日曜日の朝日新聞から。
まずはフランスの政教分離に関する記事です。こういったテーマですとさすがクセジュです。
『フランスにおける脱宗教性の歴史』『世界のなかのライシテ』といった、そのものズバリといった論考があります。「ライシテ」ってわかりにくいですか? 最近でこそ、この手のニュースでも使われるようになりましたが、政教分離とか脱宗教性という意味の言葉です。
続いては、中国の天安門事件に関する話題。
天安門事件について、日本ではこうして報道されますし、香港でもデモや運動が起こったりしますが、大陸ではそんな事件を知らない若い世代が多くなっています。教科書にも載らなければ報道もさせない、ネットに現われればたちまち削除される、そんな中国の暗部については『中国 消し去られた記録』に詳しいです。ただし『不屈 盲目の人権活動家 陳光誠の闘い』の陳光誠に言わせると、天安門事件はおろか文化大革命ですら終わっていないようです。
続きましてはテレビ東京のウェブサイトです。卓球とテニスを全力で中継してますね。おかげで、「乃木坂工事中」や「欅って、書けない?」が放送中止になって悲しい限りです。
それはともかく、中継を必死に見ている方には『ピンポン』や『ラブ・ゲーム テニスの歴史』がお薦めです。