岩波文庫創刊90年だから……

紀伊國屋書店新宿本店で「前川國男とモダニズム建築」というフェアをやっていまして、同じ90周年つながりなのでしょう、岩波文庫の創刊90年を記念してだと思いますが、在庫僅少本フェアをやっています。文庫・新書を中心に単行本も若干並んでいました。いや、12日までの会期なので、あらかた売れてしまったのでしょうか?

岩波文庫が創刊90年というのは、岩波書店の『図書』の臨時増刊号を見て知っていましたが、全部で何点くらい刊行し、現在の稼働点数はどれくらいなのでしょう? というわけで、同店の在庫僅少本フェアも興味津々で覗いてみたわけです。

遅ればせながら駆けつけたあたしが買ったのは以下の文庫と新書が一点。その他にも買いたかったのですが、自宅に持っていそうな気がして、とりあえずメモだけして帰宅しました。

その結果、上の三冊は未購入でしたが、新書はわが家の書架に並んでいました(爆)。メモは文庫と新書合わせて12点ほどでしたが、自宅の書架を確認すると5点は購入済みのものでした。慌てて買わなくてよかったです。

ちなみに、自宅の書架のほんの一部。写っているのはすべて岩波新書ですが、恐らくすべて現在は品切れなのではないでしょうか?

続いては岩波文庫。こちらも品切れのものばかりでしょうか? 右側の焦げ茶色で書名が判読しづらいのは『近思録』と『伝習録』、左の方、『史記列伝』の右側は『抱朴子』です。

さて、会期終了前に未架蔵のものを買いに行きますかね(笑)。