先日WOWOWで放送されていましたね、「悪魔のいけにえ」の公開40周年記念版。ついつい見ちゃいました。
それにしても、たぶんこれが最初、あるいは最初期の作品なのだと思いますが、登場人物(たいていはバカな若者)が数名で旅行をしていて、いつのまにか殺人鬼のテリトリーに入ってしまい、一人また一人と殺されていくというストーリーは、この手のホラーの定番ではないでしょうか。
こういう作品を見たときに必ず思うのは、「もし狙われたのがこんなバカな若者ではなくて、ブルース・リーとか、ジャッキー・チェンとか、あるいはジョン・マクレーンだったらどうなっているんだろう?」ということです。少なくともあんな簡単に殺されるということはないでしょうね。
たぶん展開としてはシュワちゃんが主演した「プレデター」のような感じになるのかしら、とも思います。そうなると、結局は殺人鬼も倒されないのでしょうかね?
ただ、こうした殺人鬼、全くの人間である場合と、ジェイソンやフレディのように人間ではなくゾンビ化している場合とがあり、さすがにジャッキー・チェンでもゾンビとは戦えないのではないかと思います。ジェット・リーなら勝てるかしら?
と、わかりやすい(?)ように洋画などの俳優を並べてみましたが、実はあたしが本当にイメージしているのは別な人物です。最初に挙げた「悪魔のいけにえ」でもそうですが、だいたい殺される側のグループというのは6人から8人くらいです。その他にも行きがかりで殺されてしまう人もいますが、とりあえず旅行をしている仲間としてはそんな人数が相場です。
で、思い出すのが水戸黄門主従です。ジェイソンが襲ってこようが、レザーフェイスが襲ってこようが、助さんと格さんがいれば問題ないでしょう。いざとなったら弥七もいますし。八兵衛だけが不安要素ですが、たいていはご老公か由美かおる(お銀)のそばにいて助けてもらえるので、なんとか生き延びるのではないかと予想します。
とまあ、あたしはホラー映画を見ていると、たいていはそんなことを考えながら鑑賞しています。