『オはオオタカのオ』が、本日の日本経済新聞で紹介されました。
父を亡くした著者、その心の空白を埋めてくれたのが飼っていたオオタカだったというノンフィクション。一見すると動物セラピーのような感じにも思えますが、ちょっと違うようです。治療という側面は弱く、自分の生き方を見つめ直す、という感じでしょうか?
似たようなものとしては、好評だったノンフィクション『哲学者とオオカミ』が思い出されます。
こちらは別に心の空白を埋めたわけではなく、飼っていたオオカミの生き様からいろいろ考えさせられたというところです。
両書とも、配本された当初は本屋さんの「動物」のコーナーに置かれていたかもしれません。それはそれで間違っていないのですが、この手の本は「ノンフィクション」とか「生き方」といった棚に並べてもらった方がよいのではないか、とも思います。これを機会に是非よろしくお願いします。