新刊『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ』の調子がよいです。いかにも悪人という面構え、一体誰が買っているんだろう、という気がします。ただ、ヒトラーの周辺人物としてそれなりに名前は知られているのに、彼の伝記というのは残念ながら日本では刊行されていません。数多あるヒトラー本、ナチス本、第三帝国本の中でちょこっと触れられているのがせいぜいでした。
ところが思わぬところで、ハイドリヒに関わる本が出ていることを教えてもらいました。『HHhH』です。
で、上の写真は紀伊國屋書店新宿本店の2階、海外ノンフィクションの棚です。『ハイドリヒ』と『HHhH』がしっかり並んでいます。この『HHhH』を読むと、ハイドリヒについて知りたくなってしまうそうです。うーん、知りませんでした。
さて、下の写真も同じく新宿の紀伊國屋書店。実は上の写真のお隣なんです。
新刊『わたしはこうして執事になった』の横に並んでいるのは、『おだまり、ローズ』です。著者はどちらもロジーナ・ハリソン。前著が仕えた奥様とのバトルが中心だったのに対し、今回のは彼女が見聞きした執事たちの物語です。
そうそう、NHKで「ダウントン・アビー」のシーズン5の放送がまもなくですね! 本書も二冊揃えて、また売れそうです。