府にとっては何でもないことだとわかります。

思い出すのは、周恩来総理です。

彼も晩年は癌に体を冒され、それでも政務、否、激務をこなし、最後の最後まで毛沢東は治療を認めなかったと言います。これって、中国の伝統なのでしょうね。

それにしても、記事にもありますが、この状態でも友人の面会を認めないという頑なな姿勢。胡錦濤時代の後半以来、中国は締め付けが厳しくなっていると聞きますが、いったいどこへ向かうのでしょうか?

2017年7月7日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー