もう店頭に並んでいるかと思います。
新刊の『ケインズを読み直す 入門現代経済思想』のことです。
あたしも店頭で見ました。ところが、なんとすぐ隣にこんな本が並んでいるではないですか!
中央経済社の『ケインズ 最も偉大な経済学者の激動の生涯』です。あたしの勤務先の新刊より少し前に出ていたみたいですね。ほぼ同時期にケインズの新刊が並ぶとは奇遇です。一方はケインズの経済思想の入門、他方はケインズの評伝ですから、併せ読むとケインズについて理解できるようになる、というところでしょうか?
しかし、イラストのケインズと写真のケインズ、同じ人物に見えますか?
それに、この中央経済社の新刊って、装丁があたしの勤務先の既刊『ガルブレイス 異端派経済学者の肖像』や『アメリカの資本主義』にちょっと似ていませんか? これでは、どれとどれが同じ出版社の本なのか……(汗)