世間一般で情報が拡散される手段として現在はTwitterの影響力が強いようですが、実際のところどの程度の影響力があるのでしょうか? もちろん、かの「PPAP」をジャスティン・ビーバーがツイートしたらたちまち全世界に広まった、なんていう例も知ってはいますが、そこまでの有名人でない場合の影響力です。
あたしの勤務先はウェブサイトの他にTwitterをやっています。あたしがこのダイアリーを書いている時点でフォロワーが36611人となっています。日々、随時、いろいろな情報を発信しているようですが、これが瞬時に36000人からの人に拡散されるということなのでしょうか?
と、推量形式で書いているのは理由がありまして、まず第一に、あたしはこの勤務先のTwitterには一切関知していないので、そして、あたし自身もTwitterをやっていないので、本当のところ、詳しいところがわからないからであります。あらかじめ弁明しておきますと、あたしもTwitterアカウントは持っていますが、このダイアリーやFacebookの投稿が自動的に反映されるように設定しているだけで、Twitterに直接ツイートするということはしていません。なので、誰一人フォローしていないのですが、こんなあたしのTwitterをフォローしている人が87名もいるということに驚きを禁じ得ません。
さて、その勤務先のTwitterですが、「こんな新刊が出ます」とか、「こんなイベントがあります」「書評が出ました」といった発信が主でして、リツイートやイイネが数件付いているものがほとんどで、時々10件以上のリツイートやイイネが付いていたりします。フォロワーが36000人ほどいるのに、リツイートやイイネがこの程度の数というのは多い方なのか、あるいは少ないのか、あたしには判断しかねます。一つ一つのツイートを36000人の人が全員見ているのか、それすらもわかりません。
その一方、あたしの勤務先はFacebookはやっていません。今の時代、FaceboolとTwitter、どちらの方が発信力、影響力が強いのか、あたしにはわかりませんが、大手企業などは両方ともやっているところが多いようですね。そしてFacebookとTwitterをうまく使い分けているところが多いのではないでしょうか。あたしみたいにFacebookの記事をそのまま垂れ流しというのは、実は一番よくない例なのかも知れません。
それはさておき、Facebookには日常的な投稿とは別に「Facebookページ」というのがありまして、あたしはそこで勤務先に関係する情報を発信しています。あくまで「私家版」ですので、公式なものではありません。なので情報が間違っていたとしても責めないでください(汗)。それに内容に関しては勤務先は一切関係ありません。
前口上はこのくらいにして、そのあたしのFacebookページですが、下の写真のようは情報を発信しています。まあ、書評とか刊行した書籍に関することがほとんどで、それほど目新しいものとか、裏情報といったものを発信しているわけではありません。
上の写真は最近の二つの記事ですが、よく見ていただくとわかるように、「リーチ」として100人を超える人に届いているようなのです。この「リーチ」というのが実は何なのか、よくわかっていませんが、とりあえずこの記事をわざわざ見に来てくれた人の数のようです。100を超えることはしばしばありますが、だいたい数十人というのが平均値だと思います。ちなみに、このあたしのFacebookページのフォロワーが259人なので、だいたい半分から3分の1くらいの人が見に来てくれているのかな、と予想していますが、必ずしもフォロワーだけが見ているとも限らないので……
で、更に下の写真です。
これも同じくFacebookページの記事二つですが、古い方(下に行くほど古い記事)はリーチが173人とふだんよりも大分多い人数ですが、新しい方はなんと1280人となっています。こんな数、あたしも初めて見ましたが、それだけ多くの人が見に来てくれたということですよね? とてもじゃないですが信じられません。
で、最終的な疑問としては、TwitterとFacebook、どちらの方が拡散力、影響力があるのかな、ということです。もちろん有名人がやっているかどうか、大企業なのか零細企業なのか、人気タレントが話題にしているかどうか、いろいろな要因が影響するのでしょうが、普通に一般的な企業がTwitterをやるのとFacebookをやるのとでは、どちらの方がより宣伝効果が上がるのでしょうか? やはり、多少は気になります。