昨晩の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」は「日本全国ライバル都道府県大集合」というテーマでした。
いろいろ出た話題の中で、地方へ行くとテレビの民放が東京よりも少ないというのがありましたが、これはあたしも時に経験します。
大阪や名古屋など大都市であれば、局数はまず同じです。ですから、問題は「東京の4チャンネルはこっちだと何チャンネルになるのかな?」などとテレビ番組表を眺めながら、局の対応を判別することです。ただホテルの場合、たいていは東京とその地方の局対応表のようなものが部屋に置いてある(テレビの使い方、有料放送の見方などと一緒に)ので迷うことはほとんどありません。それに、最近のホテルのテレビはテレビ自身に番組表が内蔵されていますから、ますます楽になりました。
が、そうではない地域へ出張などで出かけると、東京の局がすべて揃っているわけではなく、ある局に東京のTBSとフジが混在しているようなところもありました。うーん、系列局って意外と垣根が低いのですね。
さて本題である、県ごとの対抗意識。あたしのような東京生まれ、東京育ちには理解できない意識ですね。
そんな中、北陸三県の対抗意識が面白かったです。あたしも思っていたのですが、北陸三県と言った場合、多くの人が「富山・金沢・福井」って言いませんか? 県で言えば「金沢」ではなく「石川」ですよね? でも多くの人が「(旅行で)金沢へ行く」とは言っても「石川へ行く」とは言わないのではないでしょうか?
もちろん、福井や富山だって、果たしてその意味するところは都市としての福井や富山なのか、県としての福井や富山なのかわかりづらいですが、少なくとも北陸三県で県庁所在地の都市名と件名が異なるのが石川県だけなので、こういったことが起きるのだと思います。
ちなみに、県名を言う場合、「岩手」とか「京都」とか「香川」とか「東京」とか、何が言いたいかと言いますと、「県」「府」「都」の部分は省略して呼ぶことが多いですが、なぜ「北海道」だけは「北海」ではなく「北海道」と「道」まで付けて呼ばれるのでしょうか? 語呂の問題なのでしょうか?
閑話休題。
「さんま御殿」ですが、他にも四国の香川と愛媛、山陽の広島と岡山の対抗意識も笑いながら見てしまいました。ちなみに、あたしの知り合いの岡山出身者曰く、「岡山は大きな田舎、広島は小さな都会」なんだそうです。