二番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる

新ドラマの番宣でしょう、テレビで波瑠ちゃんをよく見かけますね。

波瑠ちゃんは大好きなので、それはそれで嬉しいです。その波瑠ちゃんが出演するドラマがTBS系の「あなたのことはそれほど」です。学生時代にずーっと好きな人がいて、今でもその人のことを引きずっていて、でも占い師には「二番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」と言われ、勤務先で知り合った申し分のない人と結婚することにした、という役柄。ドラマですからそれで終わるわけはなく、結婚した後に、その学生時代の思い人と偶然再会することになるわけで、二人の間で揺れ動くのでしょう。

あて? これって、今どきの若い人はご存じないかも知れませんが、ある程度の年齢以上であれば、同じくTBS系のドラマ「ずっとあなたが好きだった」を思い出しませんか? あの社会現象とまで言われた「冬彦さん」を生みだした伝説のドラマです。あのドラマでは賀来千香子演じるヒロインが佐野史郎演じる冬彦さんと結婚するものの、かつての恋人・布施博のことも忘れられなくて……という話ではなかったでしたっけ? あたし、実はそのドラマ見ていないので詳しいことはわかりません。でも、基本的なディテールは同じではないでしょうか?

まあ、それはともかく、ドラマや小説などでは結婚してから昔の恋人が現われて、というストーリーは昔からよくある話です。「運命の再会」なんて言われます。まあ、卒業したら、まず再会することはないから「運命」などと呼ばれるのでしょうね。

しかし、昨今のSNSの隆盛を見ると、昔の友人との音信が復活するというのはそれほどレアなことでもないような……。Facebookを始めたら学生時代の友人から連絡が来て久しぶりに同窓会をやることになった、などという話もよく聞く話です。

が、「レアなことでもない」「よく聞く」と書きましたが、少なくともあたしには起こったことはありません。もちろん、SNSに頼らない、まさしく「運命」の再会もありません。かれこれ10年以上、いやたぶん20年から30年近くホームページをやっています、それも本名で。なのに、クラスメートからメールが来たのは2回だけ。それすらもう20年以上前、TwitterとかFacebook、あるいはミクシィなどが流行る前の話。

これだけ人を探しやすくなった時代なのに、この20年以上、全く連絡が来たためしがないというのも、あたしがどれほどクラスメートの記憶に残っていないのか、ということの証しだと思います。あるいはどれほど嫌われていたのか、ということかもしれません。

かといって、いまさら会いたいわけではないですし、たぶんFacebookなどに連絡が来ても無視して終わりだと思います。それでも、偶然の再会したい、と思っている人が一人だけいます。どうしたら再会できるのでしょう?

やはりドラマのように、まずはあたしが意に沿わない人と結婚してみるしかないのでしょうか?