あたしには、タラレバなんて無い!

人気コミックの『東京タラレバ娘』がドラマ化されるそうで楽しみです。

  

  

「第6巻」まで刊行中で、まもなく「第7巻」が刊行になるようです。

ドラマは吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が主役の三名を演じるわけでして、まあ、コミックと実写を同列に論じてはいけませんが、コミック版の「そこそこきれいなんだけど、なんかちょっと残念」な感じが、この三名で醸し出せるのか、そこが鍵になるのではないでしょうか?

この「たられば」、あたしなどが説明するまでもなく、「あの時、あーだったら、もっと、こーしてれば」という後悔先に立たず之女たちの、ああでもないこうでもない生活を描いたものですが、実際にこういう人って多いのでしょうか?

あたしは、もうこんな歳になってしまいましたが、これまで「たら、れば」と思ったことはありません。いや、大学生のころとか、20代前半くらいまではちょっと思っていたかも知れませんが、その後はまず思いません。

逆に、あたしはこう考えます、たとえ、あの時ああしていたとしても、結局今のこの状態になっていたはずだ、と。

運命論じゃというつもりはありませんが、どんな選択をしたとしても、結局はこうなるものだ、という諦めに似た気持ちを、この数十年は抱いているので、「あの時ああすればよかった」的な感傷に浸ることはないんです。

でも、キットこのドラマは見ます!