『鬼殺し』を読んでいると欅坂46が思い出されるあたしって、根っからの欅オタなのかしら? それでも欅坂と乃木坂、どっちが好きかと問われれば、乃木坂と答えますけどね

鬼殺し(上)』が読み終わりました。でもまだ半分です。『鬼殺し(下)』が残っていますが、楽しみです。

 

感想は別途書くとして、この作品の主人公の一人に汽車があります。汽車ですから「一人」という表現はおかしいですが、でもそれくらい人間臭さを感じると言いますか、立派な登場人物になっていると感じられます。そもそも本書のカバー画を見ていただければ、汽車が大事な役回りを演じていることは予想されますが、更には満鉄特急あじあ号などもチラホラしております。

だからなのでしょうか、読んでいると、欅坂46のこの曲が頭の中で再生されるのです。

3枚目のシングル「二人セゾン」のカップリングで「大人は信じてくれない」という曲です。このMVに汽車が印象的に登場します。実際の汽車として形状はこのMVに登場するものと『鬼殺し』とではまるで異なるのですが、身近なところに連想は働きますから、あたしの場合は欅坂のこのMVに行き着いてしまうわけです(汗)。

しかし著者・甘耀明さんの最初の邦訳は『神秘列車』と言い、タイトルに列車が入っているだけでなく、その装丁画も汽車ですから、よっぽど汽車とは縁のある作家なのかと思いきや、先日の来日イベントでは、「自分は決してテツ(鉄道オタク)ではない」とおっしゃっていたのが印象的でした。